平成最後の日の出@浜松市北区
平和を願い、国民に寄り添うことを務めとしてきた平成天皇。高齢により職務遂行が難しくなることから譲位を望み、それが果たされるときがきた。
ただ昨今の「平成最後の○○」「新元号、令和」など、年の瀬を思わせるようなお祭り騒ぎを見ると、喪に服することなく代替わりすることにより、国民を元気付けるイベントになることを見越していたのでは、とも勘ぐってしまう。
特例法を作る際には、「天皇は死ぬまで祈っていさえすればいい」なんて反対する人もいたわけだけれど、いまの賑わいをどう見てるんだろう。
さて、日の出。本来は4月30日になるわけだが、生憎の荒天の予報。29日も曇り。浜松市北区では、28日が見ることのできた最後の日の出となった。
寒波が訪れ、西高東低の気圧配置。久々に一桁の最低気温、そしてこの強風。しまいかけたダウンジャケットを引っ張り出しての撮影になった。
じつはこの日、先の記事で書いたとおり、バラ谷の頭ではダイヤモンド富士となる。
今回の撮影地は浜松市北区、陣座峠付近。静岡県内でダイヤモンド富士(お鉢に日の出が少しでもかかる、と定義)の見られる最南の地になる。夏至の頃には、太陽はずっと北に移動し、富士山の位置まで動いていることになる。
撮影機材は、カシオ EX-10。f=50mm相当、-2.0EV、Pモード下でMF設定にし∞に手動合わせ、とした。
以下に、当地での日の出予測、および同タイミングでのバラ谷の頭での日の出予測図を貼っておく。いずれもf=50mmの設定。
とある掲示板には予報をあげてみたけど、見られた人はいたのかな……
この予測図は、カシミール3Dによる。冒頭映像は、AviUtlにて作成。各所で使われている手書き風フォントはあずきフォントになる。
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