since 2007.8 by K-ichi


届いた
(封筒とamazonの箱は関係ない)
KENWOODの水平掃引が壊れてしまったので、RIGOL DS1104Zを買ってみた。
中国製のデジタルオシロスコープで、100MHz、4ch。10万円弱。

ひとつのカテゴリになりつつある、格安中華オシロ。100MHzクラスのデジタルオシロが3万円台から買える。ATTENOWONなどが、ググるとよくかかる。
オシロメーカというと、テクトロアジレント、KENWOODの成れの果てのTEXIOなどが浮かんだが、見てみるとやはりお高い。
とある掲示板で聞いてみると、RIGOLあたりがよいのでは、とのこと。初耳のメーカだが、結構なラインナップを持つメーカっぽい。大手のエントリーモデルのOEM元、という話もある。


RIGOL中心にいろいろ物色してみる。rigolna.comが見やすい。
使っていたCS-5260は、2chの60MHz。ちなみに10万円台後半だった。

帯域100MHzという数字は、NA 100ps/Lにも似た、スペック厨をくすぐる魅力がある。4chというのにも惹かれる。プローブがもう一本あったら、と思ったことも多い。アナログプローブで鵜匠もしてみたい。
廉価品の多くは、1GSa/sクラス。そう価格差なく、2GSa/sのものもある。メモリ容量に差があったり、表示画面の質が違ったり、ロジアナ付きだったり、とことん廉価にこだわったり。選り取り見取りなラインナップ。

従前使用機より劣る点が目に付くとつらいので、DS1074ZおよびDS1104Zあたりを選ぶことにした。70MHz若しくは100MHzで、4ch。1GSa/sだが、画面が大きくきれいな表示ができ、メモリも多め。価格は、100MHzでも830USD。


RIGOLは日本法人を持たない。代理店はリーダー電子だが、DS1000Zシリーズは扱いがない。
とりあえず型番でググると、独BATRONIXとか、米TEquipment.NETとかが挙がる。他にいくつかの独勢に混じって、西AD INSTRUMENTSなどもある。世界版楽天のようなAliExpressもあるが、この手はとりあえず除外。

いずれにせよ英語での購入になりそうだったが、DS1074Zで調べると日本語サイトが2つ掛かってきた。mobile-accessory-netElectronicsDIY5 web shop。とりあえず安い方の後者に問い合わせると、DS1104Zも扱えるとのこと。価格差も小さい。
個人経営っぽく、特定商取引法表示も端折ったりしているが、メール返信は詳しくまじめな雰囲気。ここで頼むことにした。

発注後のメールもこまめ。代金振込後、1週間ほどで届いた。
このショップは、中国企業を経由して輸入し、動作確認やファームのアップデートを行い、マニュアル類などを焼いた独自CD-Rを添付したうえで送ってくる。発送地は福岡県小郡市。以後のサポートなども引き受けるという。輸入代行というよりは、代理店的なスタンスと見てよさそう。

中国企業経由のためか、付いてくるマニュアルの冊子は簡体中国語版。表紙には「DS1000Z系列 数字示波器 快速指南」とある。同じ漢字圏。これでも意味が解る。
オシロはオシロなので、マニュアルも読まずに適当にいじってみる。プローブを組み立ててつなぎ、電源を入れると、静かに内蔵ファンが回り始める。ピカピカとボタンが光ってまわり、大きめなリレーの音がカチカチカチ。
とりあえずプローブの校正をしておく。


激しい箱潰れ……

箱を開けるとプチプチでみっしり

プチプチを取ると意外とスカスカ

内容物一式

プローブをつないだ御本尊

CALにつないで[AUTO]押下

アナログオシロとは奥行きが違う

動くようなので、既知の信号を見てみる。MSXのカートリッジバス(MSXturboR FS-A1ST)や、PICのLFSRライン出力などをつないでみる。PICは、転がっていたものをそのまま使用。おそらく1年前に実験したもの。

アナログ時代は、波形を取り込むために管面撮影をしていた。カメラを固定し、部屋を暗くし……デジタルでは、これが不要になるのがうれしい。
FFT機能まであるので、PCに取り込んで演算するために信号を音声帯域に収める、などする必要もなくなった。DCで計測できるので、低周波の矩形波も、ちゃんと矩形波に見える。

表示画面は、USBメモリに取り込んだり、プリンタで直接印刷したりできる。PCに取り込むには、LAN若しくはUSB(ケーブルが同梱)で接続し、Ultra Sigmaという専用ソフトで行う。
Ultra Sigmaを使うには、まずあらかじめNational Instrumentsのランタイムをインストールしておく。その後で、RIGOL添付のCD内の、\SOFTWARE\Ultra Sigma(PC)Installer.rarを展開し、setup.exeを実行、インストールする。
Win7(Pro 64bit)には、RARを解凍する機能がなかったので、Lhaplus v1.59を導入してこれで行う。
デフォルトでは、取り込んだ画像は、インストールフォルダ(C:\Program Files (x86)\RIGOL\Ultra Sigmaなど)内に保存される。同じ内容のものが、bmp、jpeg、pngの各形式で保存されるが、可逆圧縮(無劣化)なpngだけあれば事足りる。


R800モードのリフレッシュ
上から、CLOCK、M1MREQRFSH

R800モードのリフレッシュ
33kHz台~35kHz台で振れる

Z80モードのリフレッシュを含むサイクル
サイクル長がバラバラなのでダブって見える

Z80モード(単発掃引)
XOR A とか

Z80モード(単発掃引)
LD A,0 とか

Z80モード(単発掃引)
DJNZ $-1 とか

PICからのライン出力をFFT
100Hz駆動LFSR

以下、YouTubeにあったDS1000Zシリーズ関連の映像。
画面表示の品質の比較。


アジレントとDS2000系とDS1000Z系 (上位機種との比較)

Ultra Visionか否かの違い (下位機種との比較)

3 件のコメント:

ma- さんのコメント...

私も同じくElectronicsDIY5 web shopさんで、DS1054zを購入。
メールの返信も早く、商品入荷のメールも入れてくれて、安心して取引できました。

K-ichi さんのコメント...

その機種、バカ売れらしいですね。
ハードウェアは1104Zと同じなのに価格は……という噂も。

匿名 さんのコメント...

香港のtoolbooからDS1054Zを直輸しました。このとき対応が丁寧だったのでRigol DP832も購入しました。 (Gachon

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