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HL-340が届く。敷物は包装袋。
USB-シリアル変換ケーブル(HL-340)を買ってみた。

PCのUSBポートに挿せばシリアルポートとして使える、というシロモノ。造りは悪くないが、本来ナットであるべき固定ねじがボルトになっている。ケーブル長は、コネクタ端-端で84cm。

アマゾンにて送料込240円也。海を渡ってこの価格。恐ろしく安い。
黄河の畔、中国河南省郑州市からの郵送で、注文から19日かかった。今回はトラッキングコードは無し。0.020kgと表記されているが、実際は43.5gある。
写真のまんま、クッション材もないペラペラのポリ袋に裸で入って届いた。内側の黒い袋で、中身は見えないようになっている。ただ輸送中にぶつけまくったようで、ピンホールだらけ。いくらなんでも……と思ったが、商品自体は問題なかった。

検索すると、似たような容姿でエムサーブ等のブランドが付いたものもある。D-Subコネクタ側に「HL-340」とエンボス表記してあれば、おそらく同じもの。
一部、別のチップを使ったものもあるらしいが、現在は少数派のよう。MacではこのPL2303タイプの方がよい、という話もある。


さっそくWin7Pro 64bit機につないでみる。

PnPで検出され、自動的にドライバを探しに行くがNG。手動で行うしかないらしい。
ちなみに、USB3.0ポートに挿すと「不明なデバイス」になるが、USB2.0ポートでは「USB2.0-Ser!」という不明デバイスになる。
ドライバについては、「HL-340 ドライバ windows7」などで検索すればいろいろ掛かるが、次の2件のいずれでもうまくいった。
● はてなブログで紹介されているDriverScapeでは、ver.3.3.2011.11 (64bit ver.:42,009 bytes)がダウンロードできる。
● 本家wch.cnからは、最新版のver.3.4.2014.8 (202,935 bytes)がダウンロードできる
デバイスマネージャからのドライバのインストールは、特に問題無し。ここで出たCOMポートの番号はメモしておく

その後、PCをシャットダウンする際に問題は起きた。いつまで経っても「シャットダウンしています...」から進まない。
どうやら、USB3.0(SSと書かれた)ポートに挿していると、この現象が起きるらしい。ドライバのバージョンを変えても直らない。原因は不明。ともかく、シャットダウン時には、当ケーブルを抜くしかない。

別のUSB3.0ポートには、ミニUSB変換ケーブルが挿しっぱなしになっている。これは問題ないので、挿しっぱなしがダメ、というわけではない。
延長ケーブル越しにUSB3.0ポートへつないでも、この現象は起きる。当ケーブルのUSBプラグ形状の不具合、というわけでもない。
他のUSB2.0ポートへの接続では、本体直結でもハブ越しでも問題ない。この現象は、USB3.0ポートだけで起きる。
変換IC、またはドライバも含めて、USB3.0にソフトウェア的に対応できていない、と想像する。



メスコネクタ+ピンセットで
2-3ピンをショート
システムにつながったので、簡単な動作確認をしてみる。

入力と出力を直結し、入力した文字がすぐ返る……ことが確認できれば、入出力とも正常に動作していると言える。これはループバックテストと呼ぶ。National Instrumentsのページが詳しい。
これには簡単なハードウェアが必要で、2ピンと3ピンをショートさせなければならない。面倒なので、メスコネクタを嵌め、その裏から金属製のピンセットをあてがった。
D-Subオスコネクタは、台形の長い辺を上にすると、上列左から1~5ピン、下列左から6~9ピンとなる。たいてい番号も振ってある。

シリアルポートアクセスには、ターミナルソフトも要る。
従来はOS付属のHyperTerminalを使うことが多かったが、Win7には入ってない。個人使用版をダウンロードすることができる、ようなことが書かれたページは、現在アクセスすらできない(参考:WebArchive)。
Win7Proなので、XPモードを使う/XPモードから移植する、という手もある。世間ではTeraTermが無料で定番らしいので、それを使わせてもらうことにした。代表的なページは以下の通り。
● Tera Termプロジェクト
● Vector
● 窓の杜
起動しての初期設定は、適当なサイトを参考にして済ます。
シリアルポートを使うこと、COM番号を合わせること、ローカルエコーにチェックを入れること、これだけは必須。あとはデフォルトでよい。
COM番号は、先にメモっておいたもの。デバイスマネージャでも確認できる。

すべて正常であれば、次のような動作になる。
ループバック回路をつながない状態でキー入力すると、画面には単にそれが表示される。
ループバック回路をつないで入力すると、画面にはダブって表示される。「A」と入力すれば「AA」、「6」なら「66」、コピペで「abc」と入力すれば「abcabc」と返る。「aabbcc」と返らないところは、この変換ケーブルの「癖」らしい。


ひと段落したので、COMポートを整理することにした。

動作確認等で、あちこちのポートに抜き挿ししたところ、COM番号がどんどん増えてしまった。
Windows上ではCOM256まで扱えるので、実働的には問題にはならない。ゴミ屋敷でも生きてはいける。でも、片付いているに越したことはない。

air variableのブログMicrosoftのページに従ってデバイスマネージャを起動すると、使われないであろうCOMポートの残骸も表示できる。普通に選択して削除してしまえばいい。動作中のデバイスも削除可能。
この手法は、COMポートだけでなく、さまざまなゴミ「デバイス」の削除もできるので重宝する。
なお、airページにも書いてあるが、Win7ではCMD起動時に「管理者として実行」する必要がある。

Win7では、物理的なUSBポートとCOM番号、使うドライバは紐付けされてしまうらしい。あちこち挿して試したのち、使い勝手のいいポートを決めて、そこで若い番号で使いたくてもできない。
使われるドライバも、そこに挿してインストールしたものが使われる。新たなポートに挿された場合は、最後に導入したドライバが自動インストールされる。

たとえば、1番のUSBポートでver1.0のドライバで使っていて、後に2番のUSBポートを使うようになってからver2.0に更新したとする。やはり具合がいいからと1番に戻ると、実はそこではver1.0のまま。まったく新規に3番のUSBポートを使い始めると、そこでは後から導入したver2.0が自動で入る……という具合。
紐付けが記憶されるので、新たに挿すごとにCOMポートの番号もどんどん増えていく。

HL-340接続作業で増えたCOMポートをすべて削除し、今後常用するUSBポートに接続。新たにドライバをインストールしなおすことで、一番具合のいいポートに一番若い番号を振ることができた。

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