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まずは、リチウムイオン電池にブレイクスルー、という話。
要約する。

積水化学は、リチウムイオン電池の容量を3倍に増やす電極を開発した。炭素系の代わりに珪素系合金を使う。EVの走行距離が、実用的な600km/1回充電、程度になる。'15量産の予定。
製造過程のコストダウンも実現した。電解液をゲル化することで、簡易な塗布という工法で製造が可能になった。生産速度は10倍に、1kWhあたりのコストは1/3になる。
現在、1kWhあたり10万円程度かかり、EV車1台あたり20kWhほど積んでいる。自動車業界は「1kWhが3万円になればガソリン車並みの車価が可能」と言う。またNEDOは「'20に2万円」の目標を掲げる。

積水化学のページにも、新着情報がある。
うちのインテグラにも旧車税上乗せが始まった。とはいえHVは値段も品揃えも……などと言ってる間に、一気にEVの時代が来そうな勢いの話。1面で採り上げるだけのことはある。

でも、よく読むとよく分からない。

 

近日点通過直後に発表されたショッキングなニュース、「アイソン彗星(ISON、C/2012 S1)、蒸発」。
様子を眺めていたが、どうやら間違いなさそう。
今年は、パンスターズ彗星(Pan-STARRS、C/2011 L4)とともに、大彗星が2つも訪れるうれしい年になるはずだったが、ともにハズレになってしまった。

ESAおよびNASAにより運用されているSOHO衛星の画像で、在りし日のアイソン彗星を眺めてみる。
画像は、コロナを観測するLASCOと呼ぶもの。青い画像はLASCO C3、赤い画像はLASCO C2。写野は、前者が約16°、後者は約4°とのこと。抜けもあるが、12分に1枚ほどのペースで撮られている。
画像表示およびリンクは、SOHOのサイトに直接リンクさせている。

 


ゲートから駐車場を振り返る
先の日曜(17日)の失敗へのリベンジ。門桁川(気田川)ゲート先の吊橋を渡って、五丁坂頭山(野鳥の森の最南端峰)へ登る。
勤労感謝の日(23日)の土曜、再び出かけてみた。

ゲート前駐車場には、先客が2台。奥の紺色は、同じく五丁坂頭山を目指していたことが後に判る。

登るのは問題なかった。おおむね尾根をトレースし、楽ではないがシロウト足でも3時間はかからない。
ところが下りで大失敗。尾根を間違えたらしく、ルートを亡失。現在位置もわからず、暗くなる前になんとかせねばと、かなり焦ることになった。

 

寒気が下りてきたとかで、この冬一番の冷え込み。庭でも初氷をみた。
キイチゴたちも冬支度を急いでいる。


ニガイチゴ#2&キミノニガイチゴ
一番きれいなのはニガイチゴ系。

ニガイチゴ#2Rubus microphyllusとキミノニガイチゴR. microphyllus f. miyakeiを並べてみた。
赤色を持たないと思われるキミノニガイチゴは、ほんのり黄色味が差している。一方で、相方は真っ赤。

 


歩いたルート (旅レコカシミール
都沢林道のゲートからすぐのところに、吊橋がある。地図上では、そこから点線で尾根道があり、野鳥の森の南端、五丁坂頭山へつながっている。
ググってもそれらしきレポートがないので、試しに行ってみた。
測ってみると、距離にして3km、標高差800m程度。ざっと竜頭山の、半分の距離、2/3の標高差。気軽に行って来れそう。

気が抜けていたせいか寝坊。地図をなんとなく頭に入れて向かったが、目的のルートが見つけられず。道草ばかりした挙句、登頂はおろか、ルートにも合流できないまま帰ってきてしまった。何をしに行ったのやら。

 


クレヨンポップ:パパパ振り付け (公式MusicVideo
ポップでコミカルでキュート。耳につき、癖になる曲。

クレヨンポップ(크레용팝)は韓国のガールズグループ。グンミ、エリン、チョア、ウェイ、ソユルの5人組。その曲は、パパパ(빠빠빠)。
サビで披露する「5気筒ダンス」が目を引く。

ブレイク曲だけあってか、YouTubeだけでも、けっこうな数がかかる。

 

