最近、設定によってはジッタが出るなどへの、大きめのアップデートがなされた模様。購入先のDIY5からも、ファームウェアのアップデートの知らせが届く。
ただそれには、USBメモリが必要。SDカードは何枚かあるんだが……と、こぼしていたところ、100均のSDカードリーダでも使っとけ、とのアドバイス。USBメモリ=カードリーダの類+メモリカード、らしい。
特殊なメモリだと勝手にイメージしていたが、要は標準的な「USBマスストレージ」の括りのよう。
早速、近場の800坪のダイソーへ。電気小物の一角を探すと、3種類のカードリーダが見つかった。
ひとつはマイクロSD用(写真右)で残りはSD用(写真左、中)。古い機種(写真左)には、LEDインジケータも付いている。
延長ケーブル(写真下)は、SD用リーダのガワとオシロ筐体とが干渉してしまうため必要になる。マイクロSD用リーダは、そのまま挿さる。いずれも108円。
使うSDカードは、128MB(SD、FAT)、4GB(microSDHC、FAT32)、16GB(SDHC、FAT32)の3種。
オシロの正面左下にあるUSBコネクタに差し込んで、認識されるか、画面コピー保存できるか、を試す。
結果は、新しいタイプの2機種(冒頭写真右、中)は問題なく使えた。挿せば「USB device detected!」と出る。FATでもFAT32でも構わない。
古い機種は、認識されなかった。空のままリーダを挿しこんだ時と同じ、「Flash Driver FileSystem Init failured!」が出てしまう。
いずれもPCでは普通に使える。なぜダメなのかは解らない。
ちなみに、SDカードリーダを挿したままSDカードを抜き差ししていたら、内部データが壊れたらしい。デジカムでも認識できなくなり、PCでもフォーマットせよと出てしまう。最終的には、PCでフォーマットしたら使えるようになった。
壊れた状態でオシロに挿すと、「USB device not a DOS disk, please~」のような、どこかで見かけたようなメッセージを吐く。何度か試していたら、オシロがフリーズしてしまった。
もう一点注意。
マイクロSD用は、「押し込んだらバネではね返す」機構が無い。マイクロSDは、ほぼ面一まで埋まってしまうので、取り出すのにかなり苦労する。マイナスドライバーでこじて少し引きずり出し、ラジオペンチで掴んで引き抜いた。
ラジオペンチが入るように予めソケットを加工しておくとか、挿したら抜かないと決めて掛かるとか、何かしらの準備は必要。
使えることは解ったので、オシロのアップデートをしてみた。
アップデートファイルは、*.gelという拡張子の付いたもの。これをUSBメモリのルートに置いてオシロに挿す。
アップデートの方法として、以下のHow toを推奨された。
ところが、3.が上手くいかない。押しながら起動、起動して押し続ける、連打する等々試したものの、普通に起動してHelpが立ち上がってしまう。How to update DS1000ZFor updating please do following operation. 1. copy .gel file to the root of USB flash 2. Power on DS1000Z 3. Then almost at the same time press "Help" button continue ,until "Single" button be lighted 4. Insert USB flash 5. CH1 button is blinking 6. After a while ,all buttons be lighted 7. Reboot your unit and check the current firmware you will see it changed. 8.Press Utility –>self-cal to perform self-calibration .
しかたなく起動後にUSBメモリを挿して、アップデートを自動認識させた。
00.02.03.SP5からのアップデートだったが、00.04.03に無事更新された。アップデートは1分程度で終わる。
再起動後、8.のセルフキャリブレーションを行った。ラインが、もじもじしたりサッと動いたり、1本だったり複数だったり……そんなこんなに20分ほどかかった。
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