野鳥の森へ行ってみた。
さすがにまだ日差しは暑いが、日陰で風に当たれば汗は引く。
山住神社から北上し、カモシカ館、常光寺山登山口などを過ぎてしばらくいくと、左手に観察小屋があり「ヤマガラの門」という最南端の入り口がある。ここからは五丁坂頭山へ登り、もうひとつピークを超えて門桁山、そして麻布山登山口のある「ウグイスの門」へ至る。その途中にも数箇所、スーパー林道からアクセスできるルートが作られている。
昨年はマスタケが大量に生えていた。採らずにいたことをなんとなく後悔しつつ、再会を想って向かう。が、その倒木には、ひとかけらも生えていなかった。その時よりは半月早いが、6月に採れたという話も聞く。なぜ無かったのかは分からない。
行き合った人の話では、幕張投光でクワガタ採りに来ている人がいたらしい。聞いたところでは、高山性のヒメオオクワガタが人気があるとか。
その他のキノコはそれなりに見られた。
松林でないのにハツタケらしいもの、道端の赤い棒ベニナギナタタケ、憧れのタマゴタケ、については食べてみた。
調理に失敗して、食味の確認ができる状態でなくなってしまったが、ベニナギナタタケは中空でジャキジャキの歯応え、タマゴタケは柔らかい印象。ちなみにハツタケが美味いことは経験済み。
そのほか、齧ると辛いツチカブリ、定番のツキヨタケ、鮮やかな赤が綺麗なアカヌマベニタケ、レモン色がかわいいキイボカサタケ、等々あり。ほか不明種など多数。
帰り際、ブナを拾う。他のドングリ類に先んじで熟すので、もうシーズンイン。
何度か拾ったことはあるが、秕ばかりで身の入ったものを拾ったためしがない。一応、太ってしっかりして見えるものを厳選し、数個を播いてみた。すべて水には浮いたが……
since 2007.8 by K-ichi
18日の日経朝刊によれば、株式会社 日興は木材に液体のガラスを含浸させ、耐久性をコンクリート並みに向上させた、という。
液状ガラスを満たした釜に木材を投入し、2~3時間加熱。ガラスが浸透し、内部の酸素や水分を追い出す。これにより腐食を防ぎ耐久性も高まる。処理後の見た目は木材のまま。あらゆる樹種に対応でき、木材1m3あたり70kgの液状ガラスを要する。釜が300万円、ガラス70kgが6.8万円。安価な木材を使えば、コンクリートの半額程度で収まる。
従来は、表面塗布による施工だったが、特殊な触媒を加えて加熱することで浸透させやすくした。
ガラスの比重は約2.5、水ガラスといわれるものは1.3~1.7程度らしい。「液体ガラス」を比重1.5とすれば0.047m3(47L)ほど。ガラスと水の混合物とみなして最終的にガラスが残ると考えれば0.016m3になり、体積比で1.5%。
一方、木材(スギ、ヒノキなど)の比重は約0.4。400kgに対して70kgなので、重量比では15%。同様に考えると、最終的には8.9%。完成品の重さの1割足らずがガラスになる計算。
水にも浮くし、重厚感もそれほど出ないのかもしれない。
液体ガラスの詳細については企業秘密だが、創業者へのインタビューによれば、コーティング剤の液体ガラスには、数10種類の酵素を入れてあるという。
また創業当時すでに、常温(室温~200℃)でガラス膜を生成するヒートレスグラスなるものが存在していたらしい。
何にしても理解の及ばない世界。
処理した木材を鋸で挽いてみたい気はする。サンプルもらえないかなぁ。
液状ガラスを満たした釜に木材を投入し、2~3時間加熱。ガラスが浸透し、内部の酸素や水分を追い出す。これにより腐食を防ぎ耐久性も高まる。処理後の見た目は木材のまま。あらゆる樹種に対応でき、木材1m3あたり70kgの液状ガラスを要する。釜が300万円、ガラス70kgが6.8万円。安価な木材を使えば、コンクリートの半額程度で収まる。
従来は、表面塗布による施工だったが、特殊な触媒を加えて加熱することで浸透させやすくした。
