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あれから9年も経ったのか……

匿名でコメントをいただいたあの時はまだ、初期メンバーの黒井沢株も生き残っていた。翌年には旅立ってしまい、僅かに出た自家授粉と思われる実生も絶えてしてしまった。
このハスノハイチゴRubus peltatusを片親とする雑種が、浜松の酷暑にも耐えて開花に至った。生存はひと株のみ。

ちなみに花粉親は、秋葉山第2駐車場向かい(標高840m)に自生していたモミジイチゴR. palmatus。このあたりの季節は、平地よりひと月あまり遅い。

 

冬芽がほころんだ、書かねば。蕾出た、書かねば。発芽した、書かねば。
雪が降って間もない頃から思ってはいたが、一向に進んでいなかったので一挙放出。

雪の選挙から1週間あまり。ふと見ると、コジキカジRubus sumatranus × R. trifidusの冬芽が展開し始めていた。

 

昨日は久々の本降り。これで畑も一安心。
11月は例年の1割しか降らなかった。今月も予報が外れて空振りつづき。
一般には10mm降ればしっかり潤う、と言われるが、ひと月通しても足りてない。この寒い時期に水タンクの補充も考えたほど。

クリにつづきカキも実りを迎えた。
やや病斑はあるものの、安っすいジマンダイセン2回でコレなら十分だろう。現在は葉も実もなく、剪定を待つばかりの坊主になっている。
収穫半ばの写真だが、すでにハクビシンとの取り合いになっている。代が替わったか、今年の食い方はややぞんざい。

 

今年の夏は、平年より2~3℃暑かったらしい。そのせいか、畑の実りも1週間ぐらい遅れている雰囲気。いつも秋分はてんてこ舞いなのだが、今年は穏やかな中気となった。
もっとも、縮伐の失敗で収量が減っている可能性もあるが……

先々代より引き継いだ畑だが、品種が判らない。
特徴的な銀寄を基準に、色、形、時期などから見当をつけようと試みているが、3種類なのか4種類なのかそれ以上なのか、そのレベルで判っていない。

誰か教えてください。

 

あー、今年も40℃か。昔は体温越えなんて滅多になかったのに、盆明けからほぼ連日。
ここまで暑いとあの辺りでも真夏日か、などと朦朧としながら雑草までがチリチリになった畑に水を撒いている。

昨年は神坂峠に行きつけたが、今年は長野県のしらびそ高原方面へ出向いてみた。10余年前に行って以来。
1900mの高原から下栗の里へ下る林道・御池山線で、かつていくつかのサンプルをいただいている。

浜松ではほとんど見ないミヤママタタビは、そこかしこに生えており、鉢植えでも何度か実りを見せてくれた。
葉がピンク色になるマタタビなのだが、実の形状はサルナシに近い。マタタビ科の例に漏れず、雌雄異株で挿木で容易に増やせる。

 

「終わった」とか「時間が止まった」とかあるわけだが、今年もちゃんと春は来た。


2/22 フキノトウ
2月には出てくるフキノトウ。
先月は半ば過ぎまで、いくらか薹が伸びだすまで我慢。前記事でも触れたフキ味噌に仕立てた。
冷凍しておけば翌シーズンまでもつので、ご飯のお供に重宝する。もっとも、そのころまで残っていることは少ないが。

フキ:味噌:砂糖=4:1:1ではちょっと甘いが、風味は生きて「味噌味の炒め物」ぐらいの感じ。2:1:1だと、味噌がだいぶ勝って「風味をつけた味噌」。
いずれにせよ、数日冷蔵で寝かせた方が味はまとまる気がする。

 

去年は恵那山方面には2度も出向いた。これで登山「口」だけはすべて拝んだことになる。
行くたびに発見はあるのだが、片道3時間以上、ハイオクが半タンク消える。楽しいが腰も重い、そんな神坂峠へ今年は3度も向かってしまった。背負ったミッションは達せられなかったが、眺める分にはやっぱり面白い。

比較的複雑で見所が多いと思われる、神坂大檜への分岐(大檜駐車場などと呼ばれる)あたりから峠までを散策した。峠まではヘアピンが8つ、九十九に登っていく。8月分を中心に振り返る。

 


2024/8/1 ハスノハイチゴら

8/1 ミヤマニガと仲間たち

8/18 ついに狂い咲き
クソ熱い。盆を迎えて酷暑が猛暑に落ち着いたかと思ったのだが、昨日の玄関先はまた41℃。息をすると喉が熱い。
今年からはガッツリ遮光して葉水もたっぷりで、万端整えたはずのハスノハイチゴが枯れこんできている。ミヤマニガは狂い咲き。

梅雨明け後は、たった2度の通り雨のみ。畑のサツマイモが黄ばんで、ツユクサやヤブカラシが枯れそうな状況。
台風7号も、発生直後こそ浜松直撃の可能性もあったのだが、どんどん東へ逃げてしまった。

何もする気が起きないのだが、貧乏性はなかなかしぶとい。せっかくの盆休みということで、久々の林道散策にいってきた。滝汗でビタビタになりながら。

 