目新しい発見が少なく、テンション下がり気味なキイチゴ栽培。夏至前の前記事から4ヶ月も空いてしまった。
記録的な猛暑続き、18号の豊橋上陸から立て続けの台風、いつのまにか朝晩は寒い今日この頃。そんななかでも、キイチゴたちの営みは続く。


6/30 フユイチゴ蕾

6/30 オオフユイチゴ蕾

6/30 ミヤマフユイチゴ蕾

7/12 オオフユイチゴ開花

 

独特の雰囲気がたまらなく好きだった、ジャンスマことJungle Smile。いつの間にかいなくなって、後に「ボーカルが入院」などという話も聞いた。
いつもより遅めにK-MIX (静岡エフエム放送)を聞いていると、聞き覚えのある歌声が。でも、この曲は聞いたことがない。

確かにあの声、と調べてみるが、Wikipediaでは活動休止中とあり、Victorのページにも、特別なニュースはない。
放送していたK-MIXのページで、どうも新曲らしいことが判る。番組は、18:45からの「セノバスマイルストーリー」。テーマソングとして、「流星スペクタクル」と「理由は要らない」が使われているらしい。

ファンサイトであるジャングルスマイル倶楽部によれば、12年ぶりの書き下ろし、とのこと。
マーケットに乗るかどうかは判らないが、ともかく活動し始めてはいる模様。

いくつか動画がアップされているので、以下に埋め込ませてもらう。

 


散策ルート (旅レコカシミール
先日は途中で引き返した、気田川上流の林道散歩。日曜なら工事もないだろうと、連休初日の日曜(13日)に再び出向いてみた。
先月も涼しかったが、今回は山住神社で10℃だった。寒い。

散策ルートの地図は、旅レコでログを取り、カシミールで表示させたもの。谷間のせいか、少々精度が悪い。
五丁坂頭山、麻布山、バラ谷の頭、鋸山らが作る弧の中で、気田川が生まれているのがわかる。
結局、全線の2/3ほどで折り返すことになった。

 


ゲート前駐車場
昨日は山を歩いたので、23日は川を行くことにした。

麻布山登山道を歩くと、ところどころで東方から、ぞうぞうと水の流れる音がする。気田川の源流で、野鳥の森、麻布山、バラ谷の頭、房小山などで作る尾根の弧で雨水を集めて、天竜川へ持ち込んでいる。
麻布山登山口からは、川の西岸のコガネ沢林道が、門桁地区からは東岸の林道が伸びている。こちらはバラ谷あたりへのルートに使う人もいるとか。この道へ行ってみた。

林道入り口にはゲートがあり、その先20kmほどもあるらしい。ガードは固く、車両持ち込みは難しそう。とりあえず口元の7kmほどをぶらついた。
近くに見える山は、五丁坂頭山の南尾根の支尾根になる。

 


いつもの麻布山登山口
今年のシルバーウィークは分散型で、15~16、22~23の前後半に分かれていた。9月16日には台風18号が豊橋に上陸し、前半は引きこもるしかなかった。
22日に麻布山周辺、23日に気田川上流あたりをぶらついてみた。行きがてらの道にも、土砂崩れなど爪跡が残っている。

昼間の日なたこそ暑いが、朝晩はだいぶ涼しく、空気も蒸してない。山住峠通過時の気温は15℃。
いつもの登山口から入る。8時台なのに、もう先客が4台いた。写真左方が野鳥の森、山住方面。右方は水窪ダム方面で、道路崩落によりここから通行止め。

 


在りし日のマタタビ雄株
木天蓼の付いた枝を挿したマタタビ雄株ネコの襲来などにも耐えてきた、付き合いの一番長いこの株が、突然枯れてしまった。

8月3日。
朝の水遣りで、葉が萎れているのを見つける。猛暑続きのせいか、強めの剪定をしたせいか、などと考えつつも、地際の白っぽい粉を見て、虫に入られたと判断。帰宅後に対処することとした。

夕方、件の葉は完全に水切れ状態。地面を確認すると、オガ粉ではなかった。粉に見えたのは子実体(キノコ)で、下草などを掻き分けると、びっしりとした白い菌糸。

 