ガラスの比重は約2.5、水ガラスといわれるものは1.3~1.7程度らしい。「液体ガラス」を比重1.5とすれば0.047m3(47L)ほど。ガラスと水の混合物とみなして最終的にガラスが残ると考えれば0.016m3になり、体積比で1.5%。
一方、木材(スギ、ヒノキなど)の比重は約0.4。400kgに対して70kgなので、重量比では15%。同様に考えると、最終的には8.9%。完成品の重さの1割足らずがガラスになる計算。
水にも浮くし、重厚感もそれほど出ないのかもしれない。
液体ガラスの詳細については企業秘密だが、創業者へのインタビューによれば、コーティング剤の液体ガラスには、数10種類の酵素を入れてあるという。
また創業当時すでに、常温(室温~200℃)でガラス膜を生成するヒートレスグラスなるものが存在していたらしい。
何にしても理解の及ばない世界。
処理した木材を鋸で挽いてみたい気はする。サンプルもらえないかなぁ。
キヤノンは18日、100%子会社であるSED株式会社の清算を発表した。
もともとは東芝との合弁(旧ページ/現ページ)だったが、訴訟問題もあり2007年1月に100%子会社に移行。性能などから次世代FDP本命視されていたものの、度重なる発売延期。そんな中、競合相手である特に液晶は、猛烈な価格低下とともに普及し、市場は「液晶でも十分」と断を下してしまった。出る幕がなくなりそうだと感じていたことが現実になってしまった。
今後はキヤノン内部で技術継承はしていくという。
コンシューマ市場では敵前逃亡の完敗であるSEDも、性能について見ると魅力的ではある。
キヤノンのサイトには簡単な技術解説が、「大画面☆マニア」には、自発光式で雰囲気的に似ているプラズマディスプレイ(PDP)との分かりやすい比較解説がある。PDPについては、最後の砦のPanasonicに簡単な構造解説がある。
ブラウン管から液晶へ移る過渡期には、価格や性能などいろいろと不満も聞かれていた。
究極のブラウン管ともいえるSED。もうほんの少し早く開発が進んでいたなら、訴訟がこじれていなかったら、多少無理してでも発売という形に持っていったなら、いまのFDPマーケットはだいぶ違った形になっていたかもしれない。
もともとは東芝との合弁(旧ページ/現ページ)だったが、訴訟問題もあり2007年1月に100%子会社に移行。性能などから次世代FDP本命視されていたものの、度重なる発売延期。そんな中、競合相手である特に液晶は、猛烈な価格低下とともに普及し、市場は「液晶でも十分」と断を下してしまった。出る幕がなくなりそうだと感じていたことが現実になってしまった。
今後はキヤノン内部で技術継承はしていくという。
コンシューマ市場では敵前逃亡の完敗であるSEDも、性能について見ると魅力的ではある。
キヤノンのサイトには簡単な技術解説が、「大画面☆マニア」には、自発光式で雰囲気的に似ているプラズマディスプレイ(PDP)との分かりやすい比較解説がある。PDPについては、最後の砦のPanasonicに簡単な構造解説がある。
ブラウン管から液晶へ移る過渡期には、価格や性能などいろいろと不満も聞かれていた。
究極のブラウン管ともいえるSED。もうほんの少し早く開発が進んでいたなら、訴訟がこじれていなかったら、多少無理してでも発売という形に持っていったなら、いまのFDPマーケットはだいぶ違った形になっていたかもしれない。
マイクロソフト・リサーチ(英語サイト)から、イメージ・コンポジット・エディタ(Image Composite Editor(ICE)英語版)というフリーツールが出ている。いつぞやからパノラマ写真作成ソフトが欲しいと思っていて、検索したところヒット。かのサイトの左の黄色いボタンからダウンロードできる。
ごく普通にダウンロード、インストールをすると、スタートメニューのプログラム内に起動リンクが作られる。
使い方は、予めこのツールを起動しておき、適度に「重ね代」を取った複数枚の画像を、まとめてウィンドウ内にドラッグ&ドロップ。ただこれだけ。とりあえず20枚で試すと、Pentium4 1.8GHzで25秒で完成。右下のExport to disk...ボタンで保存する。デフォルト設定でquality:80のJPEGになっているが、これで十分な画質。ちなみに、重ね代が十分でないときには、ちゃんとエラーが表示される。
