前回は、PIC12F675の出力5ピン全てを使って、中華HC595の動作確認をした。無事確認できたわけだが、実働でこれだけI/Oを使っては割に合わない。
普通は全機能使うわけではないので、多少の制限は我慢しつつ少ないピンで駆動する方法、これをいくつか考えてみた。ものぐさなので、追加部品も最小限にしたい。
なお、74HC595のデータシートは、東芝製を代表として参考にしている。
● (A):2ピン使って「動作まる見え」版
シフト状況がパラレル側に筒抜けの、74HC164のような動作になる。
47kΩの抵抗1本を追加している。
この抵抗とICが持つ入力容量とで、RC遅延回路(CR回路、積分回路などとも)を構成し、SCKの数100ns後にRCKが出るようになっている。