中区で仰いでいたのだが、10時過ぎの2~3割のころやピークを過ぎた11時半ごろなどに、雲越しにちらほら見えた程度。撮ってはみたものの、斑の雲のために、形もよくわからない。
ちなみにピンホールの穴径は、焦点距離の1/1000程度がよいらしい。大きすぎればぼやけ、小さすぎればシャープになるものの暗くなってしまう。
太陽像は焦点距離1000mmで約1cmに見える。腕をいっぱいに伸ばした先の5円玉の穴の大きさ、ともいう。穴が5mmなので、腕が50cmと見積もれば計算は合う。
1cmの穴(反射面)で10mも飛ばせば、そこそこ見栄えのする太陽像が建物の壁に映るのでは、と期待していたのだが、アテが外れた。日本南岸沿いを舐めていく2012年5月21日の金環日食は、ぜひとも晴れてほしいもの。
気象庁のサイトでは、気象衛星ひまわりによる画像が公開されている。日照を反映している「可視光」画像を見ると、月による影が地上を西から東へ移動するのがわかる。
通常の衛星写真は30分おきだが、このイベントのために予備機で15分間隔で撮影し動画化したものが公開された。ここに貼ったgifはそのひとつ。影は左上から右下へ動いていく。右下から中央下部へゆっくり動く薄ら白い部分は、太陽光の海面の反射だろうか。
影の解説、および過去事例に関するページや、今回の画像映像をまとめたページもある。
シャトルの不具合等で帰還が遅れている若田さん。衛星よりはるかに低空ながらも、この影を見られたかも。
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