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新東名(旧呼称:第二東名)が開通して1ヶ月あまりが経った。

交通量は2割アップ、渋滞は9割減、など、効果が早速アピールされている。単純に倍のキャパを持ったら、当然といえば当然の話。
道路自体は140km/h設計で「とても走りよい」という声がある一方、早々から「狸の突撃でバンパーばきばき orz」などという話も聞かれた。落石もあったようで、落ち着くまではしばらくかかりそう。
サービスエリアの繁盛ぶりもかなりのもののようで、渋滞に並んでいる様子は頻繁に報道されていた。

未だに乗る機会はないが、ネット上ではドライブレーコーダ映像などがたくさんアップされている。
開通日は天候が悪く、見通しのいい映像はあまり無かったが、ひと月半も経つといい画も挙がってくる。

 

2009年皆既日食のときには、ひまわり7号を倍働かせて、地上の影の動きを映像化してくれていた。今でもその映像は気象庁のページで見られる。

その影を若田さんは見られたのか、という考察をしたりもしたが、少なくともISSからは見えるよう。今回の日食の影の映像がNASAのページにあったので、左に埋め込んでみた。

それに関する記事がNASAのブログに、その和訳はJAXAのページにある。

気象庁による影の動きムービーは今回は無いようだったので、画像を借りて勝手に作ってみた。

 


金環10分前 135mm相当
ツキは来ていたようだ。

あれこれ考え、準備をしていた金環日食。ところが前日の天気予報は、「曇り、昼ごろからところにより雨」。雲間から見られる「可能性もある」という。
6時。見上げる空はドン曇り。今にも小雨が降ってきそう。とうに日は昇っているが、太陽の位置すら判らない。
7時。相変わらず曇り。テレビでは深くえぐれた太陽が映され、高知でも東京でも茨城でも、そして隣県愛知でも見えているという。どこまでツイてないのか……と諦めかけていたそのとき、空から光が降ってきた。

浜松市北区では、金環食になる15分前ごろから雲が切れてきた。
前回は使う事のなかったピンホール手鏡をセット、12mほど先に投影する。穴径は約1cm。天文ガイド5月号付録の、日食グラスも準備。木漏れ日の撮れそうなところを見繕い、撮影用減光グラスとして2DDフロッピも用意する。記入によれば、バッ活にMSXネタを投稿していた頃もののよう。

 


どうやって収まったのか不思議なガガンボ
わが家の食虫植物は3種。ハエトリソウ、サラセニア、アフリカナガバモウセンゴケ。いずれもカインズホームで、見切り半額売りされていたもの。すべて屋外に置き、日光と水だけで育てている。
ちなみにサラセニアは、ファーンハミーといい、レウコフィラとルブラの雑種、とのこと。

 

すっかり韓国勢に置いてけぼりのFDP。亀山モデルを謳った「液晶のシャープ」ですら過去の話で、言ったもん勝ちのLED(のバックライトってだけの)液晶など、やりたい放題。地デジ化ポイント補助も切れて、反動不況もあり、日本のテレビは総崩れな感もある。

そんな折、次の主役のひとつと目される有機EL(OLED)について、パナソニックとソニーが技術提携するというニュースがあった。昨日付の日経新聞朝刊の記事だが、今日になっても否定リリースがないところからすると、飛ばし記事ではない模様。

有機ELテレビは、サムスンとLGが既に発売を公表している。ともに55インチで、前者が70万円クラス、後者も60万円クラスらしい。発売は今年後半の予定だったが、LGは前倒しして5月にも、という記事も見かける。

 

キイチゴ類は、咲いて40日前後で熟す。
モミジイチゴ(Rubus. palmatus)、トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)F2が熟し始めた。カジイチゴ(R. trifidus)は、既にヒヨドリに食われた後だった。


ナワシロイチゴ
あの後9日、ラズベリーのファールゴールド(R. idaeus ssp. idaeus)の開花痕を確認。同日、ナワシロイチゴ(R. parvifolius)も開花。


クロイチゴ(4日)
ナワシロに似たクロイチゴ(R. mesogaeus)は、もう花が終わって、若い実を付けている。外れなく、ほとんど受粉している模様。最後は、花弁が開ききって散る。

 


カラスビシャクの花
5月に入り、カラスビシャクが咲き出した。

サトイモ科の小振りな雑草で、田んぼ脇の土手などで見かける。
林道などを歩くと、膝腰ぐらいの高さのマムシグサの類をよく見かける。名前も名前だが、薄暗い中にデカくて独特の姿は、不気味さすら感じる。一方でカラスビシャクは、30cmに満たない華奢な出で立ち。日当たりのいい草むらで、仲良く群生している姿はほほえましい。

人間とは、なんとも勝手なもの。

 


国立天文台からリンクされている映像
今日は満月。半月後の新月の日、21日朝には金環日食が起こる。日本の腹のあたりを金環食帯が通り、3大都市が入るため、人口の6割超8000万人が、居ながらにして見られるという。

おおむね、東京~静岡~和歌山南端~鹿児島南端あたりを中心線が通る。静岡県内では、沼津、静岡、磐田あたりがど真ん中らしい。もちろん浜松でも十分に金環食になる。7:30前後の4分ほどの間、リング状になる。
国立天文台のほか、多くの解説ページが立ち上がっている。

世紀のイベントなのでちゃんと見ておきたい。観測の方法はいろいろある。
肉眼では、日食グラスで直接見たり、木漏れ日を眺めたり。望遠鏡など機材を使うなら、同様に眼視用減光フィルタを通して見たり、投影板へ映して見たり。それらを見たまま撮影することもできるし、連続撮影と風景を合成するとか、食帯の限界ラインでベイリービーズを狙うとか、いろんなことが考えられている。

力の入った「観測」はプロやハイアマチュアに任せるとして、手軽に「観望」したい。もっとも手軽なのは、木漏れ日の観察。普段の「ぽぽぽっ」とした明るみが「わわわっ」となる。つまり、小さな丸い光の集合が、小さな輪の集合になる。ピンホールカメラと同じ原理で、手軽さはピカイチ。応用すれば迫力の大写しも可能かも、と考えてみた。

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