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ISS並みのマイナス等級。あまりに明るく見え、半信半疑気味のイプシロン2号機の打ち上げについて検証してみた。


実写+ε-2高精度予測
当日のルート予測は、1時間でまとめたざっくりしたもの。おおむね合致して見えたが、念のため精度を上げて作り直してみた。

打ち上げ計画書を800%で表示し、飛行経路画像を保存する。画像から、緯線、経線、縮尺と、各ポイントの中心を読み取る。
射点(内之浦Mセンター)はかなり正確に判るので、これと画像から読み取った値とを比較。差分を割り出す。
各ポイントを緯度経度に換算し、前述差分も加味する。飛行計画表の高度情報とともにカシミールにてプロット、画像化。そしてAviUtlで合成する。

 

ロケット打ち上げを浜松から見たい。


ε-2 打ち上げ経路予測
H2B F5は曇天でダメH2A F30は、各地で見えたという報告があるも、空の明るさに負け。
先日のH2B F6も、寒空で頑張ったもののヘイズに立ちはだかられ。浜松からは無理なのか、今日も雲が多い日だったし……とテンション下がり気味ながらも、再び立須へ向かった。

イプシロンロケットの打ち上げは3年ぶり。H2AなどのSRBを流用し、パソコン2台で打てるなど、なかなか面白いロケット。今回は2号機で、初の夜間打ち上げ。
例によって打ち上げ計画書pdfより、各イベントのポイントを拾い上げ、カシミールでプロットする。
先日、H2B用に撮った実写と、AviUtlで合成。1時間ほどでささっと上げたのが冒頭の画像。28mmとか35mmとか、そのぐらいの雰囲気。

予測ルートの、下から最初の折線部が、1段目燃焼終了、2番目の折線部が2段目燃焼開始。その間にフェアリング分離などが行われている。

 


10/9 受精したか?
先日、初めて実生ヒガンバナが開花した。4花とも自家受粉させたその後の様子について。

この10/9分は既報のもの。花が終わった直後の状態。

 


井伊谷の街並みと白んだ空と……
9日、H2BにてHTV6(こうのとり6号機)が打ち上げられた。懲りもせず、浜松からH2Bが見えないかと再挑戦。

上弦の月がありながら、「ひとみ」はそれなりに撮れた。この勢いなら意外といけるんじゃないかと、根拠の無い自信とともに立須へ。
……が、玉砕。丸々と太った月に照らされ、ヘイズに白んだ夜景を撮って終えた。

CASIO EX-10、28mm相当、F2.5(+1段)、ISO1600、2秒露出。
下辺中央付近の明かりは、来年の大河ドラマ、直虎が治めたという井伊谷いいのや地区(浜松市北区)。その向こうが浜名湖、さらに向こうが湖西市。浜松市中心部は、左フレーム外。

 


2016/12/3 18:37:28頃~ ASTRO-H@みずがめ座
ラブコメのようなコスメ系のようなそれではなく、好条件を迎えたアレ

月はあるものの、見やすい時間帯に好条件を迎えたASTRO-Hこと「ひとみ」(41337 2016-012A)。
映像で撮るのは難しいので、写真をスライドショー風にまとめてみた。

CASIO EX-10による撮影。112mm相当、F2.5、ISO1600、4s露出を10コマ。12MのJPEG画像をAviUtlにて縮小、映像化した。

 

10月の来日も流れ、公式tweetもプレスリリースも大幅ペースダウン。7月には日本語版も発売したのだが、よほど芳しくなかったのだろうか。

ちなみにその日本語版は、2タイプありタワレコ限定。一般ルートでは、輸入版ミニアルバム「BELIEVE」が手に入るぐらい。現状ではこれが、シングル集であり、ベストアルバムであり。
日本語版のパフォーマンスはタワレコなどで行われており、YouTubeでも見られる(オッパウイルスALWAYS)。

そんなこんなで、どうにも雲行きが怪しい7学年1班(칠학년일반ちらんにょん いるばん、7학년1반、ナナガク、七學年一班)、の3時間目。頑張れナナガク。

2時間目で取り上げたALWAYSに続き、2014年11月には이별 파이팅いびょる ぱいてぃんを発表した。

 

