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The Dukes of Surf のアルバムが届く
24日発売のアルバムが、先日届いた。
発売日に届くこともあるアマゾンで、2日遅れ。発売日の0時に発送開始された模様。輸送は日本郵政。思いのほか売れたのか、直後には「2ヶ月待ち」の表示になっていた。
二つ折りの紙ジャケットに、レコード風な装丁。歌詞とその和訳が、簡単な小冊子になって入っている。


庭では40℃を指している今日にも増して、猛烈に暑かった先月。ラジオから、懐かしさを伴った軽快な曲が流れてきた。
燃費の悪そうな平べったいオープンカーに、若者グループが乗り込んで、海へ繰り出す。色眼鏡をかけ、リーゼント(クイッフ/ポンパドール)な兄ちゃんと、へそ出しケバ目な姉ちゃん。
……どうも貧相なイメージしか湧かないが、なんだか楽しくなる曲調と、男声ファルセットの重なり合うコーラスがじつに心地いい。

どこかで聞いたような雰囲気に、名の売れた人らによる「企画ものカバー曲」かなにか、かと思ったが、新たなグループによる新曲らしい。


「ハワイのビーチボーイズ」とも言われている彼らは、ホノルルをベースに活動する3人組、The Dukes of Surfデュークス・オブ・サーフ。デビューアルバム「サーフィン ワ・イ・キ・キ」の、代表曲となっている「ワイキキ」がこの楽曲。
映像を見ると、このあいだ復活したサザンがコンサートでやりそうな、にぎやかで楽しくてちょっとエロい感じ。

リーダーのJPは、日本でも楽曲提供などの活動をしていたらしい。いとこのFISHらと曲を作っているうちに、アルバムにまとめてみようかという話になり、形になったとのこと。ビーチボーイズと比較されることについて、彼曰く、「ビーチ・ボーイズはほとんどサーフィンしないから偽者だけど(笑)僕らは本当のサーフ・ロック・バンドだよ。」

オフィシャルサイトは、いたってシンプル。バンドメンバーとアルバム紹介ぐらいしかない。YouTubeのオフィシャルチャンネルには、上記埋め込み映像を含めて、現在5本の映像が上がっている。
このアルバムには、「ワイキキ」のほか、ハワイ版ズンドコ節の「フムフムヌクヌクアプアア」、代表曲ワイキキとジョン・レノンのStarting Overを感じる「シュビー・ドゥープ・ベイビー」、オールドスタンダードの「スキヤキ」などが入っている。スキヤキ(上を向いて歩こう)は、ハワイアン(?)な三連符に乗せて、きれいな日本語で歌っている。

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