since 2007.8 by K-ichi

 

長らくDC2に乗っているがバッテリを軽量化してみた。
もう少し厳密に書けば、長らくDC2(インテグラSiR)に乗っているがバッテリ(のコスト)を軽量化してみた。

もともとは55B24Rあたりが載っていたこの車だが、特段の快適仕様がついているわけでもない。ならば同じ型式のtypeRに倣えばいいじゃん、あっちは軽みたいな38B20Rだし……と、前回の交換ではPanasonicカオスの60B19Rに載せ替えていた。小さい分容量はかなわないと思われるが、始動性能は上回っているという技術の賜物バッテリ。
ちなみに軽みたいというのはディスってるわけでも何でもなく、実際にこんな事件「軽のバッテリーが付いてたんで、ちゃんとしたやつに替えておきました!」もあったらしい。

 

今年はハスノハ受難の年となってしまった。

ハスノハイチゴ#1Rubus peltatus・黒井沢株は、2018年に生ったあと枯れている。今年は春先から神坂峠株の調子が悪く、さらにいくつか花をつけた株ら3鉢も夏が越せなかった。異様な暑さのせいかもしれないが、鉢置き場がカキノキの下なので、木漏れ日の直射にやられた可能性もある。来年はしっかり遮光置き場を作るか……
現在は、ハスノハモミジR. peltatus × R. palmatusの株分けした2鉢、及びそこに生えた黒井沢株由来の実生がハスノハ系の生き残りとなっている。恵那山散策でもらってきたタネも少しあるので、生えてくれれば安心だがそれが判るのは来春の話。

黒井沢株も神坂峠株も7年ほどで枯れている。植えっ放しはダメなんだろうか。他のキイチゴはそれ以上の長期間、植え替え無しでいけているのだが。もっとも、咲いて枯れた3株は

 


ウラナミシジミの卵だらけのムクナマメ
ちょっとタイミング的に遅すぎるだろ、などと思いつつも、なんやかんやで小さな畑を引き継ぐことになった。

先々代に連れられて、土に花に虫に馴染んだこの畑。その当時からのクリの樹も植わっている。
先代はこの手の分野に向いてなかったようで、引継ぎもままならず、ゴミだらけ草だらけ。樹も伸び放題で、枯れ枝だらけ病虫害だらけ。他所の畑なら一掃リセットしてもおかしくない状態だった。
掘ればいくらでも出てくるシート類。劣化してパリパリ、ボロボロのものもある。カーペットや座布団の残骸。朽ちる部分は朽ちるのだが、化繊分だけはしっかり残る。畳が朽ちた後の糸は強靭で、草刈り機(刈払い機)に巻きつくのには閉口した。
散々な有様ではあったが自然に還りかけていたことで、モグラ山があちこちに立ち、キノコが生えまくる。土壌的には豊かな雰囲気はあった。

そんな残骸の後始末を数年続け、ようやく目処がついたところでさてどうしよう。

 


神坂峠西の駐車スペース
ハスノハイチゴを求めて恵那山へ向かったのが2011年。このときは南側の黒井沢登山口あたりで見ることができた。

別の生育場所を求めたのが2016年。北側の神坂峠への道すがらに大きな群落をみた。結実を見たのはここが初めて。3時間もかかる遠路だが、ギンランやらミヤマモミジイチゴやら樹上性キノコの群落(食用だった模様)やら目新しいものが多く、けっこう通ってしまった。

去る7月17日(海の日)、久々に出向いてみた。峠から九十九を三段ほど下った、標高1450m付近の広場に駐車。周辺山道を含めてぶらついてみる。

 

『インダクタ』のサイズを10000分の1に!超小型化できる新原理を考案」なる話を耳にした。原子力機構から6月16日付で発表されている。
この内容を「わかりやすく紹介」というページもあるが、図解が多めなだけで難易度は変わらない。

インダクタは、基本構造として巻き線とコアから構成される。そのため微細化はサブミリスケール止まりだったが、このネタを使うとわずか10nmの積層薄膜で作れるという。しかも性能(Q値)は現行製品に引けをとらない、とのこと。
革新的なインダクタではあるが、表題の通り理論的に発見したというもので、この世に実物があるわけではない。

 


新たなメディアマネージャページ
先月17日。7月19日にアルバムアーカイブが無くなるからダウンロードしとけ、というメールが届いた。

アルバムアーカイブは、かつてはPicasaウェブアルバムと呼ばれていた保管庫。bloggerからの投稿画像は全てここにある。
なんてこった! とよく読むと、どうやらアルバムアーカイブだけでアクセスできるものが消える、ということらしい。

さっそく出向いてみるが、bloggerのフォルダしかない。もっといろいろあったはずだが、それらはGoogleフォトの方にある。自分で移した記憶は無いので、自動で移ったのだろう。動画に関しては、いつのまにかYouTubeに移っていたし。とりあえず念のためダウンロードはしておく。

bloggerに上げた画像は、今後は「Blogger メディアマネージャ」というページに移るらしい。いくつかのリンクをメモっておく。

 