以下がその結果。
少しずつ補正をかけて上手に合成されているのが分かる。手動では難しいレベル。単機能で直感的に操作でき、結果も良好でフリー。vectorあたりの職人の逸品のような、手許に置いておきたいツール。
カメラはRICHO Caplio R2。f=15mmなので85mm相当。竜頭山頂南、1250mの岩場からの西側眺望。右端のアンテナ塔が、山頂にある電波施設。
Caplio R2は1/2.5型CCDで、実焦点距離を6.1倍弱すると35mm換算できる。35mmフィルムとはアスペクト比が異なるが、対角寸法で計算されている。CCDのサイズについては、Wikipediaやガバサク談義などに一覧がある。
合成画像は5251×775ピクセル、約260KB。1600ピクセル越えでPicasaウェブアルバムには置けないので、Google Sitesに置いて直リンクを埋め込んだ。
ウェブアルバムやbloggerの動画埋め込み内部コードは変更されたため、従来の使い方ができなくなっている。Google SitesのURLもhttpからhttpsに変わった。そのうち問題が出るかもしれない。
かねてから噂はあったGDrive。代替手段というか本命登場というか、Google Docsのファイル制限が解除され、1GBの純正オンラインストレージとして使えるようになった。有望な選択肢の一つとして見ていきたい。
ごく普通にダウンロード、インストールをすると、スタートメニューのプログラム内に起動リンクが作られる。
使い方は、予めこのツールを起動しておき、適度に「重ね代」を取った複数枚の画像を、まとめてウィンドウ内にドラッグ&ドロップ。ただこれだけ。とりあえず20枚で試すと、Pentium4 1.8GHzで25秒で完成。右下のExport to disk...ボタンで保存する。デフォルト設定でquality:80のJPEGになっているが、これで十分な画質。ちなみに、重ね代が十分でないときには、ちゃんとエラーが表示される。
以下がその結果。
少しずつ補正をかけて上手に合成されているのが分かる。手動では難しいレベル。単機能で直感的に操作でき、結果も良好でフリー。vectorあたりの職人の逸品のような、手許に置いておきたいツール。
カメラはRICHO Caplio R2。f=15mmなので85mm相当。竜頭山頂南、1250mの岩場からの西側眺望。右端のアンテナ塔が、山頂にある電波施設。
Caplio R2は1/2.5型CCDで、実焦点距離を6.1倍弱すると35mm換算できる。35mmフィルムとはアスペクト比が異なるが、対角寸法で計算されている。CCDのサイズについては、Wikipediaやガバサク談義などに一覧がある。
合成画像は5251×775ピクセル、約260KB。1600ピクセル越えでPicasaウェブアルバムには置けないので、Google Sitesに置いて直リンクを埋め込んだ。
ウェブアルバムやbloggerの動画埋め込み内部コードは変更されたため、従来の使い方ができなくなっている。Google SitesのURLもhttpからhttpsに変わった。そのうち問題が出るかもしれない。
かねてから噂はあったGDrive。代替手段というか本命登場というか、Google Docsのファイル制限が解除され、1GBの純正オンラインストレージとして使えるようになった。有望な選択肢の一つとして見ていきたい。
竜頭山の登山道沿いにはブナの殻斗がよく見られた。水窪まで出かけて、いまだに身の入った実を拾えてないブナ拾い。近場で狙い目かもしれない。
スーパー林道沿いでは、ノリウツギが盛り。仰ぎ見ると深い青空に白い花が映える。