左下隅に隠れているのがチャノキ
七草や草餅のヨモギなどを食べる習慣はある。原種とされる草が食べられるという話もある。
どこから見てもただの雑草であるスベリヒユが、とある掲示板で話題になったので試食してみた。

暑い頃に乾いた地に生えるイメージのスベリヒユ(Wikipedia)。ググると、世界規模で食べられているメジャーな雑草らしい。トルコほか欧州各地では、プルピエ、パースレーンなどとも呼ばれ、サラダなどで生食もするという。
日本でもかつては食用にされ、今でも山形あたりでは店頭に並ぶらしい。「ひょう」と呼び、茹でたり炒めたりして、また茹でて乾燥させたものを保存食として食べるとのこと(記事1記事2)。

ちょうど植えたチャノキが、ハゼランとスベリヒユで埋まってきたので、先月末、除草も兼ねて食べてみた。

 


The Dukes of Surf のアルバムが届く
24日発売のアルバムが、先日届いた。
発売日に届くこともあるアマゾンで、2日遅れ。発売日の0時に発送開始された模様。輸送は日本郵政。思いのほか売れたのか、直後には「2ヶ月待ち」の表示になっていた。
二つ折りの紙ジャケットに、レコード風な装丁。歌詞とその和訳が、簡単な小冊子になって入っている。

 

暑い。ひたすら暑い。木陰で風に当たっても、風が熱い。
豪雨冷夏に見舞われる地方があるというのに、こちらはごく当たり前のように猛暑日がつづく。「2階建て高気圧」とやらのせいらしい。


キイチゴジャム徐冷中
およそ2年間で、タッパ数個分たまったキイチゴ。いよいよ決行する日が来た。原材料比からすれば、ワイルドラズベリージャム、といったところ。
イチジクでは、わりと簡単にそれなりにできたので、それに倣ってみた。

ちなみにイチジクジャムは、果実:砂糖:レモン汁≒9:3:1。おのおの3:1の重量割合で、しっかり目の味付けになる。
素材の風味がそのまま出るので、完熟生果がベスト。食べて美味しいもので作らないと、やはり美味しくない。
全部の材料を鍋に入れ、焦げない程度に弱すぎない火で、手早く仕上げる。30分程度が目安。

 


写真原本と免許証
先日手続きした免許証が、やっと交付された。通知葉書と現行免許証を持って警察署へ出向く。

「免許証をもらいに来ました」
「え? (裏面確認) ……えっと、フクシャですか?」

持ち込み写真で免許を作ることを、「フクシャ」と呼ぶらしい。持ち込んだ写真を「複写」して作成するからだろう。

「それじゃここに、受け取りの印鑑を……」
「え? (聞いてないし)」

とりあえず、丸に苗字のサインでよしということになった。

 

昨日、富士山の世界文化遺産登録が決まった。懸案だった三保松原も、事前勧告を覆してのメンバー入り。正式な登録は26日に行われる。


鉄塔足元の右の白い塊が富士山(8:40ごろ)
梅雨前線にへたれ台風4号が加わった長雨が、ようやく明けた昨朝。抜群の透明度の向こうに、「ぬめっ」とした富士山が見えた。

この時期に、浜松から富士山が見えること自体珍しいのだが、どうやら笠雲をかぶっているらしい。頭部がすっぽり隠れるような、深皿のような形態。
これは! と思い、より良い撮影場所を求めて移動。しかしそのわずかの間に、にわかに湧き出したものにすっぽり包まれてしまった。

30分前には、いかにも笠雲らしい笠雲をまとった姿だったのだが……

 


花切りを戻して、加熱したマンゴーとその汁
ふたたび、やってしまった。

今年もいただいた完熟アップルマンゴー。手のひらサイズ1個と鶏卵サイズ3個。早速三枚に下ろし、花切りしておく。中骨(タネ)の周りは、皮を剥いて包丁で削いで「切り出し」にする。人に出すわけではないので、見てくれは構わない。
細心の注意を払って処理し、強烈な誘惑を断ち切って、こぼれた汁はきれいに洗い流す。

