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旅レコは縦置きが基本
知らぬ地へ行ったとき、あとから地図を眺めても、ルートが確定できないことが多い。記憶とは曖昧なもの。
旅レコ(GPSロガー)を連れて行くことで、少なくとも既存の道路については捕捉できるようになった。

GPSロガーは星との通信で位置を割り出すため、深い山中では具合が悪いこともある。行きと帰りとで50mもズレたりする。ただ大抵は、それより細かい道が無い場所なので困ることはない。徒歩の場合は測定点が多くなる分、平均化して見ればおおよそ正しいルートが見えてくる。

とはいえ、データはできる限りきれいな状態で見たい。環境と誤差について簡単な実験をしてみた。通常使うモード(5秒間隔記録)でロガーは静置しておき、ログのブレを見てみる。



速度と高度のグラフ
目的地へ向かうまでは、建物が立ち並ぶ中も走る。その想定で、2方は開けているが2方には民家が建つ、電線電柱の多い場所で、車載の状態を試してみた。標高は4m。

普段は、リュック等につけたまま助手席に乗せている。それでおおむねトレースできているので、ここでは条件を悪くしてみる。紙類、プラスチック類など5cmほどのモノの下敷き状態で、バッグの中に斜めに押し込んでおく。助手席に置くときは、なるべく窓から遠ざけ、車内中央近くにする。後部座席の足元は、ルーフの中央付近にあたり、外がほとんど見えない。
2、3分野天に晒し、「衛星 探索中」表示が消えた状態を確認してからテストに入る。

結果を見ると、助手席での値の揺れが大きい。標高はマイナスに振れ、だらだら歩いたぐらいの速度も出ている。続けて行った後部座席での安定度を見ると、衛星捕捉数が足りてなかったのかもしれない。
位置のぶれは、助手席で25mほど、後部座席で5mほど。規則性のないランダムな動きに見える。
郊外での通常使用では、道路からときどきはみ出る程度の精度は出ており、後部座席での結果が順当なところ。

とりあえず、車内での置き場所、置き方などには、さほどシビアになる必要はなさそう。


山中での精度悪化から、木々や建物等、遮蔽物があると成績が落ちるのは想像がつく。好条件下での、そもそもの実力はどんなものかも見てみた。

だだっ広い田んぼの真ん中へ移動し、ルーフに乗せて測る。海抜3mほどだが、乗っているので5m程度になる。360°、高い遮蔽物はない。電線、電柱の類も無い。カシミールで確認すると、周辺の山並みも5°以下。天気は、梅雨の走りで曇天。黒っぽい雲もかかるが太陽の位置は判る。
同様に、衛星補足を確認してからテスト開始。まずルーフ上で立てて、次に東に45°傾けて、最後に東に倒してロギングする。

結果、値は安定している。動きが無いため、速度はほぼゼロに張り付き、高度も一定に保っている。途中、速度が跳ね上がっているのは、少し移動したため。
位置のブレも非常に少なく、2.5m程度しかない。旅レコプレイヤーで「再生」しても、ほとんど動かない。ただ、置き方を変えたときにはズレている。垂直から45°、45°から横倒し、それぞれの変更時に10mほど東に動いている。

標高は、安定はしているものの、正確ではない。旅レコは垂直での使用が推奨されているが、5mの標高のはずが20m近くにもなっている。45°のときがほぼ正解で5m強、横に倒した状態では10m強。
他の方角は試していないので、捕捉衛星の位置などとの関係があるのかもしれない。標高計算のアルゴリズムの問題かもしれない。標高については、ざっくりな目安程度と思っているのがよさそう。

縦置き使用が推奨されているが、向きに関係なく安定して精度はいい。絶対的な確度は判らない(Google Maps自体、どの程度か判らない)が、傾きによって確度が下がるのは確かなよう。
逆さ使用とか、縦置きと横倒しとで、一定ルートを回ってみるとかしたら、もう少しいろいろ判るかもしれない。

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