ウバユリも見られた。林道沿いでは開花、山頂では蕾が別れ始めたところ。大きな葉を株もとに着け、腰ぐらいの草丈。パッと見はユリだが、ランのような左右対称の花形をしている。食べられるらしい。
山菜と間違えられやすいとされるバイケイソウも花盛り。山頂にはかなりの数が生えている。草丈は腰から胸程度と大柄で、2~3cmの花を大量に着ける。こちらは毒草。
道すがらには、ピンクのシソ科っぽい群生がたくさん咲いていた。図鑑では合致するものは見当たらず。
キイチゴ類は、ニガ、モミジ、クマの共演。特に変わりばえはなし。林道沿いのサルナシは、今年は不作のよう。豊作の年は、マスカットがぶら下がっているような生り方をするが、数える程度にしか見当たらない。一方でサンカクヅルは大豊作。
竜頭山といえば、J-POWERによる風力発電開発。当初は最大41機という計画であったが、32機に落ち着いたという話も聞く。引佐~滝沢の浜松風力発電所は順調に運用されているようだが、こちらは進んでいる様子がない。
秋葉神社手前2kmほどのところからは、浜松風力発電所の風車列が見られる。視力1.0クラスであれば、回転している様子もなんとか見える。
思いのほか竜頭山がライトで時間が微妙に余ったので、竜頭山登山口より数10m南にある小道へ入ってみた。
いきなり瓦礫の痩せ尾根。10mほどだが、右へ落ちたら帰れない。慎重にこなすとその先は、植林と自然林とを区切るゆったりした尾根道。足元も柔らかく楽ではあるが、眺望もなく変化に乏しい。「じーーー」と鳴き続けるエゾゼミ(?)とたくさんのハエが伴。ニホンジカにも出会った。
20分足らずで、言われてみればピークらしい天神山に着く。1260mほど。
ステンレス板に案内が打刻してある。この手の看板は竜頭山山頂あたりにもあった。鳶ノ巣山へ挑んで681ピークで勘違いを教えてくれたのもこんな看板だった。定番なのだろうか。名古屋で迷いたくはないのでラクダへ進んだ。
後に調べたところ、ここから西の名古尾へ下ることができ、途中でカタクリの群落が見られるらしい。
歩を進めると、「ほっとけの森」という、朽ちそうな木製のゲートをくぐる。何かあるのかと思ったが何もなし。
相変わらずゆるゆると歩いていくと、ややしっかり目のピークが2つある。2つめの頂上にこんどは三角の看板があった。ここがラクダ山(1216m)山頂で、右手にとれば「名古尾・奥ノ院」、直進は「あきは・ヤブコギ」とある。どちらも避けたいので、いずれ林道に出るだろうということで、左手の道のない緩い尾根を下る。ここまで30分あまり。
植林帯のゆるい尾根を下っていくと、やがて踏み跡に出会う。さっきのポイントを直進すれば、この道で来れた雰囲気。
さらに下ると、墓石のようなものが3つ並ぶところを通る。「秋葉古道・丁目石」とあり、百二十七丁、百三十三丁などと彫られ、浜松市云々もかすかに読み取れる。丁目石(丁石)とは、目的地までに一定間隔で並べられる案内標石、とのこと。浜松市某は寄進者なのだろう。
ここで道は右に回り、やがてスーパー林道の崖上を歩く。しばらく平行しながら南下していくと、八尺坊入口に辿りついた。
解説によれば、八尺坊は秋葉山奥の院の本尊であったが、1713年に焼津の法華寺に移された、とのこと。いまでも小祠があるらしい。
竜頭山登山口方面から入山して45分。サンカクヅルを噛みながら、スーパー林道で戻って25分。
別名ギョウジャノミズといわれるサンカクヅル。蔓を切るのは忍びないので、まだ青い実を齧る。疲れた体には、この「渋酸っぱさ」が心地いい。
珍しく平日に休みが取れたので、久々に天竜スーパー林道へ行ってみた。
最もポピュラーでありながら登ってなかった竜頭山 へ。中央駐車場、もしくはその南の避難小屋(1255m)から登る人が多いようだが、さらに南にある登山口から竜頭山の南尾根沿いに登ってみる。標高約1180m、案内板には展望台まで860mとある。
ちなみに開放はされていないが、避難小屋から頂上まで舗装路も作られているらしい。
急なところは階段が整備されており、岩場もたいしたことはない。サンデーハイカーでも気楽に楽しめるレベル。
