7月前半は明け方の低空、後に夕空へ移行。結局、裸眼では拝めなかったが、雨続きの7月でもチャンスは3回ほどあり、双眼鏡ながら尾も見ることができた。
トリッキーな増光で結局壊れたアトラス彗星(C/2019 Y4)など、業界が注目すればするほど外れるのが彗星の明るさ。今回も期待せずにお気楽に構えていた。
近日点通過後は、北東の低空に見えるらしいが、詳しい情報が集まらない。しょうがないので広角でさらっておくか、と出かけたのが、7月16日の3時過ぎ。撮影開始時にも雲が多く、低空は明らかに薄明が始まっている状態。