桜のニュースを聞き日も長くなり、すっかり温んで油断していたら、今朝は鉢がガッツリ凍っていた。
キイチゴ類にも春が来ている。
ニガイチゴ(R. microphyllus)、クマイチゴ(R. crataegifolius)、カジコジキ(R. trifidus × R. sumatranus ※※)など自生種およびその系統の多くは、冬芽を展開すると共に蕾を出してきた。
蕾を最も早く出したのはカジイチゴ(R. trifidus)。
今月10日ごろには出てきていた。生える場所によってだいぶ差があり、風の直接当たらない、日当たりの良い場所はやはり早い。ただし、まだ開花には至らない。
ラズベリー系(R. idaeus ssp. idaeus)、エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)、ボイセンベリー(R. ursinus × R. idaeus ※)などはほころんできた程度。ブラックベリー系(R. fruticosusなど ※)はまだ寝ている。
そして、開花第一号はモミジイチゴ(R. palmatus)。細弁株とキレハ株が1輪ずつ咲いた。
朝には窄んでいたが花粉が少し出ているところから、午前中に開いたと思われる。オレンジ色の雌蕊は、伸びは控えめだが確認はできる。天候さえ問題なければ収穫もありそう。
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
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