ゴールデンウィークも(世間では)3日目。昨日は晴天、今日は曇りがちながら、いずれも少し動けば汗ばむ陽気。庭先ではポポーが咲き、ユズには蕾が上がる。キイチゴたちも次々に咲いている。
先月末のモミジイチゴ(Rubus. palmatus)の直後、27日には、カジイチゴ(R. trifidus)が開花した。例年の先走り開花はなかったものの、よく蕾も着いている。これから長い長い開花結実期が続く。
キイチゴ類は一般に、春先にシュートを出し秋までに成長を終えて冬芽で越冬、翌春に開花結実した後枯死する。中には今年枝に咲いて実るものもあるが、いずれにせよシュートの寿命は1年あまり。ところがカジイチゴは、結果母枝がさらに翌年まで残り、開花するものもある。