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現時点までのキイチゴ雑種などについて、いくつかのトピックに分けてまとめる。


■ 謎深いニガクマの子

ニガクマイチゴRubus × nigakumaの実生が育った。一部は開花結実もした。
その結果は複雑。ヒメカジイチゴR. × mediusのようにスッキリと、「ヒメカジの子はニガ」のようには言い切れない状況。

今年のシュートはいずれも粉を吹いていた。前年枝でも粉が残るものもある。葉裏は、まぁ白いかな、というレベル。
花はニガイチゴR. microphyllusっぽい。若実もニガクマよりしっかり窄む。赤熟する。粒には、クマイチゴR. crataegifoliusのような尖りはない。

 


10%サラテクト(ケース入り)
もっと薄くていいから安くならんか、と2年前に作ってみたのが、ディート5%の低濃度虫除け剤
30%濃度のミスト剤を消毒用エタノールと精製水で6倍希釈するもので、1200mlが1000円とお手ごろ価格が実現できた。効果も十分あり、ひと夏に3~4L使っていた。

ところが昨今の新型コロナウイルス禍。エタノールが非常に入手しづらくなってしまった。武漢で騒いでいた頃に買っておけばよかったのだが、テドロスにはすっかり騙された。中国の犬だったとは。
ひところの逼迫した品薄は解消されたものの、ドラッグストアでも倍、アマゾンあたりでは5倍が相場になっている。これは希望小売価格の1.5倍~2倍にもなる。それでいて入手性はよくない。
もはやエタノールは使えないので、別のやり方を考えてみた。

 

雨、雨、雨……ひたすら留まる梅雨前線で、各地は水浸し。せっかく全線開通のお山の林道も、また落ちそうな水分含量になっているらしい。
それでも夏至のころは、天気は数日サイクルで回っていた。そしてその頃にあるのが、静岡県最南・最遠のダイヤモンド富士。浜松市北区の県境で見られる。
昨年は一応確認できたのだが靄の中。よりクリアなそれを撮るべく、梅雨の晴れ間を狙ってみたが天気には恵まれなかった。

今年の夏至は、6月21日6:44という(国立天文台)。日の出はその2時間前なので、天文学的にほぼほぼ夏至のタイミングの日の出が見られるはずだった。
さらにその日は台湾などでは金環、日本でも部分日食が起こるので、太陽の直前に昇ってくる細い月(明けの三日月、有明の月とも)が同フレームで捉えられる可能性もあった。

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