エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)
全体に赤い毛、赤い棘が多いが、シュートの中ほど以下では意外と白っぽい。
カジイチゴ(R. trifidus)
カジイチゴは2月10日にもう咲き出した。先走った花は、左のように雌蕊不良のものが多い。右はもっこりと雌蕊が付いている正常花。本格的に咲き出すのは3月に入ってから。他の種でも、元気が悪いと雌蕊が無いことがよくある。カジイチゴやクサイチゴは、雄蕊が全開になるため判りやすい。
撮影は3月13日。
クサイチゴ(R. hirsutus)
クマイチゴ(R. crataegifolius)
コジキイチゴ(R. sumatranus)
クマイチゴに劣らず棘がきつい。ただこちらは、他の植物にしな垂れかかるため、という理由も兼ねる。
ナワシロイチゴ(R. parvifolius)
ニガイチゴ(R. microphyllus)
3月27日開花。撮影は4月6日。バライチゴ(R. illecebrosus)
ヒメバライチゴ(R. minusculus)
小振りな姿ながら大量の蕾が着いた。花はクサイチゴに酷似。
湖西市で初見、採取したが、愛知県民の森にもたくさん生えていた。
現在の様子。かなり歯抜けで受粉がうまくいってない。モミジイチゴはうまくいっているので、虫がいないということはない。採取したのが一株だったせいか。フユイチゴ(R. buergeri)
鉢置き場の下草になっているフユイチゴ。新芽が盛大に伸び、鉢より這いあがらんばかり。
モミジイチゴ(R. palmatus)
19日撮影。キレハ株は八分咲きといったところ。
雑種:カジコジキ(R. trifidus × R.sumatranus ※※)
コジキカジと変わらないが、成長は悪い。20cmに満たない状態。
雑種:コジキカジ(R. sumatranus × R.trifidus ※※)
3出複葉が基本で、それぞれが割れる形の葉。頂葉はほぼ3裂しており、側葉が2裂しつつある。ブラックベリー系で見られる形に似る。
雑種:カジモミジ(R. trifidus × R.palmatus ※※)
オオモミジイチゴと呼びたいような芽や葉。やや掌状気味になってカジに近くなっている葉も見られる。毛はなく棘はまばら。シュートは現在60cm。
頑強さは劣り、特に前年枝は自立ができるかどうかのギリギリの状態。雨に打たれれば枝垂れてしまう。
花は咲かなかった。
冬芽はしっかりしていたが、花は咲かなかった。こんもりと茂った状態。シュートも5cmほどのものが出ている。葉の色は濃い緑、茎は赤。棘はあったりなかったり。毛はない。
雑種:トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)
根詰まってきたトヨラクサイチゴ。4月6日開花。11日撮影。蕾のみ6日撮影。花だけでは、クサイチゴやヒメバライチゴとの区別は難しい。
雑種:ヒメカジイチゴ(R. × medius)
カジモミジ1号株は、明らかにヒメカジイチゴの特徴なのでここに移設。
授粉した若実はつぼむ。ニガイチゴの血によると思われる。
現在シュートが50cm。茎葉の様子はニガイチゴそのもの。
ブラックベリー・エバーグリーン(R. laciniatus ※)
前年の葉がわずかに残り、冬芽がようやく動き出したところ。現在5cmほど。
ブラックベリー・ソーンフリー(R. fruticosus ※)
小枝は10cmほど、頂部に複数、脇にひとつずつ蕾を着けている。
ボイセンベリー(R. ursinus × R.idaeus ※)
半数ほどが虫害に遭う。バラの蕾が全滅しており、バラゾウムシではないかと想像。
ラズベリー・インディアンサマー(R. idaeus ※)
ラズベリー・ファールゴールド(R. idaeus ※)
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
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