昨年はこれを食し、わずかなかぶれの兆しの段階で対処、事なきを得た。
しかし、ビクビクしながら食うのもつまらない。そもそもの、かぶれ物質を叩いてしまえばいいのではないか。そういえば、マンゴー加工品ではかぶれたことはない。加熱したら分解するんじゃないか? という、なんとなくの思い付きで、火を通して食べてみた。

 


6/12 エビガライチゴ
13日、エビガライチゴRubus phoenicolasiusが熟した。
数個から20数個程度、まとまって実をつける。こんな房が10数個。渋めに見ても、150個は固そう。8号鉢で施肥などは他種と同様。シュートの勢いがいいので、1m程度でカットしている。

ブラックベリー・エバーグリーンR. laciniatus ※)も今日、ひとつだけ熟した。
土手では、ナワシロイチゴR. parvifoliusが、咲きつつ赤い実を着けている。カジイチゴR. trifidusはまだ生っている。
昨年の記事や、今年はやや早めなことなどを考えあわせると、まもなくブラックベリー類が熟し、フユイチゴ類の蕾が見えてきて、月末にはバライチゴR. illecebrosusも熟れそう。

 


6/2 サラセニアの幼苗
双葉だったサラセニアに、本葉が出てきた。

ぴろっと広げた双葉と違い、細いながらも力強く空へ伸びる。よくみると筒状で、すでに何か捕らえたような、黒い陰が根元近くに見える。筒状ではあるものの、口の形は親株とは違う。種でいえば「ミノール」っぽいような見た目。

親株は今年もたくさん咲いたが、全部干からびてしまった。天候を見誤って、一時的に水切れさせてしまったのかもしれない。
鉢は、雑草の生える余地も無いほど詰まっており、保水力が落ちている可能性もある。周辺にバルブを増やしていくせいで、鉢中央は古いバルブの空き地になっている。そろそろ植替え株分け時か。
今年は人工授粉は行わなかった。

 

前回の実験の続きをしてみた。
旅レコ(GPSLOG)を倒立静置したときの具合、および縦置きと横置きでの移動時の誤差について見てみた。

まずは静置。
前回同様、田園地帯で行う。コールドスタートのまま縦置きにする。記録は5秒間隔。

結果を見ると、距離35m、標高差60m程をずるずる変化していき、3分ほどで落ち着く。
この3分は、「衛星 探索中」表示が終わり、自動的に記録が開始されてからの3分。数10m精度は出ているので、およその番地程度は判る。ちなみに車内助手席では、同様にして9分ほどふらついている。綺麗なデータを得たいなら、好環境でもそれなりに待ってやったほうがよさそう。
落ち着いた時点での地図とのズレは7.5m。ただし標高は、4mほどのはずが36mもある。30分ほど置いておくと、位置はじわりじわりと正規のポイントへ近づく。標高も最終的には17mまで下がる。いずれも直線的な動き。途中で、正立から倒立に置き換えたが、その影響はまったく見られない。

どうやら縦置きなら、正立でも倒立でも構わないらしい。さらに言えば、やはり標高はあてにならない。

 


顕微鏡で画質を確認しているところ
運転免許更新の時期が来た。見慣れた黄土色ライセンスに戻るようだ。

3枚つづりの通知葉書を確認すると、持ち込み写真で免許を作る場合には写真必要、などとある。静岡県では申請写真は不要で、「あごを引いて、目をつむって、ハイこちらを見てっ!」と指名手配様に撮ってくれる。それが、選りすぐりの一品ものを使って作ることができるらしい。

5年間付き合うことになる身分証明証でもあり、見せられるレベルにしたい気持ちは前々からあったので、乗ることにした。
写真を作るにあたり、自分でできることは自分でこなして安価に上げることとし、またプリント結果の画質の確認などもしてみた。

 

5月28日には梅雨入りしたらしい。スカッと晴れる日が無いわりには雨が降ってない気もする。


5/26 クマイチゴと収穫
毎年、クマイチゴRubus crataegifoliusはたくさん実をつける。
放置では熟す前に力尽きてしまうので、水はもちろんとして少々の施肥も欠かせない。ふた月に1度、8号鉢で緩効性化成(10-10-10-1)を3粒。約2.4gを与えている。

