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キイチゴ類は、咲いて40日前後で熟す。
モミジイチゴ(Rubus. palmatus)、トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)F2が熟し始めた。カジイチゴ(R. trifidus)は、既にヒヨドリに食われた後だった。


ナワシロイチゴ
あの後9日、ラズベリーのファールゴールド(R. idaeus ssp. idaeus)の開花痕を確認。同日、ナワシロイチゴ(R. parvifolius)も開花。


クロイチゴ(4日)
ナワシロに似たクロイチゴ(R. mesogaeus)は、もう花が終わって、若い実を付けている。外れなく、ほとんど受粉している模様。最後は、花弁が開ききって散る。


ミヤマニガイチゴ花後(9日)
同じ場所で採取したミヤマニガイチゴ(R. subcrataegifolius)も花は終わった。
ひとつだけ萼がつぼんできた。右上も受粉していそうな雰囲気だが、変化はない。特に人工受粉などの操作はしていない。


ハスノハイチゴ
ハスノハイチゴ(R. peltatus)は、よく茂ってはきたものの蕾は見えない。

この種、葉が楯着という変わり者だが、葉の出かたも変わっている。多くの草木は「枝に葉が着く」という形だが、これは枝(幹)の頂部に真っ直ぐ葉が付き、頂芽は側枝のような形になる。頂芽の葉が大きくなると、これがまた頂芽のように振舞って本尊は側枝のように折れる。結局、葉が出るたびにクネクネと折れ曲がって成長する。

……と思ったが、多くのキイチゴでもそうなっていた。ハスノハイチゴは、デカい葉がぼんっぼんっと着いてアクションが大きいため、この現象が特に目立つ。(2012.5.20追記)


ボイセンベリー(4日)

ボイセンベリーの花3態
ボイセンベリー(R. ursinus × R. idaeus ※)は花盛り。

地からのシュートは1~2本、結果枝はさほど伸びない。前年に適当な長さでカットし、行灯など好みに作っておくと、翌春には適度に小枝を伸ばして葉を茂らせ、白い花が満遍なく着く。収穫が終わり、結果枝が枯れてくる頃にはシュートも十分育つので、そこで代替わり。適当な長さでカットし……冒頭に続く。
棘もなく、開花の頃の虫害さえ防げれば、計画的に育てやすい、と言えそう。

ラズの一部では、受粉後に萼が再び閉じる。ボイセンでもこれが起こる。
ボイセンではさらに、開花時に開いた雄蕊たちが、受粉後に雌蕊を包むように集合している。右の写真では、この3態が見て取れる。


エバーグリーンの蕾(4日)
ラズベリー群からワンテンポ遅れるのがブラックベリー群。
ソーンフリー(R. fruticosus ※)もエバーグリーン(R. laciniatus ※)も、やっと蕾が出てきた。ただし、出始めると一気に伸びる。


コジキイチゴ
鉢植えも枯れ、露地植えも枯れ、どうにも失敗続きのコジキイチゴ(R. sumatranus)。再び裏山からもらってきた。
地からのシュートはまだ出たばかりで「真っ赤な毛深い棒」状態なので、結果枝をもらう。4日に花瓶に挿したものが昨日開花した。結実までいければ儲けものだが……



学名出典:

無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し


春なので、キイチゴ以外にもいろいろ咲きだした。


シラン3種
5日、シラン3種がやっと咲きそろった。赤ノーマル及び赤覆輪が最も早く、白が続く。その後に口紅が遠慮がちに咲き出す。赤系は成長が早くやたらと増える。いかにも原種といった風。

白は、成長は赤に一歩譲るものの、発芽率はいいのかもしれない。いつの間にか他所の鉢に生えていることがある。

口紅は、同じように育てても成長はいま一歩で、花茎の伸びも花数も控えめ。鑑賞のために人為的に作出されたものの宿命だろうか。


カラタネオガタマ
カラタネオガタマも開花した。

挿し木を露地に下ろしたもので、樹高はまだシランから頭が覗いた程度。石灰岩の石垣際だが元気。pHはあまり気にしないらしい。近くのツツジ類は、酸性が好きなせいか元気が出ない。


サルナシ雌花

サルナシ雄花
サルナシも開花した。

今年は雌株は1花のみ。雄株は有り余るほど咲いている。2度ほど結実はみたが完熟には至らず。蕾の無い年もあった。なかなか気難しい。
マタタビは花芽が見えてきたところ。咲くのはもう少し先のよう。


コバンソウ

ヒメコバンソウ

ヒメコバンソウの拡大
イネ科の雑草、コバンソウやヒメコバンソウも出穂してきた。

コバンソウは渚園前の中央分離帯で、ヒメコバンソウは会社の駐車場で採取。いずれもカメムシのような三葉虫のような面白い形をした実を着ける。

コバンソウの方は大振りな実で、ちょうどアオカメムシなどに近い大きさ。黄金色に色づき、たわわに実り垂れる様子が小判に見える、という。

ヒメコバンソウは、その小さい板。写真は穂が出たばかりで固まっているが、出きって広がると、カスミソウを思わせるような繊細な雰囲気になる。

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