今未明は、発達した低気圧から伸びる前線が通過し、かなり強い雷雨になった。真夜中に起きてしまったほど。それも朝には上がり、日も差してきた。
見上げると、台風一過よろしく足早に雲が飛んでゆく。ただし、のっぺりとした薄曇り。遠くを眺めると、1km先の山が消えそう……曇りではなく、猛烈な黄砂のようだ。曇りと違って、まったく斑のない白んだ空は、ちょっと異様な雰囲気。
報道によれば、県西部では視界1.8kmにまで落ちたとか。
足元を見ると、黒いプラ鉢やバラの新葉が、激しくだんだら模様。これからダコニールを掛けるというのに、もう済んでしまったような様相。せっかくなので顕微鏡で見てみた。
鉢の斑にセロハンテープを貼り、剥がしたものを100倍で観察。
画像ではいまいちだが、半透明の鉱物の中には、赤、緑、透明からオレンジへグラデーションのあるものなど、かなり綺麗。まるで宝石のよう。大きさは先日見たスギ花粉より少し小さいかなぁというレベル。
花粉はともかく、鉱物なのにこんな大きなものが飛んでくるのか? と視野を振ると、だいぶ小さなそこそこ粒の揃ったものも多く見られた。おそらくこちらが黄砂だろう。
400倍などでも見てみたが、たいして面白みはなかった。
空はどんどん改善し、午後にはかなり視界も良くなった。
since 2007.8 by K-ichi
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