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散策ルート (旅レコカシミール
先日は途中で引き返した、気田川上流の林道散歩。日曜なら工事もないだろうと、連休初日の日曜(13日)に再び出向いてみた。
先月も涼しかったが、今回は山住神社で10℃だった。寒い。

散策ルートの地図は、旅レコでログを取り、カシミールで表示させたもの。谷間のせいか、少々精度が悪い。
五丁坂頭山、麻布山、バラ谷の頭、鋸山らが作る弧の中で、気田川が生まれているのがわかる。
結局、全線の2/3ほどで折り返すことになった。

片道で20kmとも言われる距離を歩くのは厳しいので、折りたたみ式の文明の利器を密かに持ち込んだ。片道だけでも乗れれば、時間的余裕ができ、より奥まで行ける。
ゲートは厳重ながらも低いので、自転車を持ち上げればなんとかなる。

左下の赤線の始まりが、林道入り口のゲート。2kmポストが立っている。
0.5kmごとにポストが立っており、単純に2を引けば、ゲートからの距離がわかる。この記事では、ポスト表示の値を使うこととする。


門桁川と伊老沢の合流
歩いた林道に沿うこの川は、地図上では「気田川」とある。ところが「気田川起点」看板は林道の0.7kmあたり。また現地表示では「門桁川」とある。門桁川と呼ぶことにする。

ゲートを入ると、まもなく右手に、伊老沢および伊老沢林道が分かれる。
そこが伊老沢林道の起点となっていること、距離表示が続いていることから、ゲートがある場所を含む、林道の本道は都沢林道(現地看板には「門桁都沢林道」ともある)であると思われる。

合流部を見ると、濁り方の差がすごい。右から左に流れる門桁川は濁り水だが、手前から合流する伊老沢は澄んでいる。
林道整備で、土砂を川に捨てるせいではないか、という声もあるらしい。写真を見て振り返ると、11km手前では濁り、12.5kmあたりでは澄んで見える。

その先では左手からオクト沢が注ぎ、少し進んだところでオクト沢林道が分かれる。ここには立派な茗ヶ城大橋がかかっている。川面までの距離がかなりある。
さらに進むと、右手に都沢が分かれる。ただし、これに沿うのはタケジ林道で、本流側が都沢林道となっている。都沢を超えると、9kmポストがある。

前回はこの手前で引き返した。各所に湧き水、小滝があり、道路の冠水で先を断念したが、今回は量も数も少なかった。単に雨後だったためらしい。


林道工事現場を振り返る
都沢分岐の先には広場があり、コンテナハウスの休憩所や看板が立ち並ぶ。このすぐ先で擁壁組みを伴う道路修繕があり、それを施工しているのが渡辺兄弟工業だった模様。
擁壁はほぼ組み終わって、4輪車も通れる状態。その先で、林野庁のHR-Vが停まっていた。


変わった岩肌
9.5kmポスト過ぎに、変わった岩肌が見えるところがある。黒っぽい岩で、褶曲の一部が現れたような感じ。

近くには、3つ子のカツラも生える。なぜか一ヶ所から3本まとまって生えている。


ど根性ミズナラ
10kmあたりに、ど根性ミズナラがある。

いったん倒れて、上向きの枝で生き残り、現在はもっとも根元側の枝を主幹として成長している。 ぱっと見は、普通の若い成木だが、根元を見てびっくり。

この前後は比較的川面が近い。


ウスヒラタケ(?)
11.5kmポストの先で、伐採作業(の後始末?)が行われていた。小沢材木店の人か、親方と子方の2人組が作業していた。
川根本町の会社らしく、静岡ナンバーの材木運搬トラックも停まっている。

近くに、積くねた広葉樹とみられる材木があり、固いキノコに混じってウスヒラタケが生えていた。


伐採地と架線
伐採しているのは、麻布山登山口南東の1032あたり。鞍部から、門桁山の尾根が少し覗く。

伐採地からこちらまで、ワイヤーが引いてある。細いロープから架け始めるにしても500mもある。どうやるんだろう。

「この先は荒れたままだよ。気をつけて。」の声を背にさらに進む。
土砂崩れで、4輪では無理そうな部分もある。
川の対岸は、麻布山登山道の尾根。高いところにコガネ沢林道が走っている。

12.5kmあたりになると、コガネ沢の谷間と前黒法師山の南尾根が目の前に現れる。その両脇には、麻布山の茶色い禿と、バラ谷の頭の黄緑色の禿。いよいよ奥まで来た雰囲気。
麻布山と前黒法師山尾根の中間あたりが北で、麻布山登山道の祠とコガネ沢林道の切り通しの中間あたりが西になる。麻布山登山道1298の右あたりが北西で、バラ谷の頭の左2コブ目が北東。

川面がいつの間に、彼方へ遠くなっている。ちょうど食べごろに萎びたサルナシが美味い。誘われて崖下に落ちないよう気をつけつつ、3つほどいただく。
前回青かったマタタビも、あらかたオレンジ色に色づいていた。


12.5kmあたりの風景。MS-ICEで54枚合成。 (6805×2694px 3.8MB)

13km過ぎに、コガネ沢に合流する。沢自体は見えない。
「コガネ沢林木遺伝資源保存林」という、無垢材の看板が建っている。

13.2kmあたりで北方に展望がある。前黒法師山の尾根が真北。
右手に、派手に崩れたところがある。嫌な予感がする。

13.2kmあたりの風景

すぐに予感が正しいことが判明。道がなくなっていた。跡形もない。
およそ13.3km付近。


道が無い……

崩落地を見上げる
土砂崩れは、尾根の頂近くから川面までいっている。普通の砂利サイズの礫で、足を踏み入れるとズブズブすべる。それを埋め合わせるように、上流からも流れてくる。歩いて渡れそうもない。

崩壊地の手前には、丸太で山道が作られている。山側に迂回するためのものだろう。草の生え具合等から、2、3年は経っていそう。伐採等、用事ができるまでは、このまま放置されそうな予感。

向こうに続きの林道は見えるが、ここまでとした。

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