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テフロンなどのフッ素加工フライパンしか目にしなくなった昨今。皮膜に気を使わず使える、鉄フライパンが欲しくなった。
予習してみると、買ったそのままでは使えないらしい。コーティングの無いフライパンや鋳造のスキレットといった類は、シーズニング(≒油ならし)なる作業が必要で……と調べていくうちに、深い深い森に迷い込んでしまったよう。もう遭難しそう。

タレント周富徳らを見てきた世代には、新品の中華鍋(≒鉄フライパン)は、焼きを入れてから香味野菜クズを炒め付ける、という定番パターンが染み付いている。今ではそうとは限らないらしい。
ざっくりまとめると、
  1. 中華鍋でお馴染みの、焼いてから野菜クズ炒め
  2. たっぷりの油を少し火に掛ければOK
  3. 焼いてから、油の皮膜を重ねる(育てる)
  4. 醤油を焦がしてコーティング

 


撮影開始!
星好きにもいろいろあって、好みからやや外れたところにあるのがお月さま。月食も眺める程度だったのだが、ここのところやたらと快晴なので、つい撮影に向かってしまった。

2022年11月8日。平日ではあるものの良い時間帯。16:50ごろ日没し、欠け始めが18時過ぎ、皆既が20時を挟んだ1.5hもあり、22時前に丸く戻る(まだ半影食中)。夕方やや風は出たもののやがて止み、気温も程よい快晴。オマケに皆既中に天王星食まであるという。

せっかくなので、月食の一部始終を撮ってみようと、ガイド撮影することにした。Vixen スーパーポラリス赤道儀で自動ガイドしつつ、デジファミスコで動画を撮る。赤道儀は入念に設置し、車のバッテリで駆動する。

 

マンゴーかぶれでさんざん悩まされてきたわけだが、どうやらギンナンもダメらしい。

銀杏の処理についてググると、とても臭いよ、剥くのも面倒臭いよ、臭いよ臭いよ一応かぶれも気をつけて、とそんな印象。臭いを気にしてポリ袋を手にはめて処理を行ったが、仕上げの水洗などは素手でザクザクやっていた。

土曜夕方に拾い、日曜に仕分け選別して水に浸けておいた。一昼夜置いて月曜夕方に皮剥き、洗浄、試食。しっかり乾いたところで火曜にも試食、そして冷凍保存。
なんとなくムズムズしていたのだが、木曜朝になって「あー、これはかぶれの予兆かも」と気づく。口の周り、首筋、瞼、耳たぶなど、触りそうな各所で痒みと違和感。マンゴーのときと同じ。
例によってリンデロンを塗布。2日ほどでほぼ症状は消えた。

ググってみれば何のことはない。こんな文言がトップに出てくる。

 


MSXturboRロゴ(MSX Wiki
40歳が見えてきたMSX。その最終形態であるMSX turboRに関するハードウェア資料が、ネット上でいくつか見られるらしい。

MSXは代々、Z80をCPUとして搭載してきた。turboRは、R800というZ80バイナリコンパチの16bitCPU載せている。
R800は実質MSX専用CPUで、データシートの類は見たことがなかった。これが当時の半導体情報誌には掲載されていたらしい。

CQ出版のDatumという月刊誌('91廃刊)で、1990年10月号に「R800ユーザーズマニュアル暫定版」が載ったとのこと。
ネット上には、国立国会図書館に蔵書があり、複写の申請をしたblog記事とか、1477円だったというレポートTweetとかがある。

データシートそのものではないが、その内容と思しきものを公開しているページもあった。裕之氏のサイトにありページタイトルはそのまま。

 

歴史に残る短い梅雨酷暑と豪雨の7月。どうも自然が優しくない。そんな夏も盆明けには、ときおり秋の空気を感じる日がでてきた。

カジビロードRubus trifidus × R. corchorifolius
これはノリで始めた組み合わせだが、すんなりとは事は運んでいない。

2017年に始め、当年に発芽。9月ごろがピークで、発芽率は非常にいいものの消える個体も多い。翌1月には冬越しの様子も記事にしている。その春の萌芽で3出複葉があることが判明。雲行きが怪しくなる。8月にはついにひと株に減る。とりあえず肥育は続け、2020年にようやく蕾が着くも咲かず。そして2021年、待望の開花。まばらな結実も確認し、結局トヨラクサイチゴR. × toyorensisと判定した。

 

ひとつのカテゴリに分けたくなるほど難しい、ダイヤモンド富士@静岡県最南。今年も達せられず。限界値が判ったのがせめてもの収穫か。

2011年に初めて見たダイヤモンド富士(っぽいもの)は秋葉山第二P付近でだった。眠い目をこすりつつ夜道を向かったのだが、朝焼けと日の出の美しさは心に刺さった。以来、天竜スーパー林道沿いを中心に何度か観望できている
その延長線で挑戦しているのが、静岡県内最南、県内最遠におけるコレ。浜松市北区の陣座峠付近で見られる。限界の地なので、太陽が北に出張った夏至の頃にしか見られない。しかし夏至は梅雨の真っ只中。そんなときに、富士山までの120kmに雲が無く、その先の太陽も見えなくてはならない。

