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本州の折れたあたりより南に分布する、常緑蔓性のキイチゴ。林縁の林床にごく普通に見られ、真冬に実る風変わりな種。

ミヤマと付いても深山にあるわけではない、ミヤマフユイチゴ(Rubus hakonensis)。そしてとてもよく似た、フユイチゴ(R. buergeri)。専門家の手にかかれば訳ないのかもしれないが、この両者の区別は難しい。

手元の図鑑(フィールド版・日本の野生植物・木本 /平凡社)を紐解いてみると、茎が無毛か多毛か、葉が広卵形か卵円形か、鋭尖頭か円頭か、で分けられている。前者がミヤマフユイチゴ、後者がフユイチゴの特徴で、また後者には萼に長毛があるという。

 


乾かない水滴
先月19日の台風4号は、浜松西側を通過したため、結構な風雨が襲った。場所によっては翌日まで停電、一部には避難勧告が出るほどだったが、本体通過後には一気に静かになった。

小止みになって外を眺めると、赤やオレンジが煌いている。赤は消防の赤色回転灯、オレンジは電柱の放電だった。
電柱や鉄塔の碍子近辺から、ジリジリという音とともに、オレンジ色の火花が見える。1時間もすると治まったが、塩水をかぶるとそういうことが起きるらしい。
吹く風は重く暖かい。ぱらつく雨に当たると、ベトついた。

 


無我夢中でマタタビ新芽を齧る
マタタビの敵はネコだけではなかった。

かつては、電気柵をこしらえざるを得ないほど盛況だったが、最近はネコ自体をあまり見なくなった。
平穏な日々を送っていたが先日13日、新芽を食い荒らされる被害が出た。このあたりは、アオドウガネがとても多い。葉の被害、根の被害というと、まずこいつを疑うが、今回はレースをまとった緑の住人、クサカゲロウだった。

 


6/13 カラフルな収穫。
いろんなことがありすぎて、開花記事から2ヶ月も空いてしまった。

今年は施肥量を倍増した。キイチゴ類は基本的に、8号菊鉢に赤玉土+腐葉土で植えてある。緩効性化成肥料(カインズPB、10-10-10-1)のみ使用し、4粒/2ヶ月のペースで与えてみた。
1粒は1gをわずかに切る大きさ。袋に書かれた推奨量は、8号鉢では元肥8g、2ヶ月ごとに追肥1/3。結実期でもあり、おおむね推奨量と見ていい。

写真は1日分の収穫。虫出しの後、水を切って冷凍保存。用途は追々考えるつもり。

 


一昨日撮影、2回目の結実。
いつもよりやや多め(5号鉢に3g@2ヶ月程度)の施肥が効いたのか、今年のカラスビシャクはよく実る。

開花記事のものがひとつふたつ実り、その後あらたに咲いたものが、さらに大量に結実している。おおよそ、開花を見てひと月あまりで熟す。

毒々しい色のマムシグサ類とは違って、熟すと全体が黄色味を帯びる。タネを下にして全体が倒れていき、やがてポロポロと落ちていく。
マムシグサ類は、口にすると猛烈な刺激があるという。見た目穏やかなカラスビシャクも例外ではないらしい。

 


このあと、もっとびっくりしたかも……
とある掲示板に貼られていたネタ。


今日、日本の下半身が、あらかた梅雨明けした台風7号が去れば九州も明けそうだが、ともかくここのところの九州は、ものすごい雨だったらしい。

報道映像を見ると、橋の腹を濁流が洗い、踏ん張っている堤防の上をだくだくと溢れ出ていく。道路なのか川なのか判らない。そんなレポートの中で流れたと思われる画が、一部でちょっとだけ話題になった。

 

今日は夏至。最も日が長く太陽も高いはずのころ。梅雨前線の只中におり、台風4号上陸、5号の成れの果てが明日接近、などという状況では、まったく感じられない。金環日食からも1ヶ月が経った。月は1周して、新月を過ぎている。

