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三岳山近隣の地図(カシミール3D
日曜深夜、月をまたいで通過した台風24号
中心は隣県を通ったが、浜松は本体東側の南風をまともに食らった。家が揺れる揺れる。歴代2位だけのことはある。

そして大停電。市内27万戸、県内60Hz地域で66万戸の電気が止まったという。最後に復旧した天竜区は、土曜までかかったとか。
スーパー、コンビニが真っ暗。信号は軒並み消灯。でも東名高速の陸橋と、大通りどうしのいくつかの交差点だけは点いている。
ところどころで街路樹が折れ、屋根がめくれる。電線の復旧工事があり、全体に緩慢な交通。テレビの中の出来事だった電気の無い生活も、貴重な体験ではあった。

そんな状況の山道は、想像通りのスギヒノキの枝葉がてんこ盛り。
翌晩、昔に還った浜松でも眺めようかと立須たちすを目指すも、あまりの様子にあっさり断念。めったにない機会だったが、その先に歩が進まなかった。

 


kramP.com実行中……
MSX漢字RAMへの書き込みプログラム(k-ram.bas)を、DOSコマンド用にアセンブラで書き直してみた。プレーンテキストなコマンドも作ったことなので、それを利用して末尾に載せる。

プログラム自体は100hたらず。コマンドファイルに仕立てても、メモ書きを除けば800バイトない。
Windows上でメモ帳を立ち上げ、緑背景の部分をまるごとコピペ。文字コードをANSIとして、kramP.comというファイル名で保存。これでMSX-DOS上で実行できるコマンドになる。

このコマンドは、255KBのkanji.binを32KBずつ8回に分けて読み込み、第一/第二水準まとめて79区分一気に書き込む。
実行時間は25秒~30秒。従前のk-ram.basは、turboRで動かしても1区に6秒くらいかかっていた。さすがにマシン語、桁外れに速い。

 


ptcomx.comの内容と実行結果
MSX脳に切り替わったついでに、ちょっとしたツールを作ってみた。PTComとでも名づけておく。

MSX-DOSで何かをするときは、DOSコマンド(*.COMファイル)を使う。
これはマシン語で書かれた実行形式のバイナリファイルで、テキストエディタでソースを書き、アセンブラを通し、リンカでつなげてできあがる。場合によっては、その前段階にコンパイラが加わる。
バイナリなので、コマンドの中身を見たり修正したり、というのは容易ではない。必要なら逆アセンブルし、エディタでソースを修正、再びアセンブラ、リンカ、と手順を踏む。

DOS上でシームレスに作業できるとはいえ、ちょっとした小物で調整しつつ動作確認、なんて時には少々鬱陶しい。間をすっ飛ばして、テキストエディタで書いて即実行させちゃおう、と企んだのがこのPTComになる。

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