かなり作りこまれているCASIO EXILIM EX-10。たぶん一生使わないような機能まで満載している。
取説pdf)では端折っている部分があるので、星野撮影に関連しそうなあたりを調べ、性能については天文ガイドのT.G.Factory風(自称)にまとめてみた。

35mm換算f開放F
281.8
351.9
502.1
852.3
1122.5
光学系のスペックは、F1.8~F8、f=6mm~24mm。35mm換算では28mm~112mmに相当する。テレ端でもF2.5と明るいのが嬉しい。
撮像素子は、1/1.7型、12Mpxの裏面照射型CMOS。OLYMPUS STYLUS XZ-2と同じモジュールらしい。

通常のズームのほか、ステップズーム機能もあり、28、35、50、85、112mmに切り替えられる。表は、その際の開放F値。
絞りは1/3段刻み。ND8(3段)相当のNDフィルタも搭載している。
シャッタースピードは、1/20000~250秒。ただし、設定モードによる制限が多い。

いただけない点もいくつかある。

 


ASTRO-H(ひとみ)
11/16 4:34:40頃から
H2AF30で打ち上げられたASTRO-Hこと「ひとみ」。Wikipediaなどにあるように、いくらも宇宙を見ないうちに分解してしまった。

杜撰な設計、運用が重なり、万が一の際に最低限の守りを固めるための「セーフホールドモード」が死への道だったという、冗談みたいな結末。
現在は、千切れるものは全部飛ばして、本体はぐるぐる回りながら飛んでいる模様。

予報光度が出てないが、条件がいいときには1~2等級クラスでフラッシュする。イメージとしては、暗め、ゆっくりめの飛行機。その「ひとみ」が、見やすい時間帯に来ている。

ちなみに写真は、CASIO EX-10による。28mm相当F1.8、ISO400で30秒露出。RAW画像をYimgに食わせ、階調補正を50%とした。それをBTJ32でリサイズ、JPEG化した。
右上の輝星がプロキオン、左上あたりがしし座。中央の星は、うみへび座のα星。ASTRO-Hは影から出て、左下へ向かっている。小さな点線がそれ。

 


カメラケースの商品画像
本格使用し始めたCASIO EX-10。これには自動開閉の4分割レンズカバーが付属する。ただしプラスチック製で、押せば撓み、パネル間に隙間もあいている。
荷物とともに運ぶ際には心もとない。もう一枚保護するものがほしい。そこでカメラケースを購入してみた。「XJPT-EX100-10」という。

ロゴ入りの純正品もあるのだが、本革製で6000円以上する。モノは良さそうだが、さすがに買えない。
一方でこの中華製PUレザー品は、税込送込で1060円。保護カバーなので、品質はそこそこでいいだろう。

画像を見ると、色むらといい小皺といい、かなりいい感じの仕上がり。本革と言ってもダマせそう。
ストラップも同色のがついてくるらしい。ブラック色もあるがランドセルっぽいので、ダークブラウンを選択した。

 

MSXを撮ってみた。


右上が、初めてのパソコン、MX-10。カシオがMSX1末期に廉価版として発売したもの。購入価格は5000円引きながら、ファミコン定価と同じ14800円。今はなきハニーコーエイにて。

左下は、最近入手したコンデジ、EX-10。31680円で、こちらはアマゾン最近は3万円を切っているらしい。購入後は販売サイトは見ないに限る。
メーカが一言もコンパクトを謳ってないだけあって、大きくて重いレンズ一体型デジカメ。

左上は、電波時計のDQD-10。ライト無し、40kHz専用、というハンデはあるが、ものすごく電池の持ちがいい。時間確認では必携となっている。たしか1180円ぐらいで、これもハニーコーエイ。

同じメーカなので似ていても不思議ではないが、そろいも揃った10シリーズ。いずれにも、100とか101とかの後継機種がある。WK-210現行はWK-245)はちょっと違うので下敷き扱いとした。

これがMSXを撮った写真……ではなくて。
入手したてでワクワク中のEX-10で星空などを撮ってみた、という話。

 

まるさら受け売りなのだが、自分なりに考えたところを忘れないようにメモしておく。

シリアル接続環境ができたので、PICであれこれデータを取って、CSV形式でばーーーっと転送して……などと考えていたのだが、表計算に16進数CSVを食わすには難儀するらしい。
10進表記に変換したいが、PC上でひと手間かけるのもスマートでないし、マイコン側でやるのも大変。世間ではどうしているのかと検索してみると、頭のいい人はいるものだ。

