昨年8月と10月に採り播きしたうちの10月分。8月分は発芽なし。
用土は赤玉小粒。腰水しているため、冬には盛大に霜柱が立ち、どこぞに埋もれるなどしてダメになってはしないかと心配していたが、無事だったよう。
先月末に、妙な形の双葉を発見。ググってみたところ、細長いのがそれらしいことが判った。双葉の両手を広げた幅は、約1cm。
ネット情報では、その年に発芽するものもあるらしいが、すべて翌春だった。
ほぼ時を同じに、親株も昨日開花した。
もう葉の立つ隙間もないほどの、ギュウギュウ詰めの鉢に10本。そろそろまた、別けてやらねば。
露地に下ろした株はやや元気がない。蕾もなし。普通の花壇植えは、さすがに無理があったのかも。
なお、写真のニワゼキショウは、手前にある別の鉢。
ハエトリソウにも、花茎が見え始めた。ロゼット中央に見える折りたたまれた葉の、向こう側の塊がそれ。
塊を頂いたまま花茎がぐんぐん伸び、やがて蕾にバラけて、一花ずつ咲いていく。
もともと一株の栄養繁殖だが、受粉すれば実はつく。昨年は大量に採種でき、大量発芽もした。
実生1年生は、野晒しでは2月が越せないので、今冬は夜間および降雪時に、小屋に取り込んでみた。
ただの鉄板物置なので、防寒らしい防寒にはならないが、吹きっ晒し放射しっ放しにくらべれば幾分マシだろう、という考え。実際、屋外は凍っても小屋内は無事、ということを何度か確認した。ただ、強い寒波が来ると、さすがに凍る。
通算して10日凍ったかどうか程度と思うが、温む頃にはたいがい黒変してしまった。1本だけやや緑が残ったが、結局それも逝ってしまったよう。
生き残っていたマンゴーも同様管理していたが、ある日急激に幹が萎れだし、そのまま乾いてしまった。
どうもこれらは、凍らせては生きていけないらしい。
浜松市平地では、加温暖房までは必要ないものの、人が住む家屋内(=凍らない)程度の保護は必要なよう。
ハエトリ実生、マンゴーとともに、アフリカナガバモウセンゴケも同じ扱いをしていた。
このモウセンゴケは、冬に野晒しでは完全に枯れてしまう。ただ、地下は生き残るようで、毎春芽吹いてくる。根伏せのような状態で小苗にしかならないので、ここ数年、花は見ていない。いくばくかでも残れば、花も望めるのではとの思惑。
結局、この作戦も失敗し、野晒し同様枯れ切ってしまった。そして今年も、根っこから芽吹いてきた。
左寄りのアカカタバミの手前あたりに、小さく出ているのが見える。もうしばらくすれば、あちこちから同様に芽吹いてくるはず。
用土は鹿沼の細粒。篩で「小粒」より小さなものを揃えて、それに植えてある。腰水は無し。
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