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ニシムラキイチゴ論文より
何気にトヨラクサイチゴRubus × toyorensisでググっていたら、こんな論文を見つけた。
バラ科ニシムラキイチゴ(Rubus nishimuranus)四国で発見(pdf) : 植物地理・分類研究 バックナンバー第62巻より
内容をざっとまとめる。
カジイチゴR. trifidusとクサイチゴR. hirsutusとの雑種には3つの型がある。染色体数に着目すると、2倍体がトヨラクサイチゴでほぼ不稔、3倍体は不稔性の雑種、4倍体はニシムラキイチゴで稔性を持つ、となる。ニシムラキイチゴは発芽も正常で、雑種由来の「種」と考えられる。ニシムラキイチゴは、小笠原および伊豆諸島で見つかっている。これ以外では、今回の徳島での発見が初である。

ちなみにこの論文で「ニシムラキイチゴ」と呼んでいるものは、Ylistではハチジョウクサイチゴを標準和名としている。また別名として、ハチジョウイチゴ、ニシムライチゴが挙げられている。
雑種起源と考えられるが、学名にあるようにひとつの種として扱われている。

 


「3000 FRTA」氏の耐熱実験映像
1年ほど前、eBayで「ポリイミドテープ」を購入した。

High Temperature Heat Resistant Polyimide Kapton Tape」のような単語が羅列された商品。15mm幅、33m巻きで1ドル台後半。
本家カプトン(Kapton、東レ・デュポン社製)などなら一桁高いので偽物ではあろう。偽物なりに根性見せてくれるなら掘り出しもんだが。

さて中国から届いたブツは、それっぽい褐色透明のテープ。ただし銘はKoptan-。聞いた話では、Kaptanというのもあるらしい。
さっそく試してみたが、根性はなかった。この動画とまったく同じで、コテで融ける。Koptanは耐熱性のまったく無いニセモノだった。

一般にカプトン、ポリイミドと呼ばれるものは、熱可塑性を持たないという。つまり、加熱しても融けることはない。

 


PIC24への書き込みと動作の様子
マイコン工作では、8bitのPIC12F675などを使ってきた。ロジックICとは違う世界が広がったわけだが、しかし欲はふくらむもの。
もう少しメモリが、もう少しスピードが……ということで選んだのが、16bit PICであるPIC24FJ64GA004。機能は多くない基本タイプだが、4年前にマルツで200円ちょっとで買えた。

さて、データシート(英語)を眺めてみる。特段の外付け無しで16MIPSの処理能力があるらしい。これは、水晶外付けで頑張った12F675の3倍以上。
命令数は倍増。「普通の条件分岐命令」が存在し、条件の種類も多い。掛け算やバレルシフタもある。Wレジスタが16本もあり、[++W0]などC言語を思わせるようなアドレッシングまでできる。

とりあえず、アセンブラで簡単なテストプログラムを書いてみた。定番のLEDチカチカ(Lチカ)で、1秒ごとにLEDが点滅するもの。
冒頭の映像は、書き込んで動作するまでの様子。ライタはPICkit3を使っている。映像後半では、ライタを外して本来の電源ラインに供給して動作させている。

実際に動くまでには、プログラム作成以上に壁があった。ググってもC言語のページばかり。アセンブラのみで動かす、その手順一通りを記しておく。後の自分のためにも。

 


2019/1/7 5:30:01~6:01:01
の比較明コンポジット
7日のTELKOM3は、1/2sインターバルのタイムラプスで撮った。
せっかくの透明度だし、月もないし、手放しで撮れるし、ということで、薄明が目立ち始めるまで撮り続けてみた。それを処理したのが左の画像。

レンズはワイコン付きの28mmだが、動画撮影なので多少画角は狭い。f=20mm台前半、F1.8開放、31分固定撮影、といったところ。光跡から各フレームの露出時間は1/3s程度と想像される。
中央におとめ座、右端にしし座の尾部、左にてんびん座と金星、さらに左端にさそり座頭部。上辺にはうしかい座、下辺にはからす座が掛かっている。
星の流れから判るように、右下が西になる。ポツポツと恒星状の点が散見されるが、これらは撮像素子のノイズ。

TELKOM3を含めて、15本もの光跡が写っている。ずっと注視していたわけではないが、肉眼で気づいたのは三分の一ほど。
3等クラスで見えた衛星が消え入りそうな写りなので、おそらく全てはそれ以上の明るさ。フレアを起こす衛星は、意外と多いことがわかった。

 


2019/1/4 TELKOM3北関東パス

2019/1/7 TELKOM3関西パス
年明け早々、TELKOM3の好パスが2度ほどあった。いずれも近地点直後の日本通過。天気も良好。
もっとも、4日は北関東、7日は関西上空を飛ぶ。中部勢にとっては、どちらも見れらるものの、どちらも絶好の……とまでは言い難いコース取りだった。

左図は、SatelliteTrackerで再現したもの。
小さい三角のたくさん付いたグレー線は、衛星の通過するコース。三角は1分単位の位置。衛星を取り巻く同心円は、15°単位に描かれており、その地で見える仰角。
何も付いてないグレー線は軌道面で、大陸にマッチ棒のような記号が刺さっている。ここがこの衛星の軌道の近地点になる。

