小泉内閣の事実上の指名を受け、'07年9月に揚々の船出をした安倍内閣は、結局1年で化粧が落ちて退陣。続く福田内閣も、数々の迷言を残して'08年9月に退陣。2代続いた投げ出し内閣の、後をついだ麻生内閣が発足してほぼ1年。漫画オタクで人懐っこいスタイルでそれなりの支持率で迎えられ、早々に解散に打って出ると言われながらも、ほぼ任期満了まで来てしまった。
アメリカ発の金融の崩壊など社会的な影響はあるにせよ、自らの言動などから支持率を低迷させ、タイミングを逸した挙句の満了間際解散であることは、誰の目にも明らか。知事選、市長選で連敗後、都議選でも惨敗。もう勝てる要素がみつからない。かたや民主は、アクの強い小沢をなんとか退かせて、当たり障りのなさそうな鳩山を立ててくる。資金団体のスキャンダルは出たものの、強い追い風で吹き飛んでしまった。政権奪取が第一、対立軸を作り政局を起こすことが第一の小沢に担がれて就いた党首であるところから、政策的にはなんとなく心配な面もある。ただ、自民にはもうげっぷ、いっぺん民主にやらせてみても、という風は収まりそうもない。
先の見えぬ海を「日本」という船が行く
山積みの荷を抱え もう埠頭には戻れない!?
Oh!ときめくようなガイドラインも無いじゃない
舵取るのは誰でしょう!? 居ない…!?
茶番や下司な争いのために 捨てないで明日 を
貫いて夢を
希望を胸に国民 の未来儚く
風向きばかりを 皆 妙に気にしてる
山積みの荷を抱え もう埠頭には戻れない!?
Oh!ときめくようなガイドラインも無いじゃない
舵取るのは誰でしょう!? 居ない…!?
茶番や下司な争いのために 捨てないで
貫いて夢を
希望を胸に
風向きばかりを 皆 妙に気にしてる
昨日の音楽寅さん(フジテレビ)は、茅ヶ崎の海岸を清掃し、そのお礼に桑田圭祐が歌をプレゼントする、という内容。番組ラストの曲は「Oh!クラウディア」。2番の歌詞を替えて披露していた。いまの政治状況を憂いて、か。
桑田圭祐は、「栞のテーマ」もあれば「マンピーのG★SPOT」もある。一方でAAA活動(昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦など)を続けたり、「ニッポンのヒール」を歌ったりもしている。
選挙に落ちればタダの人、霞を食っては生きてはゆけないから、名前を連呼せざるを得ないのは解るけれど、もう少し大局を見、国の行く末を語れるリーダーは出てきてくれないものか。目の前に給付だの補償だのもいいけど、大船に乗れればこそ安心な社会になると思うのだが。
もっとも、いまの政治を選んだのは
(敬称略)
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