たとえば8bitバイナリを10進表記に直すなら、さんすう頭では、100で割って商が100の位、剰余を10で割って10の位、余りが1の位、と考える。ただ、PICなどで割り算をやるのは非常にコストが高い。100を引けるだけ引く、的な力技で済ますことも多い。
ところがこの変換が、ビット数分のシフト&加減算だけでできるという。

 


10/1 実生ヒガンバナ開花
実生のヒガンバナが咲いた。

ヒガンバナは、毎年9月半ばに一斉に咲く。一面真っ赤になったその後、10月半ばには、ぬるんと長い緑の葉を出し一面真緑になる。
ヒガンバナは実が生らないといわれる。しかし実際には、一面真緑の中にある程度は茎が残る。その先には1~2個の青い実が着いており、そのうちのいくらかは熟す。
種子は大きめの正露丸様。それを播いてみたのが2005年。翌年にも再び播き、そのうちのひとつが先日開花した。じつに10年目にしての花芽。

以下に経過などを記す。なお、年号のないものは今年の日付。

 

担当者が変わったんだろうか。

浜松市の林道情報のページ
天竜スーパー林道は現在、野鳥の森線(山住神社~水窪ダム)のうち北半分が、そっくり通行止めになっている。麓で新たな崩壊が起きたためだが、山側はヒバリの門から通行止め、としてある。

昨年9月16日更新分(WebArchive)ではオオルリの門からになっており、地図の図示(赤塗り部分)もオオルリの門以北を示している。
冬季通行止め後の今年の更新分、5月12日(WebArchive)、9月28日(WebArchive)では、文言だけヒバリの門に変わっている。

正しくはオオルリの門で通行止めであり、また現在は登山口まで行けなくもない。車でも同様。

先週、今週と、このあたりを散策してきた。
以下に、野鳥の森~水窪ダムあたりの地図(地理院地図)を掲げておく。

 


ツタンカーメンのエンドウの豆ご飯
収穫より播種の時期に近くなってしまったが、「ツタンカーメンの豆ご飯」記事の改良版。よりシンプルに、そして畑仕事のお昼にも美味しくいただけるように考慮した。
ちなみに播種は、浜松市北区では11月中旬が適期。

材料(比率)

米 …… 1合
豆 …… 100g
塩 …… 小さじ1
サラダ油 …… 小さじ1(無くても可)

 


AKB48:桜の花びらたち + 7学年1班:ALWAYS(2015版)
7学年1班(칠학년일반ちらんにょん いるばん、7학년1반、ナナガク、七學年一班)記事のつづき。
例によって、나무위키なむうぃきのページなどを参考に綴ってみる。


2014年1月のデビュー曲「オッパウイルス」に続き、同年5月には「ALWAYS」を発表した。

パクリだなんだと厳しい指摘の多いナムウィキにおいても、一定の評価のある作品。このグループの名を知らしめ、また耳なじみがいいという評価も多い、とのこと。
たしかに奇を衒わない、ミドルテンポで落ち着いて聞ける曲。日本のポップスの王道とされた、Aメロ、Bメロ、サビ、の構成。おそらくコード進行なども定番なのではないかと思う。

この曲を聞いて浮かんだのが、AKB48の「桜の花びらたち」。なんとなく雰囲気がしっくり合う気がする。この2曲を合わせてみた。

 


ループバックテスト
先日入手した、USB-シリアル変換ケーブル(HL-340)の動作について調べてみた。

導入時は、簡単なループバック回路によって動作を確認した。設定はほとんどデフォルトのまま、9600bpsにて。
コピペ時に独特の振る舞いはあるが、送信も受信もできていることは確認できた。

今回は、速度を上げたり設定を変えたりしつつ、波形も見てみることとする。
波形の確認は、RIGOLオシロによる。シングルトリガの結果を、Ultra Sigmaで取り込んだ。

 


