どうもこの季節の変わり目に、症状が出るような気がする。以前掛かった皮膚科モドキでは、調べもせずに否定されたが、もしかしたら既にキャリアなのかもしれない。
自生種、雑種、園芸種、続々と熟している。すべて8号鉢植えだが、そこそこの収量になりそう。
梅雨入りと同時に27日、クマイチゴ(Rubus crataegifolius)が熟した。
トゲは鋭いが、鉢植えでもよく生る。食味もよい。適度な剪定と多少の施肥で栽培は容易。
30日。コジキイチゴ(R. sumatranus)が熟す。
生るのは生るのだが、すべて完熟まで行かないのは相変わらず。新しいシュートもまだ出ない。原因は不明。
キイチゴの鉢は、基本的に日当たりのいいところに置いている。いくつかの自生地を見た感じからして、もしかしたらこれが拙いのかも。
同日、裏山でモミジイチゴ(R. palmatus)を眺めてきた。
道路側に枝垂れ、その下にオレンジ色の実をたくさん着けている。クサイチゴ(R. hirsutus)も同居していた。
6月に入り4日にはコジキカジ(R. sumatranus × R.trifidus ※※)が熟した。
母のコジキイチゴと父のカジイチゴ(R. trifidus)は、ともにオレンジ色に赤味が差す粒。前者は粒が大きく、ごく普通のキイチゴ状果。後者は小さい代わりに量が半端でなく、袋状にふくらむ。コジキカジは粒の大きさはカジイチゴ様だが、歯抜けのため、どちらに近いとはいいづらい。全体の形状は、コジキイチゴをやや感じる縦長。
時を同じく、カジモミジ(小葉)(R. trifidus × R.palmatus ※※)も熟した。
ヒメカジイチゴ(R. × medius)株を除く、カジイチゴとモミジイチゴの交雑株の中で唯一の結実。これも歯抜け。粒はモミジイチゴ似、オレンジ色で赤点なし。粒は大小さまざまで、種子はわずか8粒。
ニガイチゴ(R. microphyllus)も徐々に熟れている。つぼんだ萼が徐々に開き、赤味を増しつつ出てくる。白いのは既に実が落ちた果托。
12日、5日に交配したカジナワシロ(R. trifidus × R. parvifolius ※※)が熟す。開花施術から40日前後。
結実しなかったり、発芽しなかったりで、現在は小さな芽が一つ得られているのみ。今回も成績が悪ければ、自然界では基本的に発生しないということで結論付けてよいかも。
6月初旬には、ボイセンベリー(R. ursinus × R.idaeus ※)、及びラズベリー(R. idaeus ※)のインディアンサマー、ファールゴールドも熟した。
ボイセンは蕾時の殺虫処理が上手くいったようで、今年はよく生っている。
ブラックベリーの、エバーグリーン(R. laciniatus ※)、ソーンフリー(R. fruticosus ※)は若実の状態。
学名出典:
無印……YList
※……Wikipedia キイチゴ属
※※……文献無し
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