同時期に、ヒメカジイチゴR. × mediusやカジモミジ#1R. trifidus × R. palmatusら、雑種たちも熟す。ヒメバライチゴ#1R. minusculus、モミジイチゴ#3R. palmatusらも。

 


旅レコは縦置きが基本
知らぬ地へ行ったとき、あとから地図を眺めても、ルートが確定できないことが多い。記憶とは曖昧なもの。
旅レコ(GPSロガー)を連れて行くことで、少なくとも既存の道路については捕捉できるようになった。

GPSロガーは星との通信で位置を割り出すため、深い山中では具合が悪いこともある。行きと帰りとで50mもズレたりする。ただ大抵は、それより細かい道が無い場所なので困ることはない。徒歩の場合は測定点が多くなる分、平均化して見ればおおよそ正しいルートが見えてくる。

とはいえ、データはできる限りきれいな状態で見たい。環境と誤差について簡単な実験をしてみた。通常使うモード(5秒間隔記録)でロガーは静置しておき、ログのブレを見てみる。

 


4/10 ミヤマニガイチゴ
3月半ばのモミジイチゴ#1Rubus palmatusらを皮切りに、続々と咲いていたキイチゴたち

10日にはミヤマニガイチゴR. subcrataegifolius、18日にはボイセンベリーR. ursinus × R. idaeus ※)、25日にはクロイチゴR. mesogaeus、コジキカジF2R. sumatranus × R. trifidus、インディアンサマーR. idaeus ssp. idaeusが咲いた。

今月に入って、3日にエバーグリーンR. laciniatus ※)、5日にファールゴールドR. idaeus ssp. idaeusとナワシロイチゴR. parvifoliusが、6日にはコジキイチゴの挿し木が開花。

 


のっぺりピアノブラックなUSB-HDD筐体
フナイ機(DXBS320、ダブルチューナ、320GB)のBDドライブが飛んだ。

BD-Rにダビング中、突然のブラックアウト。勝手に電源が切れる現象はたびたび起きており、「またかよ……」で電源を入れなおす。ところが、ディスクを正常認識しない。取り出しても、空の状態を認識しない。中の音などから、どうやらヘッドシーク系が逝ったっぽい。動けなくなったヘッドが、ずっと同じところを見つめているのだろう。

サービスモードで確認すると、使用時間は500時間足らず。ヘッドクリーナでは当然復活せず。サポートに問い合わせたところ、ドライブアッシーは部品代だけで15k程度するとのこと。フナイドライブに15kと言われたら、即決するしかない。関西訛りのお姉さんとの、楽しい時間はそこで終わった。

 


サラセニアの双葉
どうやら、サラセニアが発芽したらしい。

昨年8月と10月に採り播きしたうちの10月分。8月分は発芽なし。
用土は赤玉小粒。腰水しているため、冬には盛大に霜柱が立ち、どこぞに埋もれるなどしてダメになってはしないかと心配していたが、無事だったよう。
先月末に、妙な形の双葉を発見。ググってみたところ、細長いのがそれらしいことが判った。双葉の両手を広げた幅は、約1cm。

ネット情報では、その年に発芽するものもあるらしいが、すべて翌春だった。

 


ミヤママタタビ雄株:葉先に赤味も差してきた
11年夏に挿したミヤママタタビ。3月下旬には蕾が見え、4月に入ると雄株の葉の白化が始まった
ずっと遅れて17日、雌株がわずかに白化。翌日には雄株の葉先がピンク色になり始めた。そして今日、雌雄両株数花ずつ咲いた。

マタタビ科の面々は似た花をつけるが、葯の色が違う。キウイやマタタビは黄色なのに対し、サルナシは黒。ミヤママタタビは黄色で、マタタビと同じ。

 

正月に竜頭山で使って以来、ひさしぶりに旅レコ(GPSLOG)を持ち出してみた。トラックデータを読み込もうとしたところ、地図が表示できなくなっていた。

グーグルマップ読み込みエラー」云々。IEで表示できるか確認しろ、などとあるので試すが特に問題はない。
トラッキングデータを読み込み、別形式(*.gpxなど)で書き出すことはできるので、カシミールなどで表示させることはできる。でも、旅レコプレイヤー上では、地図もトラックも表示できないので、写真との連携や編集などができない。

