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マガジンファイル背表紙 かつては、天文ガイド(誠文堂新光社)専用のファイルが販売されていた。水色地に白の「天文ガイド」箔押しがあり、6冊+臨時増刊1冊の半年分が収納できる。当初は600円、後に値上げされ、最終的には800円にまでなったと記憶する。古くは12冊用があったとも聞くが、その時代は知らない。
このファイルはだいぶ昔に廃盤となり、数年分の野積みに倒壊の危機が迫ってきた。そこで収納できるファイルを探すことにした。

まずは純正品を探してみる。
天文ガイドファイルには「株式会社テッサー」製造とある。社名でググってみると、文具製造卸などの会社がかかる。が、小売はしていない雰囲気。中古品を探すと、「いるか書房」でいくつか見つけたものの、タマ数は少なかった。

仕方がないので、代用品を探す。
あれこれ調べたところ、商品名は「マガジンファイル」が最も適当のよう。検索するとボックスものも掛かってしまうが仕方ない。ちなみに日本ファイルバインダー協会解説ページによると、求めるものは「ピン式ファイル」や「パンフレットファイル」が該当するらしい。中綴じの雑誌に、前者はピンを引っ掛け、後者はワイヤーを挟んでハードカバーにファイリングする。純正品は前者に当たる。ただ、これらはマイナーな商品のようで、リヒトラブ(F-1403)など現行のものはA4のみ、コクヨに至っては廃盤扱い。海外を当たってみても、目ぼしいものは見つからなかった。また、いずれも後者のワイヤータイプだった。
結局、天ガのB5サイズに合うのは、「三條紙器工房」と「信誠堂」の2商品のみ。これらはいずれもピンタイプになる。

ファイル背部の比較 純正品は、止め具幅が70mmある。70mmに対応するのは三條紙器工房のみ。ただ、純正品はややだぶつき感があり、またかつてのように定期的に「臨時増刊」されることもなくなり、さらには本体も薄くなってきている。測ってみると6冊で50mmそこそこ。信誠堂に問い合わせると、止め具の幅は55mmであるという。また、おそらく三條紙器工房のものと同等品、とのこと。なんとか収まりそうなので、価格が少し安く、クレジット決済ができ、送料無料条件の緩い信誠堂のものを購入してみた。

ちなみにamazonでも、送料等含めてまったく同条件で購入ができる模様。

実物を見ると、確かにそっくり。止め具の構造は少々複雑なのだが、三條紙器工房のWeb説明のとおり。止め具幅は55mmだったが、ピンの動く範囲は50mm。ハードカバーの内寸は65mm。このへんも、50mmタイプの説明と同じ。違うのは色だけで、ちょうど天ガ純正ファイルと同じ水色になっている。高さは少しだけ高いが、並べてみても違和感はない。

純正品と違い、止め具は総プラスチック製で解体できない。ピンを曲げて雑誌に引っ掛けて、自力で元に戻らせる仕組み。大丈夫か、と心配になるほど曲げなければならないが、ちゃんと戻ってくれる。横方向にしか曲がらないので、ピンを斜め横に向かせて曲げ上げて引っ掛ける。少しコツが要る。
ピンは12本付いている。6冊収めると幅に余裕がなくなり、余剰ピンを寄せておくスペースがない。背表紙のない本なので、1冊おきに余剰ピンを挟んでおいた。

このマガジンファイルは、天文ガイドファイルの代用になりそう。


2015/6/16追記:

何度かここで購入しているのだが、毎回粗品がついてくる(→画像)。
店名の入った0.7mm(?)のJETSTREAM。ただの油性ボールペンなのだが、使ってみるとただものではない。書き心地がすごく軽い。
消せるペンなど目新しいネタに目がいきがちだが、こういった当たり前を極めたものもまた好い。

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