
が、すでに数台の車。3組と犬が先に登っていった。ほかにも数台の偵察車両あり。
標高約1120m。山頂は1438.5mで標高差320m。ただし途中に100m級の鞍部がある。
登山口の北のゲートは閉められている。
平地に比べて、秋葉山近辺で半月、水窪に入った奥では1ヶ月程度、季節が遅れる。
スーパー林道一帯にはバイケイソウがとても多い。山菜採りへの注意看板もよく見かける。ようやく芽吹いたところ。取水場(?)には、開きかけたフキノトウもあった。
足元にはまだ霜柱もある。長いものでは5cmに達するものも。
いつの間にか、右手にモノレールを見る。見たところ、ミカン園のそれと変わりないようだが、こんな山奥で……
道はここから右に90°折れ、北へ迂回する尾根道になる。
さらに進むと再び左手から横切る。1420mほどのなだらかな頂部付近でスイッチバックし、右手北側へ山を下っていく。
山道は左手へ続く。
先行していた犬連れご夫婦が昼食中。さっそく昼にする。
休憩もそこそこに急ぎ下る。想定時間は1時間半。登りは10分オーバー、下りは雪の後押しもあり1時間かからず。
帰りに、かささぎ大橋の東の通り沿いにあるバスパニ(BAS PANI)に寄ってみた。「ネパール・インドのカレー料理」とある。ディナーのセットは1500円程度から。
座ったテーブルにはナイフとフォークしかない。ネパールではスープをナイフで食うのか? と見回すと、別のテーブルにはスプーンが山盛り。小物を飾った棚は傾いているし。
ただ、カレーもチキンもスープも美味かった。量も十分にある。インドカレーというと大概辛いが、日本の辛口の少し上程度。いくつか行った中では最も優しい味。
帰り際には雹に遭った。東方では雷鳴が轟いている。1cmほどもあり、ルーフに、フロントガラスに、叩きつけて飛び散る。撮る余裕もなく退散。飛来物による損傷は「限定+A」保険も利いたはず……などと考えつつ逃げるように川を渡ると、そこはもう降っていなかった。磐田・袋井・森あたりに集中していたようだ。