好条件のISS(2015/10/25)
人工衛星といえば、ISS(国際宇宙ステーション)とイリジウムフレアが定番。マイナス等級で煌々と輝き、派手で見栄えがする。

好条件の眩いそれもいいが、たまには特殊な条件のものも見たくなる。
一例が、先日撮ったISS日面通過や月面通過。わずか0.5°の円内を通り、シルエットが見られたりする。木星との絡みを狙う人もいる。月面イリジウムフレア、なんてのもありそうだが、レアすぎるのか画像検索には上がってこない。

今回は超低空通過に挑戦してみた。年明けの千葉の低空イリジウムフレアの上を行くようなものを狙いたい。
普段の予報確認は、Heavens-Aboveを利用している。ただこのサイト、10°を切るようなものは弾いているらしい。検出するツールを見つけられなかったので、SatelliteTrackerをひたすら眺めて探すことにした。

 


甲壳虫车载MP3……が届いた
ようやく届いた。カセットアダプタと同時購入なので、注文から18日。

甲壳虫车载MP3 N 星科(黑)とある。要は、とらんすみっ太の別バージョンなのだが、どう訳せばいいのか。
甲壳虫は、VWのビートルとか甲虫のような意味らしい。车载は車載。星科は判明せず。
amazonにて555円也。とらんすみっ太より安い。5色あるらしいが、連絡も説明も無く「黒」だった。商品画像は青なんだけど。

 


カセットアダプタが届く
汽车磁带转接头Nを買ってみた。

汽车は自動車、磁带は磁気テープ、转接头は変換アダプタ、らしい。カーカセットアダプタ、といったところか。
とらんすみっ太のころから心は揺れていたが、\203-という価格には抗い切れなかった。送料込だし。

梱包はいつもの黄色いプチプチ内貼りなやつなのだが、中国郵政ではない。
BAYARAN POS JELASとか書いてある。マレー語らしく、Google先生によれば「明確な送料」。POSTAGE PAIDともあるから、郵送料支払い済み、別納、とかそんな感じなんだろう。
POS MALAYSIAは、マレーシア最大の郵便業者とのこと。記載の文言、POS MALAYSIA INTERNATIONAL HUB 64000 MALAYSIAとか、POS MALAYSIA INTERNATIONAL HUB MALAYSIA PMK 1348とかでググると、まんま出てくる。中継業者か何かだろうか。

 


HL-340が届く。敷物は包装袋。
USB-シリアル変換ケーブル(HL-340)を買ってみた。

PCのUSBポートに挿せばシリアルポートとして使える、というシロモノ。造りは悪くないが、本来ナットであるべき固定ねじがボルトになっている。ケーブル長は、コネクタ端-端で84cm。

アマゾンにて送料込240円也。海を渡ってこの価格。恐ろしく安い。
黄河の畔、中国河南省郑州市からの郵送で、注文から19日かかった。今回はトラッキングコードは無し。0.020kgと表記されているが、実際は43.5gある。
写真のまんま、クッション材もないペラペラのポリ袋に裸で入って届いた。内側の黒い袋で、中身は見えないようになっている。ただ輸送中にぶつけまくったようで、ピンホールだらけ。いくらなんでも……と思ったが、商品自体は問題なかった。

 


ビロードイチゴの分布を俯瞰
西日本では雑草扱いというビロードイチゴRubus corchorifoliusを探してみた。

分布は静岡県以西とされる。浜松には、遠州灘からシラビソ帯まであるのだが、生えているのは見たことがない。
ネットで調べると、大井川下流域には県RDBに載る程度にはあるらしい(PDF)。航空写真などで見当をつけて、川沿いや山中を彷徨ってみたが、発見できなかった。

ならばと西方に目を向けてみたが、豊橋、新城、設楽あたりにも無い。オオフユイチゴR. pseudosieboldiiが繁茂する、だいぶ温暖そうな田原(渥美半島)にも無かった。
ハスノハイチゴR. peltatusを探しにいった中津川(恵那山)もダメ。標高を下げてより西へと、豊田の猿投山さなげやままで足を延ばしてみるも空振り。

 

あとから出てきたヨチン(GFRIEND/여자친구よじゃちんぐ)(2015)とかラブム(LABOUM/라붐らぶむ)(2014)とかTWICE(트와이스とぅわいす)(2015)とか。背中がだんだん遠くなってきた感がありつつも、でもナナガクには頑張ってほしい。