浜松からは、4日は40°台半ば、7日は60°超に見える予報。

 


新旧のイリジウム衛星
イリジウムフレアでおなじみの、イリジウム衛星が入れ替わろうとしている。

旧来の衛星は、等間隔3方向に40°持ち上げた、大きなアンテナパネルを持っている。MMA(Main Mission Antenna)と呼ばれるこれが、-8等にもなるイリジウムフレアを起こしていた。
左の検索結果の、トップにある機体がそれ。フレア予報では、進む方向にあるのをフロント、斜め後方にあるものをレフト/ライトアンテナなどと呼んでいる。

現在進められている交換作業により、Iridium-NEXTという新型に置き換わる。
この衛星は、羽の生えた金のインゴットのような形をしており、アンテナはインゴットの腹に貼りついている。かつてのような大きなパネルは無く、フレアは期待できない。
衛星名としては、100番以降(故障機の900番台を除く)の番号が振られている。
予備の9機を含む75機が、ファルコン9ロケットで打ち上げられる予定。全8回で、2018年7月には7回目が成功している(Iridium プレスリリースSpaceXプレスリリース)。

 

去る15日、ひとみ(ASTRO-H)の月面通過が見られた。

相変わらず、ぴっこらぴっこら瞬いて飛んでいるこの衛星。複雑な回転をしているようで、点滅の規則性は見えづらい。明るく光ったタイミングで2等星クラス。
浜松では好条件時には、50°余まで仰角が上がる。ちょっと暗めの飛行機のようにも見えるが、ややゆっくり目で単色という違いはある。またときどき、マイナス等級のフレアも起こす。

ここのところは月が明るく、眺める予定もなかったのだが、ふとheavens-above予報を見ると団子が串刺しになっている。拡大してみても刺さっている。
SatelliteTrackerでうんと拡大しても貫いている。これは撮らねば、と急遽デジファミスコを持ち出した。

以前、デジファミスコで拡大撮影したことはある。このときはカメラはf=100mm(35mm換算、以下同じ)とし、合成f=1300mmとしていた。
今回は、ケラレないギリギリのf=60mmとしている。上記から換算すれば合成f=780mm。写った月の大きさから計算すると810mmになるので、おおよそ800mmといったところ。

 

去る25日。浜松基地でエアフェスタが行われた。
三岳山からなら全てが見えるし、しかもあの惨状なら人出もなさそうだ……など目論見もあったが、諸事情によりおとなしくせざるを得なかった。

浜松基地から10km程度の井伊谷いいのやの地は、盆地になっており富士山も三方原台地も見えない。撮影場所は標高50m前後で、一部の演目は見えなかった。
直虎が居城、城山に登れば倍くらいになるので、もう少し眺めは良かったと思われる。

撮影機材は、CASIO EX-10。35mm相当にて。動画撮影では画角が狭くなるので、実際には43mm程度になる。
真昼間で太陽との離角が大きくないので、デジファミスコシステムの一部、ステップアップリング群をフード代わりに装着している。

ブルーインパルスの演技は、5分遅れぐらいで始まり定刻に終わった。

 


三岳山近隣の地図(カシミール3D
日曜深夜、月をまたいで通過した台風24号
中心は隣県を通ったが、浜松は本体東側の南風をまともに食らった。家が揺れる揺れる。歴代2位だけのことはある。

そして大停電。市内27万戸、県内60Hz地域で66万戸の電気が止まったという。最後に復旧した天竜区は、土曜までかかったとか。
スーパー、コンビニが真っ暗。信号は軒並み消灯。でも東名高速の陸橋と、大通りどうしのいくつかの交差点だけは点いている。
ところどころで街路樹が折れ、屋根がめくれる。電線の復旧工事があり、全体に緩慢な交通。テレビの中の出来事だった電気の無い生活も、貴重な体験ではあった。

そんな状況の山道は、想像通りのスギヒノキの枝葉がてんこ盛り。
翌晩、昔に還った浜松でも眺めようかと立須たちすを目指すも、あまりの様子にあっさり断念。めったにない機会だったが、その先に歩が進まなかった。

 


kramP.com実行中……
MSX漢字RAMへの書き込みプログラム(k-ram.bas)を、DOSコマンド用にアセンブラで書き直してみた。プレーンテキストなコマンドも作ったことなので、それを利用して末尾に載せる。

プログラム自体は100hたらず。コマンドファイルに仕立てても、メモ書きを除けば800バイトない。
Windows上でメモ帳を立ち上げ、緑背景の部分をまるごとコピペ。文字コードをANSIとして、kramP.comというファイル名で保存。これでMSX-DOS上で実行できるコマンドになる。

このコマンドは、255KBのkanji.binを32KBずつ8回に分けて読み込み、第一/第二水準まとめて79区分一気に書き込む。
実行時間は25秒~30秒。従前のk-ram.basは、turboRで動かしても1区に6秒くらいかかっていた。さすがにマシン語、桁外れに速い。

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