2013年ごろから始めているのだが、いまだにクリアな画は撮れてない。
2015年は笠雲2018年は予測ハズレ2019年は強烈な画像処理で見えたっぽいが、2020年2021年、そして今回も、曇天および晴れても脇の出、だった。
なおダイヤモンド富士の定義は、山頂お鉢から最初に日の光が差す、こととしている。

 


5/30 カジキミノニガ2態

5/30 カジキミノニガF2
ニガイチゴRubus microphyllusは、その名のとおり苦味がある。タネを噛み潰すと苦いという話もあるが、タネ周りの果肉に苦味がある気がする。
口にすると、野生のキイチゴの香りとしっかりした甘酸っぱさがあって美味しい。……のだがその後から、ふわっと苦味が感じられる。唾液では感じにくく、口をすすいで水っぽい状態にしておくとよく判る。山登りの合間につまむなどする場合は、気にしないと判らないかもしれない。

ニガイチゴが絡む株がたくさんあるので、手持ちのいくつかを食べ比べてみた。

 

このゴールデンウィークに、hp機が壊れた。復活はできたので顛末をメモしておく。


右が購入品。DP/DVI-I付き。
連休中日。Chromeを立ち上げたままAviUtlでエンコを始め、XPMでOEを使い始めた途端、ウィンドウが切り替わらなくなった。マウスは動く。ただしカーソルは点線四角(⬚)のような形。ふとタスクバーに目をやると、常駐させている時計が止まっている。脳内に?が3つぐらい浮かんだところでブラックアウト。画面上部に赤線一本になり、数秒後には再起動がかかってしまった。その後は起動しても赤線画面になるのみ。ずっと再起動を繰り返す。

結局、同じチップ(Radeon HD7450)の中古グラボに換装。Win7は起動はするも、グラボは上手く認識されず「標準 VGA グラフィック アダプター」に。SVGA(800px)の狭い画面で、AMD CCC(Catalyst Control Center)の最新版(Win7 64bit版は、Rev.15.7.1 WHQL、302MB、2015年7月25日付)をダウンロード。インストールを開始するとSXGA(1280px)に強制的に切り替わり、再起動すると2560pxのいつもの画面に復活できた。

 


4/18 クマミヤマニガの花後
前記事でも触れたニガイチゴRubus microphyllusたち。実生の一部に開花が見られた。

神坂峠で見つけたミヤマニガクマ(仮)の確認のために、クマイチゴR. crataegifoliusにミヤマニガイチゴR. subcrataegifoliusを掛けてみた。例に倣ってクマミヤマニガと呼ぶ。2020年、4花施術して採れたタネは2粒のみ。翌春2つとも発芽するが、途中で1株は干からびる。生き残りの昨年成長分に、この春いくつか花が着いた。

開花状態は撮りそびれてしまったが、花を正面から見ると花弁が小さく萼が目立ち、クマイチゴに似ていた。ミヤマニガクマ(仮)はやや長めでニガイチゴに似る。ただ、落ちた花弁を見ると長さはある。雑種でのブレ幅なのか株の育ち具合なのか、現状ではなんともいえない。

 


3/28 庭の勝手生え桜
春分を過ぎて桜も咲き、時には20℃を超える汗ばむ陽気。キイチゴらも花盛りを迎えている。

畑に下ろしたビロードイチゴRubus corchorifoliusは、昨年11月からず~~っと咲き続けているが、鉢植えも咲き出した。先陣を切っていたモミジイチゴR. palmatusやカジイチゴR. trifidus、勝手生えのクサイチゴR. hirsutusなども続く。
トヨラクサイチゴR. × toyorensisや、その子ニシムラキイチゴR. nishimuranusは、でっかい花をぼんぼん着けている。今年はヒヨドリ対策も考えねば。

 

ひと月前の新聞ネタだが、抗がん剤を体内で合成、などという記事があった。無毒の抗癌剤の原料を体内に入れ、癌細胞のところで合成して効果を出させるという。

最近目を引く癌治療といえば、オプジーボ(Wikipedia)をはじめとする免疫を復活させる(癌が免疫をやり過ごすのを阻害し、自分の免疫で癌を叩く)もの、iPSを使ったステルスファイターT細胞(CiRA)(癌を叩く免疫細胞そのものを大量に作って投入)などがある。
今回のネタは、従来からある化学療法、抗癌剤の延長にあるもので、効くんだけど副作用が強い、なら副作用を取ってしまえ、というもの。

 


2022/1/26 日経新聞朝刊42面
コロナワクチンで実用化され、世にその実力を知らしめたmRNA医薬。その開発者らに日本国際賞(ジャパン・プライズ)が贈られた、という記事があった。

その中でのワイスマン氏の言葉。

実験に失敗はない。失敗するのは期待そのものだ。結果から学び、次のアイデアに生かすことが重要だ。(ワイスマン)

新しいことにチャレンジすれば、期待どおりの結果が出ないことも多い。残念! 失敗! ではなく、その結果を冷静に見つめ、学ばなくては進歩はない。

残念! 失敗! の原因はたいがい自分にあるんだから、その結果をよく見なさい、という言葉もある。

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