7学年1班(ナナガク/七學年一班/7-1/칠학년일반ちらんにょんいるばん/7학년1반/Year7 Class1)は、2014年1月デビューの韓国7人組ガールズグループ。
日本語版オフィシャルは、サイトYouTubeチャンネルツイッターなどがある。

学生服やチアリーダー、メイド服など、個性的な衣装を身にまとい、ポンポンやホイッスルなどの小道具を使って元気に歌って踊る彼女たち。
韓国にはない7年生という設定を新たに創造し、今までのガールズグループにはなかった、新鮮かつどこか懐かしいパフォーマンスで見る人々を元気にしてくれる、まさに応援団だ。

という、とりあえず学園物コンセプトでデビューした。ちなみに「班」は、日本でいう「組」に相当する。
「生パンツでごめんなさい」事件のようなネタ作りも時にはあるが、各々個性的で曲もパフォーマンスも好いと思う。

 


死改造済みのとらんすみっ太

死改造ブロック図
MP3FMこととらんすみっ太が逝ってしまった。

各種機能を調査してまとめ、音源を揃え、車載実働試験に入っていた。
機能にも性能にもおおむね満足だったが、一点、アイドリングストップの度に再生モードがクリアされる問題があった。いつもrAnで聞きたいのに、それができない。ON-セル、ACC-ONなどの切り替えは機械的に行われており、瞬停が起こっているのだろう、と推測。対策を講じてみた。
どうせなら、セルを回す時間ぐらいは頑張れるようにしたい。短時間のバックアップは作例がある

 


ISS日面通過の予報
ISSは51°傾いて地球を1.5時間で周回している。地球は自転しているので、地球を基準に見ると、通過位置は西へ西へと移動する。
夜だけでなく昼間も空を横切っているが、普通は見ることはできない。まれに月や太陽の前を横切ることがあり、太陽の場合はシルエットとして観察できる。
ちょうど上手いことに、日曜の昼、近所で見られることが判った。手持ちの非力な機材で追ってみた。

画像はheavens-aboveでの予報浜松風力発電所、6号機付近での見え方。
トップページから「ISS(国際宇宙ステーション)」を選び、「含まれる通過:全て」のラジオボタンをオンにする。5月8日の11:45頃の通過が今回のもの。
URLパラメータのlatが北緯、lngが東経を表す。微調整したいときは、これを直接いじってもよい。上記太字内のリンクにはこれが含まれ、現在の設定が書き換わるので注意

 


お値打ちポッカレモン
ふと、腹を満たせる化学実験でも、と冷蔵庫を覗いたのだが、無い。いつもの緑の瓶、常備のはずのポッカレモン450ml
仕方がないので、用事ついでにホムセンの酒コーナーを覗いてみた。

カインズモールならベイシアに行ってしまいそうなところだが、カインズ側にも多少の食品はある。で、見つけたのがコレ。
なんだかヘアトニックみたいな瓶で、商品名も異なる。が、ポッカだし、レモン濃縮還元果汁100%だし。そして瓶の横にはPOKKA LEMONの刻印。
商品名は「おいしく割れるレモン」。720mlで498円と破格。アマゾン定期便でのポッカレモン450mlより単価は安い。
CAINZ×ポッカサッポロ、とあるので、カインズ全量買取のPBに準ずる扱いなのだろうと想像する。

似たものはないかとネットを眺めてみたところ、業務用ポッカレモン(コストコ扱い)が唯一ヒットした。こちらは2本で1188円とのこと。アマゾンでは864円もする。
透明瓶では「ポッカレモン ニューポッカ」というものもあるが、こちらは果汁10%。

陳列棚にはあと数本しかなかった。欠品していることが多い、という話もある。
しかしこのコストパフォーマンス。まさに特価ポッカレモン。

 


4/24 咲き揃ったシラン鉢植えら
鉢植えのシランが咲き揃った。

9日、やや小ぶりで控えめな口紅シランから始まり、僅かに遅れて無印と覆輪が続く。20日を過ぎて、ようやく白花も咲き始めた。
例年は軒並み4月下旬、口紅は5月に入ってからのこともある。白花が通常ペース、それ以外が今年は異様に早い。

