since 2007.8 by K-ichi

Big dataなるキーワードが取りざたされる昨今、ローカルではTBクラスのHDDが普通になり、無料Webスペースもどんどん拡大している。Googleでも、GoogleDriveに統一されるということで、Picasaウェブアルバムが5GBに増えている。

ウェブアルバムでは、アップロードされた画像は、適当な画質、サイズに変換される。Bloggerからアップロードした経験の範囲で言えば、1600px以上のものは1600pxに縮小される。画質も、BMPやJPEGは、適当な圧縮率のJPEGに変換される。

PCを入れ替えて勝手が変わったこともあり、また容量が増えて余裕ができたこともあり、最近はPNGやBMPをそのままアップロードすることがある。特別こだわらない写真なら、適切に扱ってくれるだろうという他人任せのこころ。ところが、かたや300KB、かたや3MBなどと、バランスの悪い状況になってしまった。
閲覧するのにも影響がでかねないので、ウェブアルバムのサーバ側の処理状況をざっくり調べてみた。

画像のアップロードの方法は、Blogger上からする以外にも、PC上のPicasaツールからや、Picasaウェブアルバムサイトで直に行う、などがある。またその方法の違いのほかに、Google+への登録の有無によって、ウェブアルバム上での扱いが異なる、などという話も聞く。
Bloggerで使うための実験なので、Bloggerからのアップロードで行う。また、Google+には登録していない。というか、そのプラスとやらが何者かを知らない。

使用する画像ファイルは、先の登山ルート画像を、1600×800ピクセルにトリミングしたもの。高低差などをあらわす滑らかな陰影部分と、等高線やルートのべた塗り的な要素を含む。
もともとPNGで保存してあったので、BMPとPNGとでの画質の差はない。このファイルをすべての元ファイルとしている。
表中、PとあるのはMS-Paintで、BとあるのはBTJ32で保存した。

BTJ32は、Win95/98用を謳う古いソフトだが、シンプルで使い勝手がいい。Win95 OSR2.1 / WinXP HEでの使用経験がある。Win7 Pro 64bitでも問題なく動く。
インストール時、デフォルトでは「C:¥Program Files¥BTJ32」にアクセスを試みて失敗するので、アクセス権など縛りのない適当なデータフォルダを指定しなおす。Susieのプラグインが使えるが、とりあえずJPEG変換には必要ない。
なお、作者の紅月 燐火こうづき りんか氏のサイトは、現在見当たらない。WebArchiveでも、旧サイトは2005年8月のものが最後になっている。

以下、結果を表にまとめてみた。

ファイル名および種類ツール元サイズ(bytes)ピカサ上(bytes)備考
1600x800.bmpP3,840,054405,396JPEGに変換される
1600x800.gifP764,230764,230 
1600x800.pngP2,610,9262,258,452ビットの深さが32から24に
1600x800_msp.jpgP794,157794,157 
1600x800_100.jpgB1,582,992367,877100%JPEG
1600x800_99.jpgB1,422,383342,96799%JPEG
1600x800_96.jpgB962,442443,189元サイズ1MB以下
1600x800_95.jpgB867,719449,932元サイズ900KB以下
1600x800_94.jpgB794,206794,206元サイズ800KB以下
1600x800_80.jpgB397,118397,11880%JPEG
1600x800_60.jpgB241,283241,28360%JPEG
1600x800_40.jpgB173,787173,78740%JPEG
1600x800_20.jpgB103,458103,45820%JPEG


元のBMPと、ピカサ上での画質(抜粋)
表中、ピンク背景がウェブアルバムで変換されなかったもの。

PNGは、ビットの深さが32bitから24bitに変わり、ファイルサイズも変化している。ただし、そもそもが複数のアルゴリズムを持つ(=ツールによってファイルサイズは一定でない)可逆圧縮方式であり、画質劣化も見られなかったので、変化無しに含めた。
BMPはJPEGに変換されるが、URLに含まれる拡張子は変化しない。
GIFも変化しないが、これに容量の壁があるかどうかは調べてない。

現状では、おおむね800KBまでのJPEGは変換されないよう。それを超えると、80%JPEG程度に変換される。画質的には、等高線がほぼ確認できる程度。本来JPEGは図表向きではないので、現実的なレベルと思ってよさそう。
またJPEGは、100%画質であっても滲みや色の変化がある。ルートを示す赤線の色は、BMPとJPEGとでは異なる。JPEGは全体にくすんだ感じになる。

ウェブアルバム側の対応を考えると、ともかくハッキリクッキリな画像を上げたい場合にはPNG、一般的な写真なら1600px、800KBを上限としてJPEG、というところになりそう。


以前、フユイチゴの果実の表面が斑になる、と憤慨していた記事があった。CRTからLCDに移行したせいか、いま見るとよく判らないが、もともと130KB余のファイルが50KB余に圧縮されている。同じファイルを今アップロードしてみたところ、元のサイズのまま上げることができた。

当時のウェブアルバム容量は1GB。その他諸条件を2009年に記事にまとめたが、後にファイル数の緩和なども行われており、内部ではいろいろと変更が行われているよう。

現状800KBという閾値も、そのうち変わることは十分考えられる。

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