上向きの椀状の花を着けるボイセンベリー。これにはバラゾウムシがよく集まる。吸汁されると、その先が萎れ枯れてしまう。
今年も既に被害が出ており、くったりしている蕾や新芽がある。バラならいくら殺虫剤を撒いても構わないが、ベリーは口にするものだけに、あまり撒きたくはない。とはいえ食われては仕方ないので、野菜等には適用のある殺虫剤を局所的にかけておいた。
インディアンサマーは順調に咲いている。赤色の抜けたファールゴールド(R. idaeus ※)も、蕾がかなり出てきている。毎年、出だしは順調。
ブラックベリー系は、小さく蕾が見え始めた。ソーンフリー(R. fruticosus ※)もエバーグリーン(R. laciniatus ※)も似たような段階。
自生種では、エビガライチゴ(Rubus phoenicolasius)とバライチゴ(R. illecebrosus)が、小さく蕾をつけ始めた。ナワシロイチゴ(R. parvifolius)は蕾を盛大に出し、今週中には咲きそう。カジイチゴ(R. trifidus)やクマイチゴ(R. crataegifolius)、トヨラクサイチゴ(R. × toyorensis)F2あたりは、実の形が見えてきた。残念ながらモミジイチゴ(R. palmatus)は、虫が少なかったせいかほとんど結実しなかった。
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
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