2009年に8号鉢に植え、草むらの防波堤代わりに並べてある。
刈ればよさそうなものだが、逸出トヨラクサイチゴやらカラムシやらときにネナシカズラやら、なかなか根絶やしにするには忍びない連中の住処だったりする。

 


3/27 力尽きた蕾たち
手前はムベの新芽
順調に咲き始めたカジイチゴらだが、一部に新芽の枯死が見られた。

芽吹き、展葉し、蕾を伸ばしたところで突然の青枯れ。いまどきはバラゾウムシに蕾がやられることはあるが、葉茎まで、しかも樹全体ということは通常考えられない。
露地に放してあるので、水切れは考えられない。他の株は順調で、伸び、咲き、若実が育っている。

青枯れというと、ナス科に見られる青枯病を連想する。厄介な菌だが、バラ科が宿主になるとは聞かない。とはいえ、菌類は突然壊滅的猛威をふるうことがあるので、うかうかできない。

ちなみにあの菌枯れマタタビは、両株とも萎れの症状が出てから2週間までに枯死した。10年の付き合いだったが、逝くのは一瞬。せつない。
挿し木で生き残りを賭けたが、記事前半の株は翌年5月、僅かに芽吹いて力尽きた。後半株は、なんとか一株だけ生き延び、襲撃を受けるまでになった。犯人は判っている

 


中国郵政で届く
MP3FM」というのが商品名っぽいが、味気ないので名付けてみた。深い意味はない。

このとらんすみっ太は、MP3などの音声音楽をFMトランスミッタで飛ばす、というカー用品。シガーソケットに挿して使い、カーラジオでFM放送として聞く。音声ソースは、メモリカードやライン入力など。
カセットアダプターのようなギミックにも興味は湧いたが、オールインワンで挿せば聞ける、安価でお手軽な方を選択した。
スマホからBluetoothで、などとイマドキを気取るのもいいが、ダウンロードより円盤を買いたい世代なので、固体メモリからアナログで飛ばすのもよかろう。

購入はアマゾンで、税込送料込620円。購入店はIris Teckだが、もう扱いはない模様。現在のアマゾンでは、730円とか750円とかいうあたりが最安値っぽい。

 


3/19 カジイチゴとキンシタマゴノキ
キイチゴの開花シーズンが始まった。

'14'15とモミジイチゴが先鋒を務めたが、今年はカジイチゴR. trifidusから。
5日に開花し、8日にはモミジイチゴ#2R. palmatusも続く。本格的に咲き出すのは10日ほど先だが、モミジイチゴ#1R. palmatusも、1花だけ開いた。
鉢底逸出のトヨラクサイチゴ系、自然発生のクサイチゴも、このころ咲き出している。

21日にはヒメカジイチゴR. × medius似のカジモミジ#1、トゲナシイチゴ系のカジモミジ#2R. trifidus × R. palmatusが同時に開花。立ち性で実着きのいいタイプの、モミジイチゴ#3R. palmatusも咲く。

 

Caplio R2では赤い星雲は写らないことがハッキリしてしまったが、往生際悪くもう少しいじってみた。

このカメラでは、6等星+αが写るかな、程度の認識。ところが写真限界等級(極限等級)は計算できるらしい。前回撮影の28mm相当では約6.5等になる。結構いいセン。
ネット上でよく見かけるのは以下の式。天文年鑑に載っているとのこと。
mp = ms + 5log f - 2.5log d - 23.1
mp:写真限界等級(等) ms:空の明るさ(等) f:焦点距離(mm) d:星像の直径(mm) logは常用対数
一般に、ms=22、d=0.02あたりと置く。次のような式を掲げるページもあるが、ほぼ同じ意味になる。
mp = 3.0 + 5log f
なんとなく口径やFやISOなどが入ってきそうな気もするが、十分な露光時間を取った上での限界値、ということのよう。
限界等級は、背景の暗さと、レンズの焦点距離と、収束スポットサイズに依存する。どうにもならない2条件はともかく、光学ズームを伸ばせば限界等級も伸びるらしい。

 

星が流れんぐらいの露光しかできんなら、ほいほい撮って、後処理で頑張りゃいいらと、挑戦したのが5年前。バーナードループは影も形もなく、美しくもない結果しか得られなかった。
彗星だの衛星だので、最近はまた空を仰ぐ機会が増えてきたので再挑戦してみた。

