その北方にある小高い
三岳山へは、R257を北上し、県内最後のセブンイレブンがある井伊谷の交差点を右折。道なりに山を登っていくと、集落を過ぎ道が細くなり、やがて左手に三嶽神社への入口がある。右手植林の隙間からは採石跡と立須が見える。
登山道は神社から始まる。
ちなみに、もう少し登って右折すると、浜松風力発電所の1号機に着く。1年余り回り続け、なんとなくナセルが薄汚れて見える。
三嶽神社は祭だったよう。幟が立ち、帰る頃にはそこそこ人が集まってきていた。
三岳山は、最近になってかなり手が入り、道が拡幅された。中腹までは車でいけそうな道も造られている。
険しいところでこの程度。急坂もあるにはあるが、神社からは標高差100m余。「大きな丘」のようなもの。
山頂はちょっとした広場になっている。山城の説明や三角点、記念碑、風景説明板などがある。おおむね南西から北東に眺望がある。神社からは15分ほど。
着いたときには、浜北の自然観察会(?)とかいう子連れの団体が昼食中だった。滝沢展望台から歩いてきたと言う。ブルーインパルスを気にする人もいたが、記念撮影をして下山していった。
山頂には、ネジキ(?)に絡んだネナシカズラがあった。平地ではまだ咲いているが、ここではすでに結実している。
山頂からのパノラマ。
右手に浜名湖、中央右より、水平線よりちょこんと飛び出しているのがアクトタワー、その間に自衛隊浜松基地。左に目をやると天竜川、エコパなども見えたが写真では判らない。晴れていれば、太平洋に浮かぶ艦船も見える。風車の脇にあるのは第二東名。その右あたりが立須。左端の開けたあたりが来た道で、晴れていれば富士山も見えると思われる。
浜松基地のプログラムでは13時からになっていたはずだが、結局飛び始めたのは13:30。白のスモークしか吐かないので、曇天が背景ではちょっと辛い。垂直系のいくつかが判別できた程度。演目は判らないが、浜名湖上からスモークを吐きながら、地面すれすれに飛んだりもしていた。毎年、ハートを射抜く「バーティカルキューピッド」はやっていたはずだが、やらなかったのか見えなかっただけなのか、今回は観られなかった。
画像は、上向き空中開花+スタークロス。頑張って画像処理したが、スモークを浮き上がらせるのは難しい。
演目については、「The Blue Impulse - 4th wing 11sq」サイトが非常に詳しい。
実は、三岳に登ろうか立須にしようか迷っていた。しばらく登ってないので三岳にしたが、同じ目的だと考えることは似てくるようだ。
風車の右に第二東名、さらに右の岩が立須。強拡大して見ると、黄色っぽい服の人影が見える。そして演技終了後には消えていた。