 


3/31 受粉したモミジイチゴ#1
大方散っていたサクラは、昨日の爆弾低気圧で完全終了。初めて本格的に咲いた庭先の野良桜にも、ぽつぽつと実が着きはじめた。
早々に咲いたモミジイチゴ#1Rubus palmatusは、虫を見かけなかった割には実着きはよさそう。他のキイチゴたちも続々と咲いている。

モミジイチゴに遅れること2日。春分前日の19日には、カジイチゴR. trifidusが開花した。鉢植えでは機嫌を損ねるが、露地に放ってやると身の丈3mに達しそうなほどに元気になる。

 


発蕾、白化したミヤママタタビ雄株
陰芽で冬を越していたマタタビ類。3月に入ると、サルナシが芽吹いてきた。中旬には、マタタビやミヤママタタビも目を覚ました。
下旬になると、サルナシ雄株には蕾が見え始めた。雌株には見当たらず、今年は雄花のみとなりそう。そして、一昨年に挿し木をしたミヤママタタビにも蕾がついた。

ミヤママタタビは11年8月に挿したもの。その冬に鉢上げ。挿してから2年たらずで開花にこぎつけそう。雄株にはたくさん、雌株にはやや少な目ながら大粒な蕾が見える。

 

Googleマップには、ストリートビューという、実際のそこの風景を見る機能がある。かつてはオレンジの「ひとがた」を貼り付ける手間があった気がするが、今ではマウスのホイールで拡大していけば、自動的に切り替わる。
大都市部はだいぶ前からあり、電子パーツ街あたりは眺めていた。いまでは、お隣の歓楽街・清涼里(청량리)とか、種子島宇宙センターの比較的中の方とかも見られる。
浜松にもGoogleカーが来ていたらしい。撮影日時は、昨年の5~6月となっている。

とりあえず、浜松およびその近隣の風車を並べてみた。

 


合成に使った画像(トリミング)
もうちょっとなんとかならないかと、パンスターズ彗星の画像を、もう一度いじってみた。

この彗星は肉眼では見えず、映像化して見ても、ほとんど薄明に包まれたまま沈んでいく。とはいえ双眼鏡では、コマははっきりし尾もなんとなく見える。そのぐらいの画像にはしたい。
先日は、良さそうなあたりを16枚見繕って、彗星のコマ中心で位置合わせをしてコンポジットした。画像によっては、中心を拾うのが難しいものもあり、結果を見てもなんとなくしっくりしない。
せっかく三脚固定で撮ったものなので、先頭と最後尾で位置を拾い、あとは均等に移動したものとしてコンポジットしてみた。ソースは同じ16枚を使う。

 


尉ヶ峰わきのパンスターズ彗星
もう少し枚数を稼いでコンポジットすれば、彗星然とした写真になったかも……などと書きつつも、光度とテンションは比例してしまう。
ところが春分の日開けの21日は、地平線まで快晴という、春にはありえない天気。寒冷前線が冷えたきれいな空気を連れてきたらしい。魔がさして、また行ってしまった。

久々に上着の要る晩。例によって連続固定撮影をする。すっきり晴れてはいるが、やはり肉眼では見えず。双眼鏡では、あいかわらず「ふぉっ」っと見えるだけ。

 


花粉の顕微鏡写真(今日採取分)
モミジイチゴもソメイヨシノも早々に咲いた今年。もうなんとなく楽になった気がする。もしかしたら、花粉主が入れ替わったのかもしれない。
そんな動機で、また顕微鏡にかけてみた。
2010年2011年にも観察している。

花粉の採取は、17日午後。ベランダでセロテープを上向きに設置し、10時間ほど置いた。それをスライドグラスに固定し、サフラニンOで染色。染色液は、3倍程度に薄めてテープの上に垂らす。テープは水を弾くが、そのままで使う。対物10×、接眼WF15×の150倍で観察。

 


