since 2007.8 by K-ichi


無我夢中でマタタビ新芽を齧る
マタタビの敵はネコだけではなかった。

かつては、電気柵をこしらえざるを得ないほど盛況だったが、最近はネコ自体をあまり見なくなった。
平穏な日々を送っていたが先日13日、新芽を食い荒らされる被害が出た。このあたりは、アオドウガネがとても多い。葉の被害、根の被害というと、まずこいつを疑うが、今回はレースをまとった緑の住人、クサカゲロウだった。


黒斑が4つのヨツボシクサカゲロウ
クサカゲロウについてざっと調べてみる。

この類は、日本に約40種が生息する。
緑色のため「草カゲロウ」、一部の種で臭気を発することから「臭カゲロウ」、というのが語源とされる。透明なレースのような羽を持つため、lacewingとも呼ばれる。

幼虫は、アリジゴクを平たく長くしたような形態で、アブラムシなどを食べる。一部の種では成虫も肉食で、総じて益虫の類。生物農薬として扱われることもある。

卵はいわゆる優曇華うどんげ。細い柄の先に楕円の卵をひとつ着ける、独特の形。

マタタビのもつ揮発成分にはオスだけが反応するため、集っているのはオスだけらしい。
ちなみに、ここにいたのはヨツボシクサカゲロウ。種の判別は、千葉大のクサカゲロウ図鑑が詳しい。オーソドックスな優曇華は、この種によるもの。

臭いというので嗅いでみた。
捕まえると、マイルドで刺激臭ではない、なぜか熱を帯びたような、それでいて嗅ぎ続けると吐き気を催すような、微妙な臭気を発していた。似ているものを考えてみたが思い当たらず。ともかく独特のにおい。


集っている様子
毎年、マタタビに相当数が集っているのは見ていた。分け入ると、緑の羽虫が一斉に飛び立ち面食らう。とはいえ、比較的きれいな姿で攻撃性も無いため、今までは放っておいた。まさか新芽を食うとは知らず……

益虫とはいっても、ここまで齧られては駆除せざるを得ない。オルトランDXを株元に撒いておくことにした。
翌朝確認すると、一部カマキリによる捕食痕はあったが、死骸らしい死骸は見当たらず。効くのか効かないのか判らないうちに、皆いなくなってしまった。

結局、先端部と新葉2枚およびその茎が、すっかり無くなっていた。1枚目の写真にある、茎を含めてすべてが無い。2枚目の写真では、下部の糞が付いているのが無事だった3枚目の葉。

左の映像は、CaplioR2による撮影、モーションJPEG。アップロード先のYouTubeの「動画加工ツール」で、一部をカットした。このツールには手ブレ補正機能もあるが、全体的にぼやけ、シーン移動でかなり歪むなどして使い物にならなかった。

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