クサイチゴRubus hirsutusやビロードイチゴR. corchorifoliusあたりは熟し始めた。声かけのあった雑種中心にまとめてみる。

ちなみに栽培は、種の維持を最優先とし、なるべくコスト(金、時間、労力)をかけずにシステマチックに、という方向で考えている。8号菊鉢に赤玉もしくは腐葉土を加えた赤玉土とし、2ヶ月に一度緩効性化成肥料を少量(袋記載の半分目安)与えている。植替えは基本的にしない。
根域制限などがあるので、野良より小ぶりになる可能性がある。寸法で決めているわけではないが、1mを超えるような場合は管理が大変なので剪定してしまうことがある。


■ コジキカジR. sumatranus × R. trifidus/カジコジキR. trifidus × R. sumatranus

この両者に差異は見られないが、一応ひと株ずつ確保してある。両親とも人の背丈を越える大型の種なので、この株も大きくなる。

 

今年はハスノハ受難の年となってしまった。

ハスノハイチゴ#1Rubus peltatus・黒井沢株は、2018年に生ったあと枯れている。今年は春先から神坂峠株の調子が悪く、さらにいくつか花をつけた株ら3鉢も夏が越せなかった。異様な暑さのせいかもしれないが、鉢置き場がカキノキの下なので、木漏れ日の直射にやられた可能性もある。来年はしっかり遮光置き場を作るか……
現在は、ハスノハモミジR. peltatus × R. palmatusの株分けした2鉢、及びそこに生えた黒井沢株由来の実生がハスノハ系の生き残りとなっている。恵那山散策でもらってきたタネも少しあるので、生えてくれれば安心だがそれが判るのは来春の話。

黒井沢株も神坂峠株も7年ほどで枯れている。植えっ放しはダメなんだろうか。他のキイチゴはそれ以上の長期間、植え替え無しでいけているのだが。もっとも、咲いて枯れた3株は

 


ウラナミシジミの卵だらけのムクナマメ
ちょっとタイミング的に遅すぎるだろ、などと思いつつも、なんやかんやで小さな畑を引き継ぐことになった。

先々代に連れられて、土に花に虫に馴染んだこの畑。その当時からのクリの樹も植わっている。
先代はこの手の分野に向いてなかったようで、引継ぎもままならず、ゴミだらけ草だらけ。樹も伸び放題で、枯れ枝だらけ病虫害だらけ。他所の畑なら一掃リセットしてもおかしくない状態だった。
掘ればいくらでも出てくるシート類。劣化してパリパリ、ボロボロのものもある。カーペットや座布団の残骸。朽ちる部分は朽ちるのだが、化繊分だけはしっかり残る。畳が朽ちた後の糸は強靭で、草刈り機(刈払い機)に巻きつくのには閉口した。
散々な有様ではあったが自然に還りかけていたことで、モグラ山があちこちに立ち、キノコが生えまくる。土壌的には豊かな雰囲気はあった。

そんな残骸の後始末を数年続け、ようやく目処がついたところでさてどうしよう。

 


神坂峠西の駐車スペース
ハスノハイチゴを求めて恵那山へ向かったのが2011年。このときは南側の黒井沢登山口あたりで見ることができた。

別の生育場所を求めたのが2016年。北側の神坂峠への道すがらに大きな群落をみた。結実を見たのはここが初めて。3時間もかかる遠路だが、ギンランやらミヤマモミジイチゴやら樹上性キノコの群落(食用だった模様)やら目新しいものが多く、けっこう通ってしまった。

去る7月17日(海の日)、久々に出向いてみた。峠から九十九を三段ほど下った、標高1450m付近の広場に駐車。周辺山道を含めてぶらついてみる。

 

ここのところ、平年より暖かいらしい。各種キイチゴも、咲き、実りの季節に入っている。


実りは無さそうなハスノハイチゴ
いたるところに蔓延るクサイチゴRubus hirsutusや、その孫のニシムラキイチゴR. nishimuranusあたりは、熟し始めている。特に後者はヒヨが味を覚えたようで、完熟前に啄ばんでいくようになった。
カジイチゴR. trifidusやモミジイチゴR. palmatusも熟し、ニガイチゴR. microphyllusやクマイチゴR. crataegifoliusあたりは、GW中に色づくものも出てきそう。

ひさびさにハスノハイチゴR. peltatusも咲いたが、3花は雌蕊が育たず。残り1蕾もサイズ的に同様のよう。別株に着いた蕾はさらに小さく、今年の実りはなさそう。

 


'20作出キミノニガモミジもどき
庭の桜も咲き、キイチゴ類もモミジイチゴ#3Rubus palmatusを先鋒に花盛りとなっている。

ここのところ少し鉢整理をしている。置き場も限られ、安かった菊鉢もかつての倍の値段。結果を確認した株、コンタミらしき株などを畑の場末にうっちゃってきた。
ニガ、カジ、モミジ、ビロード、クサ、クマ、トヨラクサらが仲良く集っている。自生由来の何かが出てきたら面白いかな、などという助平根性が無いわけではないが、近くにいるから混ざるというわけでもないらしい。
裏山では普通に混生しているのに、ニガモミジのような雑種は聞いたことがない。試してみても、ニガやモミジ、ビロード母体での交雑は難しい。もっとも、ビロードモミジイチゴはよく見られる(樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類 p287)という話もあるようで、単に不器用なだけかもしれないが……

