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2024/10/28

古株には「ツーチンシャン」の方が通りがいいが、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)なるものが明るくなった。
夏には「この彗星は崩壊して消える」などという予測もあったが、アイソンの二の舞になることなく無事太陽をかすめて成長してくれた。

見えたという一報は10/2に聞く。明け方の低空に尾をたなびかせているという。その後数日なら見えそうだということで、翌朝出向いてみた。星はチラホラ見える空だったが雲に遮られる。その後は悪天候続き。
近日点を通過し、夕空に回った後は12日に見えたとの報。翌日観にいくがまた雲に。ただ、雲間に拡散した飛行機雲のようなものが見えた気がした。撮像を確認すると、辛うじて写ってはいる。
翌14日は天気が回復。高度もやや上がり、金星より高い位置になる。月はあるが、ふわっと伸びる尾が肉眼で確認できた。月に照らされた圏雲や、天の川より気持ち明るい、そんなイメージ。頭部は明るくなく、上方やや左にたなびくダストの尾だけが見える。肉眼よりカメラの液晶の方がよく見えた。
15日は下り坂。昨日の今日なので、彗星自体の見え方は変わらない。雲が多いがその分面白いかと、タイムラプス映像を撮ってみた。1フレームあたりは0.8秒露出。それでこれだけ写るので、それなりに明るいことがわかる。
その後は21日まで悪天候。高度はずっと上がったが光度はかなり下がっていた。
21日は空気が入れ替わってのスッキリとした晴れ。月もない。双眼鏡では彗星の形が確認でき、5°程度の尾も見えたが、肉眼ではどうがんばっても見えなかった。天竜のお山のような真っ暗な空なら存在は確認できたかもしれないが。

かつてのヘールボップのような、明らかな薄明中から見えた、誰が見てもすごい彗星とまではいかないが、ちゃんと尾を引いているのが肉眼で確認できる彗星だった。

以下は、13日~14日の固定撮影を紙芝居化したもの。
カシオEX-10で50mm相当、F2.1(開放)、ISO400、4s固定で撮影している。


2024/10/13~14 紫金山・アトラス彗星(紙芝居)

以下は、15日のタイムラプス。1秒インターバルで20fpsなので20倍速になる。
撮影時間は18時前からの1時間余。撮って出しの未加工。星がたくさん写って見えるが、動かないものは撮像素子のホットスポット。


2024/10/15 紫金山・アトラス彗星(タイムラプス)

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