やっと見えたPan-STARRS彗星
そこそこ期待されていたパンスターズ彗星。直前情報では、「暗い」との報。11日頃から、暇を見ては眺めていたが、まったく見えず。今日、4度目の正直で、ようやく姿を捉えることができた。

田んぼの東の方に構え、そのときを待つ。
浜松の日没時刻はは17:57。実際には10分早く沈むので、2°程度の山並みがある計算。今日沈む位置には、もう少し高い山がある。晴れてはいるが、低空には雲。飛行機雲も邪魔をする。
天ガ4月号の予報図では、日没1時間後で高度6°、方位角287°あたり。35度の角度で補助線を引くと、19:15ごろに尉ヶ峰じょうがみね右に沈むらしい。

日没後40分ぐらいになると、天頂では2~3等星が見え始める。そのころから撮影を始めることにした。

 


モミジイチゴ(切れ葉)開花
ここのところ暖かい日が続く。
鼻の具合が変化の兆しを見せている。そろそろ樹種の切り替えかもしれない。キイチゴの花も咲き始めた。

2月下旬にはカジイチゴ(Rubus trifidus)の蕾が覗き、3月に入ると間もなく、モミジイチゴ(R. palmatus)の冬芽も動き出す。一気に白い花弁まで覗かせていたが、やっと開花した。昨日咲いていたかもしれない。細弁株と切れ葉株で、丸弁株はまだ蕾が出ない。カジイチゴも、虫食いの花がひとつだけ咲いた。

静岡地方気象台では、ソメイヨシノが開花したとのこと(PDF)。昨年よりだいぶ早いが、やはりモミジイチゴも合わせてくる

 


チャノキを露地に下ろす
常緑樹は、春先に植え替えをする。チャノキの適期は4月らしいが、すっかり春めいてきたので、今日露地に下ろすことにした。

2011年5月に採穂、挿し木したもので、少しでも大きくしてからと思い、7号平鉢に植えたままにしてあった。
8本ほど挿して着いていたが、残っているのは5本。大きく育つどころか数が減ってしまった。1本は保険に鉢に残し、4本を生垣予定の場所へ。土壌は黒土。特に土質改良、施肥などはせず、根はなるべく崩さず、そのまま植え込んだ。

 


キヤノンのニュースリリースの一部
キヤノンが、超高感度のフルサイズCMOSセンサを開発した。

三日月明かり相当の0.03lx下で、鮮明な動画が撮影できるという。線香の明かりでも、人の顔が判る。
星空に向ければ、8.5等星あたりまで「動画で」撮影でき、天の川や流星が普通に写る。ニュースリリースのページには、それらを撮影した映像が置いてある。

星空を動画撮影というと、緑色で残像だらけのI.I.(イメージ・インテンシファイア)が思い浮かぶ。最近は、電子倍増型CCDというものが使われるらしい。開発されたCMOSセンサは、これも上回る感度をもつ。

 

先日の7bit LFSRを16bit化してみた。ガロアタイプはプログラムとの相性がよく、マクロは2命令の追加のみ。ループあたり10命令分の処理増加でできてしまった。
7bit版は周期が127しかなく、100Hzでも1秒あまりで回ってしまったが、16bit版は65535もあるので655秒、1kHz LFSRでも1分以上かかる。聞いても周期は感じられない。

PIC12F675/12F629用、アセンブラソース+HEXファイル

ちなみに前回、「処理」由来ではないかと考えた140Hzのモコモコは見られなかった。やはり「波」由来だったのかもしれない。

16bit化した結果をまた撮ってみた。

 


回路図
以前、LFSR出力にFFTをかけてみたことがあった。見たことのない、もこもことした結果が出た。
その回路を流用して、再び実験してみた。

赤で囲った部分は、今回追加した回路。
無くても動作はするが、おまじないということで、PIC(12F675)にパスコンを付け、野放しだったMCLRピンをプルアップしておいた。また、内部4MHzでは処理が間に合わないので、外から20MHzを供給することにした。

 


2年野晒しの床板材
フロアーを野晒しにして2年経った。
目印の布テープは剥がれ落ち、マジックのインクもすっかり消えている。
前回記事にした1年目の時点で、すでに差は見られたが、さらに1年経つと見事なまでに違いが判る。

