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10%サラテクト(ケース入り)
もっと薄くていいから安くならんか、と2年前に作ってみたのが、ディート5%の低濃度虫除け剤
30%濃度のミスト剤を消毒用エタノールと精製水で6倍希釈するもので、1200mlが1000円とお手ごろ価格が実現できた。効果も十分あり、ひと夏に3~4L使っていた。

ところが昨今の新型コロナウイルス禍。エタノールが非常に入手しづらくなってしまった。武漢で騒いでいた頃に買っておけばよかったのだが、テドロスにはすっかり騙された。中国の犬だったとは。
ひところの逼迫した品薄は解消されたものの、ドラッグストアでも倍、アマゾンあたりでは5倍が相場になっている。これは希望小売価格の1.5倍~2倍にもなる。それでいて入手性はよくない。
もはやエタノールは使えないので、別のやり方を考えてみた。

虫除けミストは、アース製薬のサラテクト・ウォーターミスト、フマキラーのスキンベープ・ミストが競い合っている。いずれも30%タイプと10%タイプがある。
どちらも似たようなものなので安い方でいい。楽天のある店で、サラテクトが368円だったのでまとめ買いした。10本買うと、店頭展示用の箱ごと送ってきた。現在は扱いがない。

これは10%濃度なので、単純に倍に希釈すればいい。ただし、ディートが分離するかもしれない。どの程度まで希釈可能かの確認もしてみた。
結果的には、ただ水で薄めればOK、という結論に至った。等量であれば問題なし、さらに水を3割増しても溶解を保てることが判った。

表にするほどでもないが以下にまとめておく。

サラテクト溶媒様態濃度
2ml2ml溶解5.0%
2ml4ml薄く白濁3.3%
2.5ml4ml薄く白濁3.8%
3ml4ml溶解4.3%
サラテクト10%版の溶解の様子
溶媒には水道水を使っている。この夏は、1104円@1.2Lでなんとか越せそうだ。
コロナ禍下、非常事態下に於いて、1割り増しで済ませられれば上等だろう。

なお、スキンベープで同じ結果になるかどうかは判らない。
おそらくは大丈夫だと思うが、万一白濁したとしても、少量のエタノール添加で溶解させられると思われる。
もちろん、白濁のまま使っても、使用直前にしっかり混ぜるなど対処すれば問題ない。

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