……などと書き始めるつもりが、事情によりかなり後ずれしてしまった。


野辺山電波ヘリオグラフの撮影
金環日食関連ネタでは、より正確な太陽直径が発表された。かぐやの観測結果とベイリービーズの見え方から、暫定値ながら696,010km±20kmとされた。誤差の範囲が、従前の±500kmから一桁改善されている。

可視光での観測は多くあったが、電波での観測結果も発表されている。

 

PAPARAZZIが出たようだ。このソシの新曲は、MR.TAXIに続いて日本語版先行のよう。
このMVのほか、別のダンスバージョンSingin' in the Rainに乗せた演劇仕立てのものもある。

まず、ピンクのロンググローブが目に映える。モノトーンの衣装が、それを引き立たせている。
「公式色」という、パステルローズピンクだろうか。

日本デビュー曲のGenieは、足踊りで衆目を集めたが、今回は手踊りな風。一見して、あーもしかしたら……と思ったとおり、振り付けは、あの仲宗根梨乃氏。
次々と展開されるフォーメーション、多彩なソロ。衣装のせいか、手先指先に目がいく。やる方は大変そうなパフォーマンスだが、見ていて飽きない。

 

【 2014/10/18追記 】

この記事公開後まもなく、YouTubeの仕様が変わったようで、ブラウザのキャッシュに残らなくなった。
この古い記事にも、いまだにアクセスがあるようなので追記しておく。

仕様変更後、しばらくは為すすべがなかったが、最近はいくつかの方法が知られている。
ググればそれらの情報は掛かる。が、検索トップにランキングされ、もっとも便利と思われていたサイトが大きく下がるような事例も見かけた。
上位でヒットしたサイトなども試してみたが、なぜか遅くて使えない。いまのところ、渡る世間は아잉♡記事の後半で触れている、2つの方法が「使える」と考えている。それ以外を使うメリットを感じていない。



YouTubeの映像ファイルを得る方法についてググると、それ用のアプリを使ったり、特定webサイトを使ったり、というやり方が上位に来る。YouTubeの映像ファイルは、ブラウザのキャッシュ内に保存されていることはよく知られている。目の前のPCのHDD内にあるのに、なぜそんな回りくどいことをするのか解らない。
ちなみに、480p以下はFLV形式、それより大きいHDの付いた解像度ではMPEG4になる。MPEG4では、videoplayback[1].mp4のようなファイル名になる。

キャッシュファイルの入ったフォルダの場所は、普段使いのIEにおいては、[ツール(T)]-[インターネット オプション(O)]から「インターネットオプション」ダイアログを開くと判る。バージョンによって微妙に文言が違うが、IE9では、そのダイアログ内の、[全般]タブ-閲覧の履歴[設定(S)]ボタン-(ダイアログ開く)-[ファイルの表示(V)]ボタン、これでフォルダが開かれる。たいていは映像ファイルが一番大きいので、「サイズ」を降順にすれば見つかる。

 

やむをえない事情により、10年選手のPen4 PCを更新した。フルHDのMPEG4が普通に動き、カシミール3Dの「撮影」がするすると進む。MS-ICEのように、旬なPCに合わせて重くなっているアプリもあるが、総じて快調。
OSはWindows7 Professional 64bit版。メモリをふんだんに使うには64bit版である必要があり、また互換性のない旧アプリのための「WinXPモード」はPro以上、ということでこのバージョンとなった。

Internet Explorer 9にも、32bit版と64bit版がある。64bit版の方がいいのかとしばらく使っていたが、アドオンなどが入らない。MSのサイトを見ると、どうやら32bit版が基本なのでこっちを使え、ということらしい。

ブラウジングも軽くなり、重くなって捨てていたGoogleツールバーも導入。
特に難サイトもなく快適に過ごしていたが、どうもGoogleだけが重い。検索結果がなかなか確定せず、リンクがクリックできない。結果のサイトから戻るのには、さらに時間がかかる。結果表示を100件から50件に減らしても、ほとんど効果なし。せっかくのi7マシンなのに、検索結果に戻るだけで10秒以上かかるのではやってられない。やっきりこいて、でもやっぱりGoogleで検索してみた。

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