ちなみにこれは、浜松市北区の陣座峠付近で見られる現象。静岡県内では、最遠(117km)で最南のダイヤモンド富士になる。
なお、ダイヤモンド富士の定義は、山頂お鉢から最初の光が差すこととしている。
今年の夏至は、国立天文台によれば6/21 23:58。カレンダー上では6/21だが、最も近い日の出は6/22で、夏至の約5時間後になる。
日の出を4:45とし、夏至からの時間差を計算すると、以下のようになる。
日付 | 時間差 |
---|---|
6/19 | -67:13 |
6/20 | -43:13 |
6/21 | -19:13 |
6/22 | + 4:47 |
6/23 | +28:47 |
6/24 | +52:47 |
6/25 | +76:47 |
昨年の惜しい結果から、夏至から61.5時間離れるとダイヤモンド富士にならないことが判っている。
今年は6/22が最も夏至らしい日の出であり、ダイヤモンド富士が見られる可能性があるのは5日間だけ、となる。
その22日は雨。そのほかも曇りがちで、富士山が見えたのは最終日のみだった。
デジファミスコ(ファミスコ+EX-10、合成 f≒600mm)による。2023/6/24、日の出数分後の4:53ごろ撮影。
富士山自体はよく見えたが、雲が怪しすぎる。残念写真なら周辺も見えた方が画になるだろう、と引き気味の焦点距離で撮ってみた。
富士山の手前、向かって右よりのピークが秋葉山。その手前、富士山右斜面にかかるピークが三角点・大鳥居(657.1)(記事1、記事2)。その手前が、中代峠から北に伸びる天竜区と北区の境の尾根。一番手前の鉄塔のある稜線が、浅間山からの枝尾根。
画像は、カシミール3Dのカシバードによる予測。「樹木の影響を加味する」にチェックし、山並みを20m嵩上げしている。
太陽の位置については、サイズが一回り大きく多少のズレもあるので参考値。
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