途中、2m近い苔むした巨大切り株に出会う。もったいない。
15分ほどで、右手に脇道が現れる。
左上に登ったところで、平和・大輪から登ってきた道(山男専用)に合流。
すぐに「巨石群」に突入。大きな岩だらけだが、道はしっかりとついている。
さらに15分あまりで、西に眺望がある。岩が突き出たところで、木々は生い茂っているものの落ちれば奈落。標高1250m付近。
眼下に平和登山口あたりが見える。中央白いS字が水窪川終点の大井橋あたり。その少し手前側から、山や尾根を登って、先ほどの合流へ着く。
山々が連なり、北西遠くには高そうな山並みも見える。
一息ついていると、10分そこそこで景色は雲の中。天竜川の水蒸気が山脈越えの東風に巻き上げられて、もうもうと音が聞こえそうな勢いで雲になっていく。そんな中でもツバメが飛び交う。
10分ほどで東屋に到着。標高は山頂とほぼ同じ。
北以外の3方眺望良し。景色案内看板もある。南アルプスや富士山も見えるようだが、判別できず。掛かっていた温度計は25℃。風がすがすがしく、汗も引く。
石畳を下り再びゆるく登って、数分で山頂の広場へ着く。標高1351.6m。三角点、案内板、ベンチなどがある。広いが眺望はない。隣に無線塔施設がある。
周辺一帯は、ベンチ、テーブル、歩道、各種案内板……トイレ、水道はないものの整備が行き届いて至れり尽くせり。竜頭山山頂公園な風。
ちなみにここの二等三角点は、岩と一体化していた。2005年の状態とは様子が異なる。最近の「公園」整備でいじられたのだろうか。
登り40分、下り20分。帽子と飲料は必須だが、真夏でも比較的爽やかに楽しめる。
ちなみにこの日の佐久間(標高150m)の気温は32℃。一般に100mあたり0.7℃差というので、標高差1200mでは8.4℃の計算。東屋の25℃におおむね合う。
ちなみに開放はされていないが、避難小屋から頂上まで舗装路も作られているらしい。
急なところは階段が整備されており、岩場もたいしたことはない。サンデーハイカーでも気楽に楽しめるレベル。
途中、2m近い苔むした巨大切り株に出会う。もったいない。
15分ほどで、右手に脇道が現れる。
左上に登ったところで、平和・大輪から登ってきた道(山男専用)に合流。
すぐに「巨石群」に突入。大きな岩だらけだが、道はしっかりとついている。
さらに15分あまりで、西に眺望がある。岩が突き出たところで、木々は生い茂っているものの落ちれば奈落。標高1250m付近。
眼下に平和登山口あたりが見える。中央白いS字が水窪川終点の大井橋あたり。その少し手前側から、山や尾根を登って、先ほどの合流へ着く。
山々が連なり、北西遠くには高そうな山並みも見える。
一息ついていると、10分そこそこで景色は雲の中。天竜川の水蒸気が山脈越えの東風に巻き上げられて、もうもうと音が聞こえそうな勢いで雲になっていく。そんな中でもツバメが飛び交う。
10分ほどで東屋に到着。標高は山頂とほぼ同じ。
北以外の3方眺望良し。景色案内看板もある。南アルプスや富士山も見えるようだが、判別できず。掛かっていた温度計は25℃。風がすがすがしく、汗も引く。
石畳を下り再びゆるく登って、数分で山頂の広場へ着く。標高1351.6m。三角点、案内板、ベンチなどがある。広いが眺望はない。隣に無線塔施設がある。
周辺一帯は、ベンチ、テーブル、歩道、各種案内板……トイレ、水道はないものの整備が行き届いて至れり尽くせり。竜頭山山頂公園な風。
ちなみにここの二等三角点は、岩と一体化していた。2005年の状態とは様子が異なる。最近の「公園」整備でいじられたのだろうか。
登り40分、下り20分。帽子と飲料は必須だが、真夏でも比較的爽やかに楽しめる。
ちなみにこの日の佐久間(標高150m)の気温は32℃。一般に100mあたり0.7℃差というので、標高差1200mでは8.4℃の計算。東屋の25℃におおむね合う。
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