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先月29日、1:33:03に打ち上げられた50号機をもって、H2Aの運用が終わった。失敗は1回のみ、打ち上げ成功率は98%という、人を乗せてもいいレベルの信頼性だった。

ラストは夜間打ち上げ。夜なら晴れさえすれば浜松からでも見ることができる。
H2Aは45号機で見ることができた。イプシロンは2発も見ている(2号機3号機)。ただ、星も見える空ながら雲は多く、今回の打ち上げの光跡は見えなかった。
日の出時刻は4:40前ぐらい。打ち上げから日の出までは3時間なので微妙なところだが、ロケット雲(夜光雲)を狙うことにする。H2B F7では3時間後にそれらしきものを見ている。

以下は、ほぼ撮りっぱなしのタイムラプス動画。

 

静岡県内での最遠、最南でのダイヤモンド富士。去年に引き続きこの2025年も撮ることができた。

県内で最遠となると、西部から見る日の出になる。また距離を取ろうとすれば南に行かざるを得ず、最南というオマケも付いてくる。
県境で見通しの利くポイントを探し、夏至(=太陽が最も北)のタイミングで狙う、となるわけだが、如何せんこの時期は梅雨の真っ只中。見えるほうがおかしい。長年失敗続きだったが2019年、画像処理によって見えたらしいことが判った。去年はついに、1日だけクリアに撮れた。

今年のウインドウは、夏至の21日を挟んだ5日間。-55h~+41hとなる。

 

XPモードでしか動かないメーラのために、いまだにWin7機を使っている。ネットにつながらないなんて大事件もあったが、なんとか乗り越えてきた。
グラボが死ぬというトラブルもあった。購入時からHDDが不調で、初期保証が切れた1年余で東芝製に載せ替えたりもしている。シーゲート……
そんな古株ではあるが処理能力はCeleron(12世代)には未だ負けておらず、最新i3(14世代)と比べても1/3ぐらいあるらしい。初期スペックを盛ると、ノロくて強制終了、の買い替え選択肢がなくなる。

ブラウザも長らくIEだったのだが、表示を拒否られるページがあまりに多くChromeに乗り換えた。ちなみにこちらも、バージョン109でサポート終了になっている。

記事を書くにあたり、引用的な意味合いで、ブラウザ表示をそのまま使うことがある。bloggerでは長らく1600px制限があったので、Chromeは基本的にウィンドウサイズを1600×1200としている。

 


しましま考 および
  コラム更新日記 より
べつに裏切られたわけでもなんでもないが、ちょっと言葉を当ててみた。
かつては線路を挟んで対峙していた両者も、ついには同じ軍門に下るようだ。

引佐高校(現・湖北高校)の斜向かい、ポッキー工場跡地にできた小さなショッピングモールに、かつてはウィンダーランドが入っていた。彼方、重複国道の路面店、此方、線路向こうの田圃道。杏林堂も危機感を抱いていたと想像する。駐車場のケヤキを切り詰め外装を新たにし、目に見えて気合が入ったように見えたのは気のせいか。
勝負は2~3年でついたと記憶する。その後テナントは100均のオレンジに替わり、それもダイソー傘下に入って現在は衣替えしている

 

「終わった」とか「時間が止まった」とかあるわけだが、今年もちゃんと春は来た。


2/22 フキノトウ
2月には出てくるフキノトウ。
先月は半ば過ぎまで、いくらか薹が伸びだすまで我慢。前記事でも触れたフキ味噌に仕立てた。
冷凍しておけば翌シーズンまでもつので、ご飯のお供に重宝する。もっとも、そのころまで残っていることは少ないが。

フキ:味噌:砂糖=4:1:1ではちょっと甘いが、風味は生きて「味噌味の炒め物」ぐらいの感じ。2:1:1だと、味噌がだいぶ勝って「風味をつけた味噌」。
いずれにせよ、数日冷蔵で寝かせた方が味はまとまる気がする。

 


1/8 雪に埋もれるフユイチゴ
梅一輪、一輪ほどの……なんてもんじゃない汗ばむ陽気、などと書こうとしていたのが先月末。すでにウメが咲き始めていた。

また暖冬か、と思っていたら立春寒波が到来。滅多に積もらない浜松でも雪景色になった。
いったんは緩み、やっぱりと油断したところで腰水が凍る。寒い時は凍え、そして緩む、そういえばこれが普通の気候だったとあらためて思った次第。

 


はまそうからの請求書
「あけましておめでとう」と言えない正月。概ね誰しもが経験することではあるが、順番が回ってきたようだ。

各種イベントやら手続きやらで忙しくなったところに、収穫が重なり事故処理など余計なタスクも加わって、この秋冬は怒涛の日々だった。
ようやく一息つけたところでふと見返してみると、とある切手が目に留まった。

キイチゴではないか。しかも黒い。

 

去年は恵那山方面には2度も出向いた。これで登山「口」だけはすべて拝んだことになる。
行くたびに発見はあるのだが、片道3時間以上、ハイオクが半タンク消える。楽しいが腰も重い、そんな神坂峠へ今年は3度も向かってしまった。背負ったミッションは達せられなかったが、眺める分にはやっぱり面白い。

比較的複雑で見所が多いと思われる、神坂大檜への分岐(大檜駐車場などと呼ばれる)あたりから峠までを散策した。峠まではヘアピンが8つ、九十九に登っていく。8月分を中心に振り返る。

 

とある朝、洗面所の床が水浸しになっていた。聞けば、洗面台でかなり前から漏水があり、容器で受けていたがその交換を忘れて溢れた云々。……いや、そこは直せよ。
洗面台は、骨董価値が出そうなINAXの「FAN-750型」というもの。展示品落ちを格安で取り付けてもらった、かすかな記憶がある。

漏れているのは、台下のS字トラップの排水キャップ。キャップの底が抜けるようにヒビが入っている。トラップの常に水が溜まる部分であり、緩めればネジ部から、締めればそのクラックから漏れる。替えるしかない。
ググると統合先のLIXILのページがヒットした。交換部品はLF-CR4S-Aというトラップセット。1100円也。

 

古株には「ツーチンシャン」の方が通りがいいが、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)なるものが明るくなった。
夏には「この彗星は崩壊して消える」などという予測もあったが、アイソンの二の舞になることなく無事太陽をかすめて成長してくれた。

見えたという一報は10/2に聞く。明け方の低空に尾をたなびかせているという。その後数日なら見えそうだということで、翌朝出向いてみた。星はチラホラ見える空だったが雲に遮られる。その後は悪天候続き。
近日点を通過し、夕空に回った後は12日に見えたとの報。翌日観にいくがまた雲に。ただ、雲間に拡散した飛行機雲のようなものが見えた気がした。撮像を確認すると、辛うじて写ってはいる。
翌14日は天気が回復。高度もやや上がり、金星より高い位置になる。月はあるが、ふわっと伸びる尾が肉眼で確認できた。月に照らされた圏雲や、天の川より気持ち明るい、そんなイメージ。頭部は明るくなく、上方やや左にたなびくダストの尾だけが見える。肉眼よりカメラの液晶の方がよく見えた。

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