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3月にチャレンジした昼間のイリジウム。いい具合に見えそうな予報が出たので、再びイリジウムフレアの動画を撮ってみた。

今回は、4月12日。
昼の部は17:18:20ごろ。太陽高度12°の青空に、Iridium11が見える。仰角は64°と前回と大差ないが、太陽との離角は65°もある。-7.8等予報。
夜の部は19:03:34ごろ。Iridium60が、しし座の目の前を通過する。仰角は63°。太陽高度は-10°なので、ほぼ「夜空」といえる明るさ。-8.4等予報。

いずれも、CASIO EX-10による。f=112mm、ピントはMFで、事前に∞になる位置を割り出しておいた。

ここのところ雨続きだったものの、当日は運よく朝から晴れ。環天頂アークも見えたその日。
時間とともに雲も取れ、天気は改善。しかし昼間のフレアは、やはり肉眼では見えなかった。でも、撮れ具合はだいぶいい。

昼間のフレア映像は、画質の補正処理はしていない。撮ったまま映像に、日時挿入やスーパーインポーズ処理を施しただけ。冒頭の画像は、KikuchiMagickで比較明合成したもの。
前回よりかなり見やすく、何らかの目印を置くなどすれば、肉眼でも見えたのではないかと思われる。

夜間のフレアは、薄靄がかかっていたような感じ。とはいえ、さすがに-8.4等、迫力はあった。本当に輝いて見えたのは1~2秒と短かった。
映像は、AviUtlで画質も調整。ガンマ補正を2段分全開、明るさを整え、背景ノイズを抑えるためにモーションブラーを軽く(間隔=2、分解能=1)かけた。
イリジウムがわずかに尾を引いているように見えるのは、モーションブラーのせい。

星っぽく見えるものの名称が振ってないものは、撮像素子の輝点。動画撮影では、カメラで補正してくれない。

裏返しの?形状である「ししの大鎌」の、弧と棒の接続点がη星になる。映像は、そこから上の弧の一部になる。よく見れば、4等星ぐらいまでは、ノイズまみれながら確認はできた。

映像を以下に置く。


昼間のIridium11


Iridium60@しし座

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