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オオフユイチゴ開花

オオフユイチゴの花
露地のフユイチゴRubus buergeriはまだ蕾だが、ミヤマフユイチゴR. hakonensisとオオフユイチゴR. pseudosieboldiiは開花した。

オオフユイチゴは1花ずつ着けるもの、と思っていたが、今年は複数花ずつ着けている。最大で7花。
植えっぱなしで適当に剪定して、他のキイチゴ類と同じ管理だが、株が育ったということか。

フユイチゴ類は今年のシュートで咲くが、オオフユイチゴは昨年枝が結果母枝になる、と図鑑にはある。が、今年のシュートにも花は着くようだ。
着いてないシュートもあり、地際の微妙なところを精査すれば図鑑どおりかもしれないが、イバラを掻き分けて確認する気は起きない。

昨年、ひとつだけ実ったものを播いてみたところ、虫害で瀕死なものを含めて現在8本出ている。発芽率はほぼ100%。
やっと本葉が出てきたところで、最も大きな苗で3cmほど。どうやら単葉らしい、というのが判る程度。


ミヤマフユイチゴ開花

ミヤマフユイチゴの花
ミヤマフユイチゴは、相変わらずすごい数の蕾を穂状に着けている。蔓の先端が最も多く二桁数、先端から3~4節の葉腋にも複数花をつける。
フユイチゴも、数こそ負けるものの似たような形状。


先日、交配を試した2種
カジイチゴR. trifidusとクロイチゴR. mesogaeusの交雑種、カジクロ、クロカジは、あっさり全滅した。カジナワシロのように、開花時期などをしっかり図ってやらないと、受粉自体も難しいよう。

カジイチゴとキミノニガイチゴR. microphyllus f. miyakeiとの交雑種、カジキミノニガは、ひとつは若実の状態で終わってしまった。ただ、種子はある程度育っている感じ。25粒ほど採種できた。もう一果は完熟まで達し、120粒得られた。
こちらはヒメカジイチゴR. × mediusの組み合わせなので、容易に交雑できる模様。



ニガイチゴの根元
ニガイチゴといえば、普通株の根元に瘤がある。

何年も前から気づいてはいたが、植え替えをしないのでそのままになっていた。急に大きくなることはないが、徐々に確実に大きくなってきている。以前は地面に埋もれていたが地上に出てきた。茶色い球状の部分で、直径5cmほど。
瘤の左手前の2本が、去年の結果母枝、その脇の切り口が白いのが今年の結果母枝。

触ると硬く、木の根のよう。押せば多少動くが、カルスのようにボロボロはしてない。湿り気はあり、生きている風。茶色い部分も白い部分も、質感は同じ。
バラでよく聞く根頭癌腫病をググってみると、バラだけでなく「バラ科」に感染するらしい。ということは、キイチゴにも考えられる。
すぐに枯れるわけではなく、徐々に徐々に弱っていくらしい。そういえば、ここからは今年のシュートが出ていない……




【 和名、学名の出典等について 】
  • 標準和名や学名は、基本的に「YList」ページを採用する。
  • Ylistに掲載のないものは、 Wikipediaの「キイチゴ属」ページのものを使う。これには「※」を付す。
  • 交雑種は、種レベルの扱いがあり特に著名と判断したものはそれを使う。それ以外は独自名を付す。和名は両親から「イチゴ」を取った合成名、学名は両親を「×」でつないで連名とする。いずれも母体を先頭にする。
    • 例:カジイチゴR. trifidusを母体にコジキイチゴR. sumatranusの花粉を付けたもの → カジコジキR. trifidus × R. sumatranus
  • 雑種は、入手個体を「F1」とみなす。特に必要がなければ「F1」とは記載しない。その子は「F2」となる。たとえばファールゴールドの実生は、「ラズベリー・ファールゴールドF2」と記す。
  • 同種が複数株ある場合は、和名の後に番号を付す。従前1株だったものは、それを#1とする。

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