since 2007.8 by K-ichi

寒気が下りてきたとかで、この冬一番の冷え込み。庭でも初氷をみた。
キイチゴたちも冬支度を急いでいる。


ニガイチゴ#2&キミノニガイチゴ
一番きれいなのはニガイチゴ系。

ニガイチゴ#2Rubus microphyllusとキミノニガイチゴR. microphyllus f. miyakeiを並べてみた。
赤色を持たないと思われるキミノニガイチゴは、ほんのり黄色味が差している。一方で、相方は真っ赤。

ニガイチゴやヒメカジイチゴR. × mediusらは、先月から紅葉し始めたものもある。
なかでも鮮やかなのは、ヒメカジイチゴF2R. × medius。大ぶりの木に小ぶりの真っ赤な葉をいっぱいに着ける。すでに散り始めているので、少しまばら。

ニガイチゴ系は、キミノニガイチゴ、#2長弁株、#3多花株を今春追加した。ヒメカジF2を加えれば、5株になる。
ミヤマニガイチゴR. subcrataegifoliusは、ニガイチゴの大葉&多花の変種、という話もある。天竜スーパー林道あたりでは、普通のニガイチゴに見えても多花の株、がよく見られるので加えてみた。


ヒメカジイチゴF2R. × medius

ニガイチゴ#3R. microphyllus

カジモミジ#1R. trifidus × R. palmatus


カジイチゴ

トヨラクサイチゴF2#1R. × toyorensis
ヒメカジイチゴの片親、カジイチゴR. trifidusも、ほんのり赤らんでいる。
環境のせいか、真っ赤に色づくことはない。緑を残しつつ赤みが差し、あまりきれいではない。

カジを片親に持つトヨラクサイチゴ系も、さほどきれいには色づかない。
大実で大当たりのトヨラF2#1も、若いシュートは青々としている。この株は、盛夏の頃に多少葉が落ち、ひと段落してからまたシュートが出てきた。


ヒメバライチゴ
ヒメバライチゴ#1R. minusculusも、一部が色づく。

地際はおおむね青いままだが、伸びた上の方はけっこう鮮やか。


モミジイチゴ#1

カジモミジ#2
モミジイチゴ#1R. palmatusは、つんと尖った真っ赤な冬芽がきれいだが、葉はイマイチ。赤くならない。

カジモミジ#2R. trifidus × R. palmatusは、葉縁を中心に赤らんでいるが、ニガ系に比べると控えめ。


フユイチゴR. buergeri

オオフユイチゴ
フユイチゴ系は常緑なので、紅葉とは縁がなさそうだが、オオフユイチゴR. pseudosieboldiiは赤らんできた。
ここよりやや温暖な地(渥美半島)の出身なので、ちょっと寒すぎるのか。


エバーグリーン&ソーンフリーR. fruticosus ※)
ラズベリー系は、秋果がほぼ終わった。紅葉はしてない。

ブラックベリー系は、赤らんでいる。特にエバーグリーンR. laciniatus ※)は、名に違えて一部が真っ赤になり、コントラストがきれい。


エビガライチゴ&コジキカジR. sumatranus × R. trifidus

ハスノハイチゴ+ミヤマニガイチゴ
奥地出身のエビガライチゴR. phoenicolasiusは、ややオレンジがかってはいるが、さほど変化はない。この黄ばみは、夏の暑さで着いたものかもしれない。
先日自生地で見た「チリチリ」状態とは、様子が異なる。

同じく、クロイチゴR. mesogaeus、ミヤマニガイチゴ、ハスノハイチゴR. peltatusなども、夏に傷んだり落ちたりはするが、色づく様子はない。


コジキイチゴ実生
昨年播いたコジキイチゴR. sumatranusは、ダレダレ。寄りかかる性質ではあるが、もう少ししゃんとしろ、と。

紅葉のそぶりもない。コジキイチゴは、紅葉落葉は基本的にせず、凍ると傷んで枯れる、という受動的な生き方。





【 和名、学名の出典等について 】
  • 標準和名や学名は、基本的に「YList」ページを採用する。
  • Ylistに掲載のないものは、 Wikipediaの「キイチゴ属」ページのものを使う。これには「※」を付す。
  • 交雑種は、種レベルの扱いがあり特に著名と判断したものはそれを使う。それ以外は独自名を付す。和名は両親から「イチゴ」を取った合成名、学名は両親を「×」でつないで連名とする。いずれも母体を先頭にする。
    • 例:カジイチゴR. trifidusを母体にコジキイチゴR. sumatranusの花粉を付けたもの → カジコジキR. trifidus × R. sumatranus
  • 雑種は、入手個体を「F1」とみなす。特に必要がなければ「F1」とは記載しない。その子は「F2」となる。たとえばファールゴールドの実生は、「ラズベリー・ファールゴールドF2」と記す。
  • 同種が複数株ある場合は、和名の後に番号を付す。従前1株だったものは、それを#1とする。

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