カメラは前回同様、RICOH Caplio R2。2005年発売機なので、もう10年選手になる。発売当時は、広角と1cmマクロがウリの、中堅のコンパクトデジカメだった。
撮影の各種設定は、f=4.6mm(28mm相当、Fを稼ぐため最短)、F3.3(設定はできないが最小値)、ピント∞、ISO800(最大感度)、8秒露出(最長)、フラッシュ禁止。
JPEGエンジンへの影響を期待して、EV=+2.0(記録光度を稼げるかも)、WB=蛍光灯(赤系の色を稼げるかも)とした。
画質は1280Fを選択。5Mピクセルの撮像素子なので、無理のない1280×960解像度で、最も高画質のファインモード。液晶での撮像確認表示をやめれば、8秒露出でも10秒でまわせるので、6枚/分で撮り続ける。

 

イカ臭いような話ではない。

本日付、日経新聞朝刊13面に、「動物の精子 常温で長期保存 順大、5年で実用化」という小さな記事があった。
以下に抜粋する。

順天堂大学の多田昇弘准教授らは動物の精子を1年以上にわたって常温で長期保存する技術を開発した。
精子の水分を糖の分子に置き換え構造を保ったまま乾かす。水に浸すと元に戻る。
約500日間保存したマウスの精子の実験では、正常な子供が生まれた。
(略)
糖であるトレハロースの分子が、精子の中の水分子と置き換わってガラスのような状態になる。カテキンの分子を混ぜて酸化を抑える。

スルメはふやかしてもイカには戻らないが、生体内の水をトレハロースに置き換えれば、乾物にしても生きていられるらしい。

 


立須からの夜光雲(ロケット雲)
17日、X線天文衛星ASTRO-Hを積んだH2A 30号機が打ち上げられた。衛星は「ひとみ」と命名された。

ロケット打ち上げを浜松から見られないものかと、ここのところ画策しているが、H2B F5には曇られ、H2A F29は昼間で断念。F29では、夜光雲(ロケット雲)を目にしていながら撮り逃す、という失態も。
今回の打ち上げは夕暮れで、噴射炎を見るには空が明るすぎ、夜光雲が広がるころには暗くなってしまうのではないか、と懸念しつつも出向いてみた。

種子島は、浜松から800km。遠いのでロケットは小さく暗く、しかもいくらか昇ってからでないと見えない。
浜では方角の見当がつけづらいので、山に登ることにする。撮影地は立須。奇岩の上に三脚を構えて挑む。

 


2015/10/25 ISS

2015/10/18 天宮1号
夜通し天を仰いでいると、暗い光点がゆっくり動いて行くのが見えたりして、薄明が近づいてきたのを感じたもの。最近では、ISSを撮ったり、HTV5を見送ったりもした。

そのHTV5の予習でみつけたサイト、Heavens-Above。ここではISS予報だけでなく、いろいろな衛星の情報、イリジウム・フレアと呼ばれる現象の予報なども見られる。とりあえず、いくつか撮ってみた。

 

年末には、懸案が解決されたようだ。このネタも年内に終わらせるつもりだったのだが。

暮れに好きに拾って並べてどんよりした、そのつづき。
なんだか、空を仰いで、背筋を伸ばして、発散したい。そんな気分で曲を拾ってみる。


Why(왜 이래) - 4TEN(포텐)
포텐ぽてん왜 이래うぇ いれ
サビがNever Ending Storyっぽい。なんか飛べそうな感じ。

 

先日行ったバラ谷の頭における、ダイヤモンド富士について考察してみた。

ダイヤモンド富士の描画は、カシミール3Dの鳥瞰機能・カシバードで行う。精度が高く、高機能で便利なのだが、日出没に関しては微妙にズレがある。浜松市近隣で日出没を撮り精査したところ、0.1°程度のズレがみられた。

天体は地平線間際では、大気によって浮き上がって見える。この補正が過剰になっているようなので、大気差補正の補正をしつつ、バラ谷の頭におけるダイヤモンド富士予測を試みた。
ちなみに2016年は、4月27日、4月28日、8月15日の3日間だけ、お鉢内からの日出が見られるハズ。

まずは手元のデータを、以下に一覧にする。

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