since 2007.8 by K-ichi

どこで見たかもよく憶えていないほど、まったく期待していなかった。


スイカ & おいしく割れるレモン
50円値上がりしたものの、まだまだお値打ちなカインズ版ポッカレモン(おいしく割れるレモン、POKKA LEMON)。常備調味料の一角を占めているのだが、スイカを前にふと思い出した。
そういえばレモン搾りかけるとか言ってなかったか? イタリアーノ、マンマミーア!(てきとう)」

スイカの薄ら甘い汁が酸っぱくなって、レモンの匂いが着いて、檸檬風味の西瓜になるだけだろう、とは思いつつも、実験はしてみなければ判らない。
小皿にレモン汁をとり、かるく潜らせて食してみる。

一口食べてびっくり。
舌に触れたときの刺激、ほのかな酸味が微炭酸を思わせる。炭酸ではないので、過剰な喉への刺激や、鼻が痛くなるげっぷも出ない。所詮はスイカなので、炭酸飲料にありがちな甘ったるい後味もない。
味も立体的に感じる。甘さと酸味がほどよく引き立ち、そしてそれは爽やか。語彙が足りないのが残念。ちょっとこれはヤバイ。
8/20追記:しっかり冷してたっぷり掛けると炭酸風。そこそこなら甘酸っぱい新しいフルーツ風。

スイカやトマトに塩をかけて食べる習慣がある。塩味が甘みを引き立たせる、ということだが、個人的には好きではない。
引き立つといっても元々ある要素であり、それ以上を求めればしょっぱくなる。なんとなく「重い」味にも感じる。いいものは新鮮なうちに、そのまま頂きたい。
そんな人間でも、スイカにはレモンを必ずかけたい。

レモン汁は、食べる直前に、掛けるなり潜らせるなりする。時間を置くと、表面にかかったものは流れ落ちてしまう。4時間ほど寝かせてもみたが、浸透とか熟成とか、そういう類の現象はない。
量は加減すればいいが、染みこむわけではないので、だいたい満遍なくかかればいい。

ちなみにこのネタは、NHKのガッテン!で放送されたもの……だったと記憶するが、公式Webには載っていない。
現時点では、とある中華な投稿サイト(Wikipedia)に動画がある。この動画の2:00頃からがこのネタになる。イタリアというより、シチリア島の食べ方らしい。

ググってみると、4年も前の記事が見つかった。ロケットニュース24によるもので、こちらはイタリア料理店のシェフがネタ元、とのこと。

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