since 2007.8 by K-ichi


金環10分前 135mm相当
ツキは来ていたようだ。

あれこれ考え、準備をしていた金環日食。ところが前日の天気予報は、「曇り、昼ごろからところにより雨」。雲間から見られる「可能性もある」という。
6時。見上げる空はドン曇り。今にも小雨が降ってきそう。とうに日は昇っているが、太陽の位置すら判らない。
7時。相変わらず曇り。テレビでは深くえぐれた太陽が映され、高知でも東京でも茨城でも、そして隣県愛知でも見えているという。どこまでツイてないのか……と諦めかけていたそのとき、空から光が降ってきた。

浜松市北区では、金環食になる15分前ごろから雲が切れてきた。
前回は使う事のなかったピンホール手鏡をセット、12mほど先に投影する。穴径は約1cm。天文ガイド5月号付録の、日食グラスも準備。木漏れ日の撮れそうなところを見繕い、撮影用減光グラスとして2DDフロッピも用意する。記入によれば、バッ活にMSXネタを投稿していた頃もののよう。


金環5分前、雲が横切る
すでに相当深く食が進んでいる。木漏れ日もすっかり「⊂」の集合に。そこに一片の雲が通りかかる。ちょうどいい具合に減光され、青空を背景に白く細く輝く太陽が見られた。日食グラス越しに見る暗黒にぽつんと浮かんだ姿より、ピンホールで見るぼやけた像より、望遠鏡で見る作られたような画より、これが一番美しいと思う。

⊂がCになり、細くなるとともに口が閉じてくる。そして7時半ごろ、ついに金環に。近隣では、子ども達の歓声が上がる。
望遠鏡などは使ってないので、ベイリービーズはよく判らなかった。
ピンホール像も日食グラス像もリングがはっきり。木漏れ日が見事に「わわわ」の状態。影の縁取りが「ぬめっ」としている。直に見ても、眩しいながらもリングが判る。昼間の青い空気は変わらないのに、夕暮れ時のような明るさ。聞いてはいたが、ちょっと妙な雰囲気。
浜松はやや中心線からずれるが、それでもかなり整ったリングになった。

4分あまりの金環が終わり、再び細い逆Cになり逆⊂になっていった。8時頃にはまた雲がかかる。結局、金環の前後だけ晴れるという、運を使い果たしたような天気だった。
静岡県内でも、伊豆や焼津などでは見られなかったらしい。


金環2分前

金環日食中

金環3分後

金環6分後

金環11分後

金環65分後

減光フィルタは2DDフロッピ

金環時のキンモクセイのシルエット

金環時のロウバイのシルエット

出番のあったピンホール手鏡

金環11分前、ブロックの高さは20cm

金環4分前

金環日食中

金環4分後



見られなかった時のネタも、一応考えていた。
イベントに合わせるように昨日咲いたバライチゴと、金環日食のイメージ画。


ガックリうなだれるバライチゴ

金環日食(偽)

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