2021/11/30

キイチゴ雑種たち


2021/11/12 露地のビロードイチゴ
超長期の梅雨(後に訂正)のあとは日照り、などあった今年だが、10月半ばにストンと気温が下がると順調に季節は進んだ。最近は一桁の最低気温の日が続く。

鉢で維持するまでもないか、という者たち数鉢を5月末、露地に下ろした。そのうちのビロードイチゴRubus corchorifoliusビロードモミジの失敗作、自家受粉と思われる)が咲き出した。
特段暖かい場所というわけでもない。何かしら撹乱があるとビックリしてしまうのか。

一部、花の様子がモミジイチゴR. palmatusっぽいものもあったが1花のみ。今日もまだダラダラと咲き続け、蕾も膨らましている。

今年の4月。このきなんのき掲示板で、謎のキイチゴのスレが立っていた。所長の結論は「ビロードモミジイチゴR. corchorifolius × R. palmatus」だった。
貼られていたその3枚を拝借してまとめたものを貼っておく。ビロードイチゴともモミジイチゴとも、もちろん上記の株ともだいぶ異なるよう。


11/8 ビロードモミジ
この春、再チャレンジしたもの。木陰で浅い腰水に浸かっている。

134粒播いてとりあえず5つほど発芽。発芽本番は来春と思われる。
11/8でこの状態。現在も大差ない。冬が越せるか微妙なところ。成長も遅い気がする。





【 和名、学名の出典等について 】
  • 標準和名や学名は、基本的に「YList」ページを採用する。
  • Ylistに掲載のないものは、 Wikipediaの「キイチゴ属」ページのものを使う。これには「※」を付す。
  • 交雑種名は、特に著名と判断したものはそれを使う。それ以外は独自名を付す。和名は両親から「イチゴ」を取った合成名、学名は両親を「×」でつないで連名とする。いずれも母体を先頭にする。
    • 例:カジイチゴR. trifidusを母体にコジキイチゴR. sumatranusの花粉を付けたもの → カジコジキR. trifidus × R. sumatranus
  • 雑種は、入手個体を「F1」とみなす。特に必要がなければ「F1」とは記載しない。その子は「F2」となる。たとえばファールゴールドの実生は、「ラズベリー・ファールゴールドF2」と記す。
  • 同種が複数株ある場合は、和名の後に番号を付す。従前1株だったものは、それを#1とする。

7 件のコメント:

  1. 突然ですがそちらのコジキイチゴに余剰がありましたらR.probusと交換していただけませんでしょうか
    実生苗から挿し木したもので画像はしょくぶつ板に上げてありますのでご参照ください
    http://zip.2chan.net/z/src/1638973924782.jpg

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  2. 手持ちのコジキイチゴは絶えました。挿し木したものも結局枯れました。
    カジとのF1は生きてます。F2も生きてますが、根をやられたか、ちょっとやばそうな状況です。F2かF3か不明なものが去年生えましたが、やはり枯れました。
    コジキは、自生地でも同じところにずっと生えてはいないので、そういうものかなと思っています。

    送り先を教えていただければ、来年の果実ならお送りできるかもしれません。4種郵便で送ることになると思います。
    外国産種、面白そうではありますが、とりあえず国内種相手でも兵站が伸びきっている状態ですので、今回は遠慮させていただきます。ありがとうございます。

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  3. そうそう、鉢底から逃げ出した株もあったんですが、これも5年かそこらで絶えました。
    嫌地のような現象があるんですかね。若しくは根から何か忌避物質が出ているとか。

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  4. ありがとうございます
    ぜひ挑戦してみたいと思います
    連絡先についてはこちらのTwitterアカウントは@ddel_iです
    メールの方が都合がよろしければしょくぶつ板の当該スレに貼っておきますのでよろしくお願いいたします

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  5. 承知しました。
    あまり期待しないでお待ちください。

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  6. 5/13にメールしましたので、まだ入用でしたら返信ください。
    都合が悪ければ、このコメント欄でも構いません。個人情報がある場合は公開しません。

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  7. メール再送してみました。

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