H2B F5は曇天でダメ、H2A F30は、各地で見えたという報告があるも、空の明るさに負け。
先日のH2B F6も、寒空で頑張ったもののヘイズに立ちはだかられ。浜松からは無理なのか、今日も雲が多い日だったし……とテンション下がり気味ながらも、再び立須へ向かった。
イプシロンロケットの打ち上げは3年ぶり。H2AなどのSRBを流用し、パソコン2台で打てるなど、なかなか面白いロケット。今回は2号機で、初の夜間打ち上げ。
例によって打ち上げ計画書pdfより、各イベントのポイントを拾い上げ、カシミールでプロットする。
先日、H2B用に撮った実写と、AviUtlで合成。1時間ほどでささっと上げたのが冒頭の画像。28mmとか35mmとか、そのぐらいの雰囲気。
予測ルートの、下から最初の折線部が、1段目燃焼終了、2番目の折線部が2段目燃焼開始。その間にフェアリング分離などが行われている。
打ち上げは12/20、20:00:00ジャスト。電波時計で時刻を確認したら、撮影開始。
EX-10にはインターバル機能が無いので、2秒タイマ(手ブレ防止)+4秒露出(ダーク引き回避)、を手動で繰り返す。28mm相当、F1.8開放、WB曇り、ISO800。
露出している数秒間には、空に目を凝らしつつ、かつ失敗の無いようにシャッタを押し続ける。
見えないなぁ、やはり無理か……と思ったころに、赤っぽい速い光点がすすっと斜めに動く。見えた!? と思ったら消えてしまった。
しばらくすると、今度は金色の明るい光点が移動を始める。ISSか? 気持ち速いような。予報見てこなかったなぁ……などと考えていたら、いつの間にか消えてしまった。
Yimgで比較明合成し、あらためて予測ルートと突き合せてみた。ややズレているものの、イプシロンロケットの打ち上げと見てよさそう。
初めの赤かったところは1段目。その後の金色は、2段目のタイミング。太陽高度-40°で200kmに満たない高度では、太陽は当たってないハズ。
しかし、マイナス等級まで明るく見えるものなのだろうか。
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