since 2007.8 by K-ichi

前回の実験の続きをしてみた。
旅レコ(GPSLOG)を倒立静置したときの具合、および縦置きと横置きでの移動時の誤差について見てみた。

まずは静置。
前回同様、田園地帯で行う。コールドスタートのまま縦置きにする。記録は5秒間隔。

結果を見ると、距離35m、標高差60m程をずるずる変化していき、3分ほどで落ち着く。
この3分は、「衛星 探索中」表示が終わり、自動的に記録が開始されてからの3分。数10m精度は出ているので、およその番地程度は判る。ちなみに車内助手席では、同様にして9分ほどふらついている。綺麗なデータを得たいなら、好環境でもそれなりに待ってやったほうがよさそう。
落ち着いた時点での地図とのズレは7.5m。ただし標高は、4mほどのはずが36mもある。30分ほど置いておくと、位置はじわりじわりと正規のポイントへ近づく。標高も最終的には17mまで下がる。いずれも直線的な動き。途中で、正立から倒立に置き換えたが、その影響はまったく見られない。

どうやら縦置きなら、正立でも倒立でも構わないらしい。さらに言えば、やはり標高はあてにならない。



計測グラフ(横軸は「時:分:秒」)
次に、立てた状態と寝かした状態で、同じルートを周回してみた。寝かす場合は、進行方向に頭を向ける。
それぞれの状態で、右回り3周、左回り3周。計4つの状態。

ルートはやはり田んぼの中。
東通りは2車線で、電線が上空を這っている。西通りは道が悪く、水路以北には電線がある。南北の通りは、1車線ながら道はいい。電線もない。記録は1秒間隔。

グラフを見ると、道のいい南通り、北通りは、40km/h前後の太い石筍になっている。間に挟まれた東通りは、鋭く尖る。悪路の西通りは、せいぜい30km/h程度で速度変化も激しくなっており、道の良し悪しが判る。
標高については、やはり値はいい加減。置き方、走行方向などとの関連性も見えない。それでも一定範囲内で収まっているので、これがこのロガーの性能と思われる。



全周回12周

縦置き左回り

縦置き右回り

横置き右回り

横置き左回り

旅レコプレイヤーから*.gpxファイルを出力し、メモ帳で編集し、カシミールで重ねて表示させたもの。画像の横幅は500m強。
プレイヤーでの細かい編集は難しいので、このようにしている。gpxファイルは、xmlで書かれたテキストファイルなので、編集は容易。

西通りを除けば、おおむね道の中に収まっている。
縦置きの方が、やや安定感がある感じ。まとまりがあり、東通りを見ると、車線の判別までできている。横置きでは、途中から対向車線を走っていたりする。ところが縦置きでも、西通りでは田んぼに落ちている。

プレイヤーで、寝かしつける瞬間と思われる部分を見てみたが、変化は5mほどの範囲に収まっていた。前回の20mのズレは何だったんだろう。
推奨用法どおり立てて使うほうがより精度が上がりそうだが、寝かそうが逆さだろうが気にするほどでもない、といったところか。


ちなみに*.gpxファイルの冒頭は、次のような記述になっている。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<gpx xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1" creator="HOLUX ezTour Plus" version="1.1">
<metadata>
<link href="http://www.holux.com"><text>HOLUX Technology, Inc.</text></link>
<time>2013-06-●●T●●:●●:●●Z</time></metadata>
<trk>
<name><![CDATA[TabiReco2013/06/●●_●●:●●]]></name>
<trkseg>
   :
   :
(以下、trkptブロックの羅列)
   :
   :
trkptタグには緯度と経度が書かれ、そのタグで囲まれた中には、標高、速度、時間などが含まれる。
●●の部分には、日付や時間が入っている。

旅レコは元はHOLUX製品で、旅レコプレイヤー自体もezTourの焼き直しであることが判る。

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