 

歴史に残る短い梅雨酷暑と豪雨の7月。どうも自然が優しくない。そんな夏も盆明けには、ときおり秋の空気を感じる日がでてきた。

カジビロードRubus trifidus × R. corchorifolius
これはノリで始めた組み合わせだが、すんなりとは事は運んでいない。

2017年に始め、当年に発芽。9月ごろがピークで、発芽率は非常にいいものの消える個体も多い。翌1月には冬越しの様子も記事にしている。その春の萌芽で3出複葉があることが判明。雲行きが怪しくなる。8月にはついにひと株に減る。とりあえず肥育は続け、2020年にようやく蕾が着くも咲かず。そして2021年、待望の開花。まばらな結実も確認し、結局トヨラクサイチゴR. × toyorensisと判定した。

 


5/30 カジキミノニガ2態

5/30 カジキミノニガF2
ニガイチゴRubus microphyllusは、その名のとおり苦味がある。タネを噛み潰すと苦いという話もあるが、タネ周りの果肉に苦味がある気がする。
口にすると、野生のキイチゴの香りとしっかりした甘酸っぱさがあって美味しい。……のだがその後から、ふわっと苦味が感じられる。唾液では感じにくく、口をすすいで水っぽい状態にしておくとよく判る。山登りの合間につまむなどする場合は、気にしないと判らないかもしれない。

ニガイチゴが絡む株がたくさんあるので、手持ちのいくつかを食べ比べてみた。

 


4/18 クマミヤマニガの花後
前記事でも触れたニガイチゴRubus microphyllusたち。実生の一部に開花が見られた。

神坂峠で見つけたミヤマニガクマ(仮)の確認のために、クマイチゴR. crataegifoliusにミヤマニガイチゴR. subcrataegifoliusを掛けてみた。例に倣ってクマミヤマニガと呼ぶ。2020年、4花施術して採れたタネは2粒のみ。翌春2つとも発芽するが、途中で1株は干からびる。生き残りの昨年成長分に、この春いくつか花が着いた。

開花状態は撮りそびれてしまったが、花を正面から見ると花弁が小さく萼が目立ち、クマイチゴに似ていた。ミヤマニガクマ(仮)はやや長めでニガイチゴに似る。ただ、落ちた花弁を見ると長さはある。雑種でのブレ幅なのか株の育ち具合なのか、現状ではなんともいえない。

 


3/28 庭の勝手生え桜
春分を過ぎて桜も咲き、時には20℃を超える汗ばむ陽気。キイチゴらも花盛りを迎えている。

畑に下ろしたビロードイチゴRubus corchorifoliusは、昨年11月からず~~っと咲き続けているが、鉢植えも咲き出した。先陣を切っていたモミジイチゴR. palmatusやカジイチゴR. trifidus、勝手生えのクサイチゴR. hirsutusなども続く。
トヨラクサイチゴR. × toyorensisや、その子ニシムラキイチゴR. nishimuranusは、でっかい花をぼんぼん着けている。今年はヒヨドリ対策も考えねば。

 


2021/11/12 露地のビロードイチゴ
超長期の梅雨(後に訂正)のあとは日照り、などあった今年だが、10月半ばにストンと気温が下がると順調に季節は進んだ。最近は一桁の最低気温の日が続く。

鉢で維持するまでもないか、という者たち数鉢を5月末、露地に下ろした。そのうちのビロードイチゴRubus corchorifoliusビロードモミジの失敗作、自家受粉と思われる)が咲き出した。
特段暖かい場所というわけでもない。何かしら撹乱があるとビックリしてしまうのか。

一部、花の様子がモミジイチゴR. palmatusっぽいものもあったが1花のみ。今日もまだダラダラと咲き続け、蕾も膨らましている。

 


8/3 傷んできたハスノハイチゴ
いつも梅雨あたりまでは、モリモリ茂って元気一杯のハスノハイチゴRubus peltatus。ところが盛夏に葉が枯れ上がる、ということが繰り返されている。

植物の養分は日光とばかりにガンガンに日に当てたら、葉が焼けて坊主になってしまった。浜松の直射は厳しいかと格子で遮光('17版/'18-20版)してみたが、それでもやはり葉は傷む。
今年は、カキノキの緑の日傘の下に退避。強めの遮光と生体からの湿度補填など何らかの効果を期待したのだが、残念な結果が出つつある。

様子を観察すると、緑の葉になんとなく白っぽい部分が発生し、進むと全体に黄色味がかり、やがて枯れ始めている。
葉裏を見ると、枯れ始めた葉にはカビのようなものも見える。ウドンコ病というより、腐植一歩手前に生えたカビ、のような感じ。
症状の軽い葉を見ると、小芋虫の糞のようなものが散らばっている。でも芋虫は見当たらない。

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