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採石場(遠州砕石)の頂上付近から
今年もダイヤモンド富士に挑戦。

いままで(2014など)は天竜区春野町からだったが、今回は北区引佐町いなさちょうから。一昨年や昨年も、挑戦はしたものの成就していなかった。
見える南限の地なので、太陽が最も北にある夏至(6/22)のころの僅かな期間のみになる。

じつは他にも能書きはあって、浜松市内では天竜区以外では唯一、北区引佐町でのみ見られる。
また、静岡県内で最遠のダイヤモンド富士でもある。県内最南端、ともいえる。

写真は、左手が浅間山の裾野。太陽付近に富士山があり、右手の木々の間に、浜松風力発電所の風車列が見える。富士山までの距離は、カシバード直線距離計測で117km。


カシバードで見え方を確認
静岡・愛知県境から富士山までの距離は120kmほど。ダイヤモンド富士の定義を「富士山頂から日出がある(一番に出なくてもよい)こと」とすれば、標準気差では陣座峠あたりが見られる南限になる。

ただし、以前の検証から考えると、気差は1.4~1.5ぐらいが妥当ではないかと予想。その条件では、もう少し北よりでないと外れてしまう。
先日、近隣散策したときに、採石場のてっぺんから見えそうなことを確認していたので、そこで眺めることにした。


ダイヤモンド富士@浜松市北区引佐町
少々山道を歩くので、機材はファミスコ60Sを使った軽装とする。K20mmを介したコリメート撮影でf=900mm相当。デジカムはDVS2500HD。
同時に、デジカメ(Caplio R2)でもインターバル撮影をしておき、135mm相当でのタイムラプス(微速度撮影映像)とする。撮影間隔は5秒。

このころは梅雨の真っ只中。前日も雨で、地面が濡れている。富士山にはずっと傘雲がかかっていた。
日出時の山頂は雲のなかで、それとは別に脇から出る瞬間だけが見られた。
観測計測には残念な状況だが、眺める分には面白みがあっていい。

計算上は、この前後数日間は位置的には見られたはず。準備はしていたが、実際に見られたのはこの日と翌々日のみ。
翌々日は靄が濃く、富士山はまったく確認できず。日出時にシルエットが見えたものの、拡大撮影には失敗。富士山定点カメラで確認すると、その日も歪な雲が頂部にかかっていた模様。


なお、映像の表示時刻は、手違いがあって精度は高くない。手は尽くしたが、数秒スケールでずれている可能性がある。


2015/7/28追記:

MediaInfoというツールにより、映像ファイルの撮影日時が秒まで判明。これより計算すると、公開した映像の時刻表示は、2.8秒±0.5秒ほど進んでいることが判った。
よって、太陽が見え出した時刻は、4:44:31.7ごろとなる。

●  ●  ●

通常は、ダイヤモンド富士撮影後、同じ映像ファイルにGPS時計を映し込んでおく。日時は、これを元にAviUtlであとから焼きこんでいる。
今回は映し込む前に撮影を終了してしまったため、正確な時刻が判らなくなってしまった。直後に別映像で、GPS撮影は行っていた。また同時に、タイムラプス用に5秒間隔でインターバル撮影もしていた。

映像ファイルなどには、撮影時日時が書き込まれているはずだが、Win7では「秒」までは見られない。JPEGファイルの情報は、Exif Quick Viewerで見られたので、インターバル撮影の「太陽の出た直後」画像から時刻を得た。
ただ、Caplio R2の内蔵時計は秒レベルの確度はない。そこで、GPS時計をひたすら撮り、時刻の切り替わりが写った画像から内蔵時計の誤差を求めた。さらに、それを数日にわたって行うことで、内蔵時計のズレの経時変化も確認し、撮影当時のズレを推測した。
これらのデータから、インターバル間隔の5秒程度の精度(中心時刻±2.5秒±α)は得られた、と判断した。

今回は、GPSを撮った別映像から、撮影時のデジカムの内蔵時計のズレを計算し、それをダイヤモンド富士の映像に当てはめた。2.8秒は想定のズレの一番外れのあたりだが、ほぼほぼ計算どおりといってよさそう。

ちなみにCaplio R2は、電池を抜いても時計は生きている。一方DVS2500HDは、電池を抜くと停まってしまう。不揮発メモリには残るようで、エネループ充電時間分ずつズレていく。
当時3万円超のデジカメと、実売1万円未満のデジカムとの差、というものか。

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