左の一般的なフロアーは、突き板がひび割れ、V溝部などではめくれ上がってしまった。廃屋のベニヤがめくれるような、まさにそんな風。この状態は、晒して1年半頃から目立ち始めた。

 


「錦糸卵」の木
あさって立春を迎えるとはいえ、季節はずれの陽気。静岡では20℃を超えたらしい。

ロウバイは盛りを過ぎ、キンシタマゴノキことマンサクが咲き始めている。
鼻もそろそろ反応してきた。月末頃から微妙な雰囲気に。スギ花粉はだいたい2月初旬のイメージだが、昨年は下旬'09には1月半ばと、ばらつきはある。

キイチゴ類はまだ冬の景色。なかにはウォームアップを始めた者もいる。
カジイチゴ(Rubus trifidus)は、一部葉を残しつつ冬芽がほころんできた。

 

ノーベル賞受賞で、世間にも広く知れ渡ったiPS細胞。それを主に、注目したい細胞ネタをいくつか拾ってみた。


iPS細胞の臨床研究に保険

11/1付日経新聞によれば、損保大手が、iPS細胞の臨床研究に対する保険を設計中、とのこと。

東京海上、損保ジャパン、三井住友など大手保険会社は、iPS細胞臨床研究での事故に対する保険を設計している。
試算では、被験部位などで異なるが、1億円の支払い契約で掛け金は500万円以上。被験者に後遺症が発生したり死亡したりした際の賠償金、治療費、慰謝料、訴訟費用などを想定する。一般に、被験者が死亡などした場合、数億円の賠償金が発生する。
……というような内容。

 

Big dataなるキーワードが取りざたされる昨今、ローカルではTBクラスのHDDが普通になり、無料Webスペースもどんどん拡大している。Googleでも、GoogleDriveに統一されるということで、Picasaウェブアルバムが5GBに増えている。

ウェブアルバムでは、アップロードされた画像は、適当な画質、サイズに変換される。Bloggerからアップロードした経験の範囲で言えば、1600px以上のものは1600pxに縮小される。画質も、BMPやJPEGは、適当な圧縮率のJPEGに変換される。

PCを入れ替えて勝手が変わったこともあり、また容量が増えて余裕ができたこともあり、最近はPNGやBMPをそのままアップロードすることがある。特別こだわらない写真なら、適切に扱ってくれるだろうという他人任せのこころ。ところが、かたや300KB、かたや3MBなどと、バランスの悪い状況になってしまった。
閲覧するのにも影響がでかねないので、ウェブアルバムのサーバ側の処理状況をざっくり調べてみた。

 


浜松市天竜区、竜頭山登山ルート
以前には、スーパー林道から登ったことのある竜頭山。季節は夏で、頂は景色もよく清々しいところだった。

正月2日。誘いもあって、冬の竜頭山へ登ってみた。とりあえず、GPSロガー「旅レコ」をつけて行く。

地図とルートの重ね合わせは、カシミールで行った。頂上付近での複線化は、実際に違うルートを通ったためだが、それ以外は同じ道を歩いている。行きと帰りで差し引き50mもずれている。山かげ森の中ではこの程度の精度しか出ないのかもしれない。

ロガーはリュックの横にぶら下げている。真後ろに着けたら、もしくは行きと帰りで反対サイドに着けたら改善されるかも、などと今になって考えている。

 

バニラアコースティック(Vanilla Acoustic / 바닐라 어쿠스틱)のファーストアルバムが届いた。


バニラアコースティック 1st フルアルバム (およびミニアルバム2枚)

 

マタタビ科の鉢植えがいくつかある。
春野のR362脇で木天蓼の生っていた株(マタタビ雄株)、天竜スーパー林道のマタタビ雌株、同林道のサルナシしらびそ高原のミヤママタタビ。ほかに野良キウイ(雄株)などもある。

株には雌雄があるので、基本的に小枝をもらってきて挿し木をする。葉っぱ1枚でも着くが、穂木が2~3本採れる30cmほどの枝があると安心。蔓は、先端のほうが元気がいい。ひょろひょろのクルクル巻きの状態でも大丈夫。上手くすれば、翌春にも花が着く。

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