今年も挑んだダイヤモンド富士@県内最南だが、今年もダメだった。

ちなみにこれは、浜松市北区の陣座峠付近で見られる現象。静岡県内では、最遠(117km)で最南ダイヤモンド富士になる。
なお、ダイヤモンド富士の定義は、山頂お鉢から最初の光が差すこととしている。

今年の夏至は、国立天文台によれば6/21 23:58。カレンダー上では6/21だが、最も近い日の出は6/22で、夏至の約5時間後になる。
日の出を4:45とし、夏至からの時間差を計算すると、以下のようになる。

 


Bardはこんな画面から
ここのところChatGPTなるAIサービスが世間を騒がせているようだが、慌てたGoogleも類似のサービスを開始した。Bardという。
最新(アップデート)情報は4/10から始まっている。5/10からは日本語にも対応したので、それから間もないころに触ったことになる。

試験運用中だから内容には注意してね、的な文言は随所に見られる。先を行くGPTにしてもそれなりらしいので、いまのところは新しい技術に触れて会話を楽しむ、ぐらいが良いのだろう。

今月中頃には検索画面の下に1行、Bardを開始したよ、という文言とリンクがあった。そこからサイトへ飛ぶと、利用規約を読まされただけで使えるようになった。

 

ここのところ、平年より暖かいらしい。各種キイチゴも、咲き、実りの季節に入っている。


実りは無さそうなハスノハイチゴ
いたるところに蔓延るクサイチゴRubus hirsutusや、その孫のニシムラキイチゴR. nishimuranusあたりは、熟し始めている。特に後者はヒヨが味を覚えたようで、完熟前に啄ばんでいくようになった。
カジイチゴR. trifidusやモミジイチゴR. palmatusも熟し、ニガイチゴR. microphyllusやクマイチゴR. crataegifoliusあたりは、GW中に色づくものも出てきそう。

ひさびさにハスノハイチゴR. peltatusも咲いたが、3花は雌蕊が育たず。残り1蕾もサイズ的に同様のよう。別株に着いた蕾はさらに小さく、今年の実りはなさそう。

 


'20作出キミノニガモミジもどき
庭の桜も咲き、キイチゴ類もモミジイチゴ#3Rubus palmatusを先鋒に花盛りとなっている。

ここのところ少し鉢整理をしている。置き場も限られ、安かった菊鉢もかつての倍の値段。結果を確認した株、コンタミらしき株などを畑の場末にうっちゃってきた。
ニガ、カジ、モミジ、ビロード、クサ、クマ、トヨラクサらが仲良く集っている。自生由来の何かが出てきたら面白いかな、などという助平根性が無いわけではないが、近くにいるから混ざるというわけでもないらしい。
裏山では普通に混生しているのに、ニガモミジのような雑種は聞いたことがない。試してみても、ニガやモミジ、ビロード母体での交雑は難しい。もっとも、ビロードモミジイチゴはよく見られる(樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類 p287)という話もあるようで、単に不器用なだけかもしれないが……

 

政令市・浜松市の区割りがいよいよ変わるらしい。(行政区の再編について/浜松市
当初は、クラスターがどうとか、葡萄の房のように地域の特性を生かした云々……などと言っていたような気がするが、その7区から3区に再編される。この条例が22日、議会を通った。次の年賀状からは新住所になる。

現在の浜松市は、中・東・西・南・北の5区、および最後まで駄々をこねて独自区となった浜北、山間地の天竜、という7つの区を持つ。
他都市と比較する限りでは特段多いとも思えないのだが、これから人口の減る80万都市としては多い、という。コストを削れ、と浜松のドン・鈴木修が吠えれば、担がれ市長の鈴木康友は動かざるを得ない。

 

去る19日、東京科学大学(Wikipedia)という新大学名の発表があった。
東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して、ひとつの大学法人、ひとつの大学としてまとまるという。2024年度を目処、とのこと。

第一印象は、本当にこれでいいの?
目テン学研か……仮称とは付くものの、なんだか軽量級、小学生でも思いつきそうなネーミング。名より実なのかな、などと思いつつ見ていくと、プレスリリースがあった。

統合の目的は、両⼤学の伝統と先進性を活かしながら、新しい⼤学のあり⽅を創出すること。
「コンバージェンス・サイエンス(※)を展開」「総合知に基づき未来を切り拓く⼈材を輩出」など具現化するためには、⼈⽂科学・社会科学的視点をも含めた「科学」の発展こそが原動⼒。
新⼤学がこれからの「科学」の発展を担い、科学を文化として認識してもらい社会からの理解と期待を得ていくためにも、親しみやすく覚えやすい「科学」を名称とした。
※ あらゆる知を集結し、諸問題の解決、発見に取り組むこと

関連記事


この記事へのリンク by 関連記事、被リンク記事をリストアップする」記事

ブログ アーカイブ