移行記事でも書いているが、メーラはXPモード(Windows XP Mode)上のOE(Outlook Express)を使っている。
メールで
ユーティリティ マネージャという名前から、XPモード上で起きているということは判る。
WinXPでこの現象が出ていないか検索してみると、そもそもこれは[Windows]+[U]で出るダイアログとのこと。「固定キー」機能が有効、もしくはキーボードが物理的に壊れていて、Windowsキーが押しっぱなしになっている状態であろう、という。
XPモードで、固定キーの設定を変えても変化はなかった。キーボードももちろん壊れてはいない。
結論としては、Win7とXPモードとの間でわずかなキー管理の齟齬があり、そこに嵌ったらしい。次のようにすると再現する。
XPモードを立ち上げ、全画面表示にし、Windowsキーを押して間髪入れずに×アイコン(閉じるボタン)をクリック、休止状態にする
これで、内部的にWindowsキーが押しっぱなし状態になる。
OEなどXPモード上のアプリでも、XPモード自体の立ち上げでも、「U」を押すとダイアログが出るようになる。ただし[Ctrl]+[U]は使える。あくまで隠密なので、勝手にスタートメニューが立ち上がったりはしない。
解除するには、XPモードを立ち上げて全画面表示にし、Windowsキーを押し、スタートメニューを表示させる。このとき全画面表示にしないと、Windowsキー押下はWin7側が受けてしまう。スタートボタンのクリックなどでは解除されない。
じつはこの現象に出くわす数日前、XPモード(~内のWinXP)のアップデートをしていた。
XPはとうの昔にサポートは終了している。ところが「WindowsXPは2019年までの寿命を全うしたか?(XP改は2019年までサポートされていた編)」というページに、WinXPは先日までアップデートができていたんだよ、という記述を見つけた。やり方も簡単で、キーと値をひとつ追加するだけ。早速試すと、125個ものアップデートが当てられた。
当初は、このアップデートを疑った。125個のリストの中から探すのは悪夢でしかない。
あれこれ試しているうちに不具合は解除され、再現方法も見つかり、事なきを得た。結局は、updateの際に立ち上げたXPモードのデスクトップ上で、何気にやってしまったらしい操作が原因だった。
ちなみに更新履歴によれば、アップデートらしいものは2014年まで、それ以降は2016年8月まで「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」が自動で入っていた。
そんなWin7も、今月でサポート終了とのこと。メーラ移行がネックでWin10アップグレードするわけにもいかず、今日に至ってしまった。
とりあえずは困ることはないが、OSが終了することでブラウザのバージョンアップが止まり、非対応ページが出てくる、ということがあるかもしれない。買い物も銀行などもブラウザ経由なので、そこだけが心配ではある。
ちなみにLiveメールは'17にとっくに終了したらしい。うんこを無理して使ってなくてよかった。
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