子株が増えすぎて、とりあえず3鉢にまとめてあるハエトリソウ。ゴールデンウィーク明けには蕾が見え出し、6月下旬に開花。先月末に熟した。
開花中は雨に濡れない方がよい、といわれる。大事に部屋に取り込み、人工授粉させたものの、花後に急速に衰え、結実もなく親もろとも全滅、という目に遭ったことがある。それまでは元気だっただけに、がっかり度はかなりのもの。原因は解らなかった。
いまの株は、今年の-6℃も、先の塩害台風も、昨年の大雪も、そのまま受けている。ともかく通年屋外。野晒し日晒し。ミズゴケに植えて、腰水はしない。真夏でも、朝にたっぷり潅水するだけで元気いっぱい。
受粉も虫任せにしている。開花期が梅雨に重なるため、濡れることも多かったが、普通に受粉したよう。
花茎は、小鉢には1本、中鉢には5本、大鉢(でも5号駄温鉢)には9本の、計15本出た。花ひとつあたりの種子数は、最大で19粒。総計200粒は軽く超えたようで、計数は途中で挫折。年々順調に増えてはきていたが、昨年までの10粒そこそこがここまでになるとは予想外。思いがけず大量の黒ゴマが採取できた。
親株も増えに増え、タネもこの量なので、大鉢にミズゴケを敷いてざくっりバラ播きすることにした。
7号平鉢に鹿沼大粒のゴロを敷き、戻した乾燥ミズゴケをきつめに詰める。さらに上から手で押さえて平らを取る。満遍なくばら撒いたら、上から如雨露でそっと潅水。タネが適当な窪みに収まるので、その後は明るい木陰で腰水管理にする。
腰水の受け皿は、加工したプラスチック製の収納ボックスを使用。底から約2cmの壁面に穴を開けて、水深が一定になるようにしてある。放っておくと藻やボウフラが湧くので、2~3日に1度は水が入れ替わる程度には水をやる。
箱状なので、虫除け草除け雨緩和などが必要なときには、古い網戸を被せて使うこともある。
昨年も一昨年も、発芽は見たが冬が越せなかった。年は越すが、2月あたりで消えてしまう。さすがに「来年は屋内取り込みをしよう」と考えた。が、この種子の量を見ると、「最強の選抜種が生まれるかもよ」という悪魔の囁きも聞こえてくる。
since 2007.8 by K-ichi
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